実況アナウンサーのお仕事をされている生徒さん。
人前で話すことが多く、また、ラジオ番組やテレビ等で話すこともあるため、滑舌トレーニングをオンラインにて行なっています。
業種はお伝えできませんが、海外のレース関係のお仕事をされているため、そのお仕事に向けトレーニング中です。
海外の方を紹介する時の名前が結構難しく、舌を噛みそうです。
毎年、出場者の名前が入れ代わり、立ち代わりしますので、出場者の名前も練習します。
レッスン当初は、「さ行」や「ざ行」がとても言いづらさがあり、滑舌を良くしたいとお越しになりました。
さ行が言えない原因は、【滑舌の専門家が分析】「さ行」が言えない5つの原因でもご説明しています通り、「s」の舌の位置の間違いにより起きています。
さ行で息漏れがある場合には、下記をご参照ください。
原因により、治し方も様々ありますが、生徒さんの場合には、「s」のアゴの合わせ方、空気の出る方向に間違いがあり、不鮮明さが出ていました。
また、レースということもあり、テンポとスピードが必要なので、ちょっとでもズレると「ドゥルルル~」と噛み気味。
最近では、瞬時に正しい位置に合わせることができるので、難しい名称や名前が来ても、なんのその。笑
難しいお名前、どんとこいです。笑
また、ニュースキャスターの生徒さんの時と同じで、今週の発音のトレーニングの状態により、次の週のお仕事の発音に直接影響がありますので、トレーニングはとても気を使います。
さ行の「s」の息の量が少しでも強い場合には、空気の量を調整しますし、発音が重い場合には、舌の位置のズレが生じていますので、元の位置に戻すトレーニングを行います。
微妙なズレで、お仕事先での、発音のしやすさや明瞭さが変わってくるため、特に慎重に。
お声の響きも合わせてトレーニングを行なっていますので、レースの際に声が甲高くならないよう聞いている視聴者の方に聞こえが良いように、調整を行います。
滑舌トレーニングの後には、
「今日も、舌、結構きてます。」と鍛えた感抜群です笑、と生徒さん。
その状態で、仕事の原稿を読むと、
「言いやすいです。本番も、このくらい楽に言いたいですね。」と、とても聴き心地の良い声と発音になりました。
ヴォイスレッスンジャスのトレーニングの特長でもありますが、根本的に舌の位置を整えると、文章の練習はしなくても、読みやすくなるものです。
週末に番組をチェックすると、
ブラボー!!!
練習の成果がバッチリと出て、スタート時の声や、名前の紹介も、とてもスムーズでした。
ホッと一息つく間もなく、次のレースを控えているので、ちょっと怪しい部分は、次回までに克服必須です。
引き続き、お仕事先で活かせるように、滑舌トレーニングを頑張って頂ければと思います!
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