ゴルファーを笑え -5ページ目

エアコン無しの車って……知ってる?

 今日もピーカンだぁ、グリーン刈りだぁ。アウトコースへ。


 2番ホールを刈ってると、キーパ登場。何か急用でも、と思って機械を止めると、「いい、続けて、終わったら水撒くから」。

 暑いからネ。

 「昨日、コンピュウター、セットしなかったの?」(最近のゴルフ場は、管理棟にパソコンがあり、ここで散水の集中制御をしています。時間等セットしておけば、自動散水してくれます。)

 「パソコン、壊れた」

 「壊れたって、これから毎日ですよ、毎日寝ずに出勤して、手動で撒くの?」

 「オレの体が壊れたら、シバトビさん、頼むわ」

 「ッタクー」


 キーパーはそう言って、ティーグランドの方へ消えました。乗ってるカブがかわいそう。象が単車に乗ってはいけません。壊れるのは、キーパー、あなたの体ではなく、カブ号だと思いますよ。うしろ姿を見るたびに、オイラ、しみじみ思うのです。ア~ア。


 刈り終ってラッピングしてると、またまた象、失礼、キーパー登場。

 「ワリ-んだけどさぁ、これから支配人とNゴルフクラブまで行ってくれる。」

 「NってあのN?」

 「そう」

 「片道二時間はかかるよ」

 「残業つけるからさぁ」

 「キーパー行けば」

 「本当はオレが行かなきゃなんないんだけど、ちょっと客が来るんだ。」

 「ショーガネー、行きますか。」

 「頼むわー、あっそう、車のエアコン壊れてっから、宜しく。」


 そう言い残して、象はサッサと事務所へ。


 フザケルナー、殺す気か、さっき温度計見たら、午前九時で33度だぞ、往復四時間、ドースンダヨー。


 車内は地獄でした。支配人も黙ったまま。オイラも沈黙。コンビにで涼んで、また運転。もうヤダ、ゼッテェー引き受けネェ。そう悪魔に誓いました。


トンビが一羽……暑くないかい

  朝からピーカン。暑くなるでー。


 急に温度が上がってしまったので、グリーンの穴あけは延期。グリーン刈りもナシ。エ~、無しかよ。いいのかい、芝伸びてるぜぇ。


 でも人がいないのです。お客様ごめんなさい。てなわけで、NとIはタンク車でグリーンの薬撒き、オイラとHさんはカップ切りとなりました。

 このところグリーン刈り専門だったから、久しぶり。カップカッターを手にして、いざアウトコースへ。一番グリーンへカッターを入れると、切れねー。ナンダ、ナンダ、ってカッターの刃先を見ると、ツルツルの丸々。刃が消えちまって、ただの鉄の管になっちゃってます。こんなの安いんだから、新しいの買ってよー。

 しょうがない、力業です。力を入れて、グイグイとグリーン面に押し込みます。疲れます。


 4番グリーンに行くと、ここに縄張りをはっている鳶がアプローチに鎮座してました。近くで見るとかなりデカイです。食い物に不自由はなさそう。でも時々、カラスに追いまわされたりしてます。強いのか弱いのかわかりません。外見は強そうだけどなぁ。

 近づいてもこちらを見るだけで、逃げません。オマエさん、そんな羽毛を着て、暑くないかい、と声を掛けたのですが、返事はありませんでした。当然か。


 その時ヒラメキました。芝生のトンビ。オイラ、いまだに名前がないのですが、いつまでも漱石の猫のままというわけにもネェ。これにしましょう。芝生のトンビ。略して、シバトビ。どうです、いい名前でしょう。これからはシバトビと名のりますので、ヨロシクネ。



 カップ切りが終わると、いつものようにティー刈りとアプローチ刈りです。

 15番のアプローチを刈っていると、お嬢様二人組登場。最近増えました。女性のツーサム。パッティング中、例によってエンジンを止めて見ていると、約5メートルのパット、ボールの後ろにしゃがみこんで、真剣にラインを読んでいます。いいですよぉ、どうぞごゆっくり。ファーストパットは少し届かず、1メートル弱に寄りました。

 すると、またしゃがみこんでライン読みです。さっき見てただろう。サッサと打てよ。それになんだよ、そのしゃがみ方、そりゃー便所座りじゃねえか、もうチョットスマートにできねぇのか。

当然、入りません、ハズレです。



 次は16番のティー刈り。男四人組み登場。今日のティーは、いつも使っているティーグラウンドの一段上にあります。カートを降りて、少し上らなければなりません。看板も出ています。

 でも、四人組はきづきません。誰一人カートから降りません。そのまま坂道を下って行ってしまいました。どうするのかと見ていると、下った先にあるレディースティーから打ってました。

 坂道を上がってくるのは辛いんでしょうね。カートはバックできないしね。デモさー、それでいいの、アンタ、ゴルファーでしょ。歩けヨ!

台風ゴルフはポロシャツで

 台風七号です。当然、雨です。風はたいしたこたぁないみたい。でもそれなりに吹いてる。


 出勤すると、キーパー、ニッコリ笑って「グリーンの穴あけね」

 オイラ、「いい考えだ、お客はいないだろうから作業は進むし、豪雨は地中深く浸透するし、まさにグッドア     イデア」

 キーパー、「そういうこと、早く砂もまきたかったしね」

 オイラ、「でもさぁ、オイラ達、パンツまでビッショリになりますぜ。」

 キーパ、「風邪ひくなぁ」

 オイラ、「そういうことじゃなくて……」


 てな具合で作業開始。でも、機械庫に行ってビックリ。使用する機械(三台使う)のうち二台の前輪がパンクしてて、一台はエンジンをかける紐が切れて使えない。

 そこでTさん、「大丈夫、タイヤは空気入れれば、一日はもつから。紐は直ぐ付け替えるから」。こんな機械でいいのかい?

 まあイイかってな感じで、まず、グリーンセアというエアレーション(グリーンに穴を開ける作業)用の機械に、タイン(ドリルのさきっぽみたいな爪)をつける。今回はコア(土や砂の塊)を抜かないので、無垢刃の十字タイン(説明省略)。


 そこへキーパー登場。「九番のカップ、水が浮いてるから、切り替えてきて」。オイラ慌てて九番グリーンへ。もう水が浮いてます。一番高い場所へカップを移動させます。どう見てもボールは転がりそうもありません。はっきり言って無理です。こんな日にゴルフをするなんて、アホウです。


 機械庫へ戻ると、まだ紐がつきません。

 Tさん、「ダメだコリャ-、エンジンかかんねぇ。」

 キーパー、「独楽に巻きつけるようにしてさ、こう……」

 紐が切れる。

 キーパー、「そうかい、わかったよ、みんなやるきねぇだろ、もういい」

 オイラ、「もういいって、そんな短気おこしちゃぁ、ねぇ。もう一回やってみっから」

 キーパー、「いい、もういい、グリーンのボールマーク直しね、それでいこ」


 キーパー去ってから、Tさん、「親方怒っちゃったよ。最近、カリカリしてねぇか。」

 Kさん、「上からガンガン言われてんだろ」


 アウトとイン、二手に分かれてボールマーク直しに行く。最近はボールマークを直さない人が多くて困ります。ルールブックにも書いてあるだろぅ。修理はプレーヤーの責任ですぜ。それをゴルフ場のセイにするなんて筋違いってもんだ。

 最近のようにちょっと雨が降ると、グリーンは柔らかくなるから、ボコボコにボールの跡が残ります。でも誰も直さない。知らんぷりだ。いい気なもんだぜ、マッタクヨー。グリーンフォークすら持ってないってんだから、呆れるゼ。

 たまに直した跡があるけど、これが最悪。直し方も分かっちゃねぇんだ。あれじゃぁ、芝枯れちまうぞぉ。もっとも、最近ゴルフを始めたヤツラは、キャディ付きのゴルフを知らねぇっていうのがいるからね。誰からも直し方なんて教わってねぇんだろうな。

 途中、マスター室のI老に会う。「今日はキャンセルで、客はいないんだろ」と聞くと、四組コンペがあるとのこと。ちょいとビックリ。I老は排水マスの点検でした。

 

 午後一、17番グリーンに行くと、いました。例の四組コンペ。バカだネェ、ヤツラ、傘もささず、カッパも着てません。普通のパンツに普通のポロシャツ。しかしやけに明るい。コイツラ、何者だ。パットも平然とゆっくりやってる。どしゃ降りだぜ。もっと嫌な顔して、そそくさとやれよ。でもコイツラ、ニコニコしてる。楽しそう。

 次の組も同じ。ただ一人女性だけは、さすがにカッパ着てる。全員二十代とはいえ、元気過ぎ。呆れました。でも、チョット羨ましかった、かな。

 

もう夏休みだったのネェ

 朝目覚めると本降り。こりゃー一日雨かぁ、って思ってると、出かけるころ(五時ごろ)にはあがってました。


 グリーン刈りは、インコース。今日も早朝プレーがおりました。若いカップル。芝はあまり伸びてない。元気ないねぇ。肥料切れか?

 二時間かけて、10面刈って帰ると、今度は歩きのグリーンモアを軽トラに積んで、14番へ。ここだけテンポグリーンなので手刈りです。九月には立派な本グリーンが完成するよていですので、もうしばらく我慢してください。と、会社は言ってますが、我慢なんねぇよな。こんなチッチャナグリーンなんて見たこたぁねえぞ、お客の目がそう言ってます。



 大急ぎで刈り込むと、ホット一息もせず、管理棟に帰ってラッピング。今日は午後会議があるので、忙しいのです。



 ティー刈りに出ると、11番で珍しい三人組と遭遇。三十台前半のパパとチビッコ二人。お姉ちゃんが小学四年生くらいで弟は一、二年くらいかなぁ。ゴルフ場に子供はあまり来ないからねぇ。いつの間にか、もう夏休みだったんだねー。

 このガキンチョが上手い。お姉ちゃんは150ヤード、チビ助は120ヤードくらい飛ばす。チビ助は素振りで一回大ダフリ、するとパパは一言叱って、目砂。いいですねぇ。でもチビ助本人にやらせた方がもっといいかも。

 グリーン上では、パパはせっせとピッチマーク直し。一つ、二つ、七つも直してくれました。いいですねぇ。親の鏡、子供の手本。日頃クダラネェおとなバッカ見てると、な~んか爽やかです。


 追っかけて12番へ。パパはバックティーから。あーら引っ掛けちゃいました。OBです。二人のガキンチョ大ハシャギ。「ワホー、OBだぁ」

 パパは黙って暫定球。いいですね。何でも言える親子関係。しかめっ面して、ただ怒るだけの親っていうのはよくいるけど、この子達は屈託がない。きっといいゴルファーになるよぉ。

 このホール、お姉ちゃんはパーでした。他の二人は分かりません。チビ助は6かな……。



 さあ、会議です。働け、もっと働け、休日返上してでも仕事を片付けろ。そんな話です。誰も聞いてません。バカ言ってんじゃねえよ。これ以上どうしろってんだ。みんなそう言ってました。望みを叶えたければ、金を出すか、人を増やすかだよねぇ。

 

今日が大暑だってさ

 六時ちょい前から小雨。涼しいぜ。

 

 グリーン刈りに出ると、例によって早朝のお客。オジョウサン、早くカッパ着たほうがいいよ。こういう雨は濡れるよ。風邪ひくぞ。


 日照が減ると、途端に芝は元気をなくします。萎れちゃうよねぇ。早く太陽出ないかなぁ。去年とは大違い。これだから青物栽培は難しいんだよね。キーパーも目砂を入れたいと言ってるけど、どうもタイミングがねぇ……。


 お客と追いかけっこをしながら、無事グリーン刈り終了。その後、モア(芝刈り機)のラッピング(刃砥ぎと刃合わせ)。

 今ではお手の物だけど、最初はテコズッタね。なかなかうまい具合に刃が合わなくてさ。刃が軽く回転して、なおかつ芝が綺麗にカットできるように。切られた芝が切られたことに気付かないくらいサット切れるように。芝が痛い思いをしないように。「オマエは既に切られている。」と言われて、初めて芝が気付くように。最初のうち、先輩たちからいろいろ言われました。懐かしいね。



 そこへキーパー、手にクッキー持って、牛のように登場。

 「これあげるから、8番にネットはってくれ。」

 「8番?どこぉ。」

 「アプローチのとこ、芝はったとこ。」

 「クッキーだけ?コーヒーは?」

 「ない、自販で買って。」

 「杭、打ちます?」

 「いい、芝の上に置くだけでいいから。そこのネット、二枚で足りると思うよ。」

 「ヘイ。」


 お客の隙を縫って、畳ほどの大きさの樹脂製のネットを二枚張ります。アプローチの一部がハゲハゲで、土が剥き出しなもんですから、芝張ったんですね。でも、その上をどうしても歩いちゃうんですねぇ、お客が。青杭打ってあるんですけどね。だ~れも青杭の意味なんか知らないんだろーな。み~んな無視。土足で(当たりまえか)ヅカヅカ。

 そこで、歩かれてもダメージが少ないように、ネットを置くわけです。網目5センチ角、樹脂の太さ15ミリ、けっこう太いです。

 でも、ダメジャーン。キーパー、全然たらネェよ。結局、5枚張りました。芝を大切にね、お客さん。



 午後は健康診断。

 ナンテコッタ、体重増えてる。こんだけ一生懸命汗流して働いてるのに、愕然。まーたキーパーにイジメられるじゃん。ヤベー、内緒にしとこ。

また~ですか、トホホ

 昨日の記事ですが、また保存できませんでした。トホホです。どうしてなんだろう。書き直します。ゴメンナサイ。


 え~と、天気はどうだったっけ。もうボケてるぞ。朝のうちちょいと曇ってたかい。

 とりあえずグリーン刈りだ。でも一人、Iさん体調不良で休みだと。たった三人のコース管理なんて、しかも夏真っ盛りのこの時期に、ありえねぇ。たった三人でコース全部の芝刈りですよ、そんなゴルフコース他に在ります?


 オイラはとりあえず、アウトコースのグリーン刈り。今日は早朝のお客がいないので、スムーズに仕事が進む。

 管理棟に帰るとラッピング。そこへ一台の大型トラック。肥料(鶏糞)を山積みして入ってきました。一袋15キロを700袋。15×700、おーと重量越えてねぇか。大丈夫かい。

 それを運転手一人で下します。ウチにはフォークリフトなんていう洒落た機械はあーりませんから、全て手作業です。キノドクとしか言いようがありません。そして、そして、これをトラクターに積み込んで、手で持ち上げて積み込んで、コースにばら撒くのはオイラです。キノドクとしか言いようがありません。


 ラッピングを手早く済ませ、次はアプローチ刈り。刈る面積はたいしたことないんですが、場所がグリーン近くなのでなかなか厄介な作業です。エンジンがディーゼルなんで、パッティングが始まるとエンジンを切らなければなりません。バットが終わったところでエンジンをかけ、刈り込みを始めるわけですが、グリーンに旗が立つと、今度は後ろからボールが飛んできます。目の前にコース管理の人間がいようとお構いなしにボールが飛んできます。もちろんコッチもお客にお構いなしに刈り込みます。横目でボールの軌道を見ながら、瞬時に落下地点を判断しながら、刈り込むわけです。判断を誤ればボールにブチ当たります。当たれば悪いのはコッチです。なんか割に合わないねぇ。


 で、15番アプローチを刈っていたところ、お客さん全員がグリーンにオンしたのでエンジンを止めました。グリーン手前5メートルくらいかなぁ。一人が真向かいの奥からボールを打ちました。奥から下り傾斜なので、お客も慎重に柔らかく打ったように見えました。つまり、ナイスタッチだと思ったのです。ところがです。ボールはカップを過ぎても止まらないのです。トロトロと転がり続けます。そしてついにグリーンからこぼれてしまいました。でも、止まりません。行く先はオイラの機械です。

 「まずい、逃げるか」

と思ったのですが、もう手遅れ、間に合いませんでした。コツン、です。ボールの持ち主が来ました。

 「速いネェ。10フィートぐらい?」

 「速いですか」

 「ウン、なかなか良い転がりだよ」


 そこでオイラは機械を移動させました。お客の言った「10フィート」というのは、スティンプメーターの数値です。でも、ウチにスティンプメーター(ボールの転がり易さを測る道具)はありません。キャディマスター室にプロがいた頃、頼まれてキーパーが手製のヤツを作ったのですが、すぐに廃棄処分となりました。だからオイラには返答のしようが無かったのです。

 最近、グリーンの速さを表示するゴルフ場が増えてますが、あんなもん信じちゃイケマセンゼ。こう言ってやりたかったんですけどね。あんないい加減な道具はありません。グリーンの速さは、あくまでも自分でボールを転がして、自分の目と耳と手先で感じとるもんですヨ。



 昨日の記事は大体こんなもんでした。ちょっとハショリましたが……。



 さて今日です。今日は一日ドンヨリとした曇り。人間様にはすごしやすくてありがたいんですが、芝にはチョットネ~。

 さて、例によってグリーン刈り。何はさておき、グリーン刈りです。刈り終わると、オイラはティー刈りとアプローチ刈り。つまり一日中、芝刈りです。ダンダン、ウンザリしてきます。歩かないので、足はヨタヨタしてきます。健康に良くありません。


 今日3番ティーで見事なダルマ落としを目撃しました。まさに狙いすましたように、ティーペグだけを打ち抜き、クラブはボールにかすりもしませんでした。オミゴト。拍手でもしてやろうかな、と思いましたが、ヤッパ止めました。

 他の三人もシーンとしています。手をたたいたり、腹を抱えて笑い転げるヤツが、一人ぐらいいてもいいのに、誰一人声を出しません。きっとお偉いさんだったんでしょうね。

 その「偉い人」は、目の前に一歩も動かず止まっているボールを無言でまたティーアップして打ちました。それってズルじゃないの。オ偉いさんはズルしてもいいんだぁ。で、今度は少しだけクラブの上っ面に当たりました。そう、ドテンプラです。30ヤードくらい飛んだかなぁ……。

 最後にウェアーも特筆もんなんで、書いとこぉ。帽子はストローハットね、そして真っ赤なピチピチのポロシャツ。パンツは白のダボダボでベルトも白で二昔前に流行った太いヤツ。スッゴイですねェ。


イイゾ~、ヤレ-、もっとヤレ-、でも後ろには挨拶なしかよ

 日曜、水曜はオイラの公休日。したがって、ブログもお休み、なんだけど、今日もゴルフに行ったから、例外の番外編ということで……。


 朝のうち曇り、ちょいと涼しいくらい。こりゃー68くらいの好スコア-も夢じゃねぇぞ。てな意気込みでゴルフ場に向かいました。


 フロント横のソファーに座って仲間の到着を待ってると、若いカップルが受付に。オニイチャンの格好にはブッ魂げました。裾出しのポロシャツ、ベージュの短パン、そしてそして、素足に真っ赤なサンダル。ここは何処?もしかしてビーチかい?いやぁ~驚きました。日本のゴルフ状況はここまで来てたのね。左手に持った汚ねぇ剥き出しのゴルフシューズを見ると、ゴルフに来たんだよなぁ。わっかんねぇ時代になっちまたぞー。


 そんな話をしながら仲間と練習グリーンに向かう。アヤヤ-、またもやビックリ。なんとなんと高麗グリーンじゃあーりませんか。久しぶりです。確か去年は一度もお目にかからなかったから、二年ぶりですか。ボールを一、二度転がしたところで、今朝見た夢は捨てました。無理です、68なんてスコア-、絶対無理。今日はショット練習に徹する。そう誓いました。



 しかし、コース管理の立場からすると、ベントと高麗の2グリーンは羨ましいかぎりです。なんてったって、管理が楽ですもん。ベントのワングリーンなんて、日本の気候条件に合ってませんテ。今の時期の蒸し暑さが二、三日続いてごらん。ベント芝なんて、もうヘロヘロです。生きているのがヤットといった情けなさです。そこを無理やり肥料を食わせたり、水をガブガブ飲ませたり、病気が発生すれば薬を撒いたりして、なんとか延命させてるわけです。

 ここもたぶんベントがヘバッテきたんでしょう。少しお休みね、ってな感じで高麗を使わせるわけです。高麗は暑くても元気ですから。でも、オイラ、高麗は嫌いです。だってボール転がんないもん。突然ブレーキはかかるし、急角度で曲がるしさぁ。下手な運転手じゃあるまいしねぇ。この二律背反、悩みます。



 1番ティーに行くと、前の組は受付で見た例のカップルでした。当然、ヘタッピーでした。ア~ア、素振りでターフとんなよなぁ。芝が泣いてるぞー。



 午後のインコースで事件が起きました。二ホール目。オイラが2メートルのパーパットを外し、OKをもらってカートに向かったとき、遠くからキャディ(たぶん)さんの遠吠えが聞こえてきました。

 「危ないヨー。声だしてー。」

 目の前の12番ティーグランドにはオニイチャンが立ってます。続いて男の声。内容はよく聞き取れません。すると、オニイチャン。

 「スイマセ~ン。」大声で応えました。また聞き取れない男の声。

 「スイマセ~ン。」オニイチャンが応えます。

 どうやら打ち込んじゃったのネ。12番ティーから左に引っ掛けたドライバーを打つと、13番のレギュラーティーです。250ヤードくらいかな。オニイチャン、ヤッチマッタのネ。

 オニイチャン、歩き出しました。どうやらボールが当たったようです。ドンドン歩いていきます。とうとう13番ティーまで辿り着きました。謝罪しています。イイゾ~、ヤレ-、ヤレ-。ワレワレはカートにのって成り行きを眺めるだけて゜す。

 眺めるといえば、相方のオネエチャン、カートから一歩も出ず、我関せずという感じで、ずーとシカトしてました。いいのぉ、それでぇ。一緒に行って頭を下げるとかさぁ。もっとなんかこぉさぁ~。

 話がついたのか、オニイチャンが13番ティーから下りて来ました。すぐにオネエチャン、カートを出します。オイオイ、チョット待ってヨ、こっちには挨拶なしかい。「待たせてスイマセン」とかさぁ。 申し訳なさそうな顔ぐらいしてみろヨ。


 事件はこれで終わりません。今度はオイラ達。アレヨアレヨという間にオニイチャン達は先に行ってしまいました。オイラからティーショット、続いてIさん。これが引っ掛けたんですね。しかもバカ当たりして13番ティーへ一直線。そこにはあのカップル。ヤッベ-、と思って見てると、ボールはすぐ横の木に当たり落下、ホットしました。5メートル手前でした。Iさんと二人でボールのところへ行くと、オニイチャン、カートを蹴って何かグチってました。何はともあれ、メデタシ、メデタシです。



18日の記録はどこいった?(ドレスコードって日本にあんのか?)    火曜日なのに満員御礼

 18日の分が消えているので、もう一度。

 昨日の日曜はオイラの公休。でもってブログもお休み。今朝も例によってグリーン刈り。六時前からお客は出ているというキーパーのお話し。早速、トロトロと3連グリーンモアに乗って1番グリーンへ。ナルホド、ナルホド、既にパッティング中。セカンド地点にも一組、ティーグランドにはカートが二台。朝早くからご苦労様です。


 今日は少し霧がかかってグーな雰囲気。薄い霧と濃い緑、いいですねぇ。これがゴルフ場です。でもグリーン面は露がいっばい。ボール、転がらないよねぇ。アーア、水しぶきが上がってるじゃん。

 じゃぁ、そろそろ参りますか。ソーラヨ、エンジン全開だぁ。ごめんなさいヨ~。いつもどおり、お客をシカトして刈り込みを進める。七時になると本隊がスタートするからそれまでに終わさないと、大変なことになっちゃうのよ。カンベンネェ。


 てな感じで4番グリーンへ行くと、お客が手招きしてるんです。オー、クレームか?音がうるせーってか?上等じゃねぇか、と思って近づくと、残念、先に露をはらってくれとのことでした。そーですよねぇ、ボール転がんないもんね、それじゃー早速一っぱしりしましょう。てな訳で、パッティングエリアをサッササーと一刈り。お待たせしました、モーイイヨー、って、失礼、既に打ちましたか。オイオイ、そりゃ-拙いんじゃねぇの、ちょっと強いですゼ、お客さん。ホーラ、グリーンから出ちゃった。お客は口をアングリです。ウチのグリーン速いからねぇ。君たちの「腕」じゃぁ露が残っていたほうがいいんじゃないの。まあ、オイラのセイじゃないかんね。シーラナイっと。


 なんとかアウトを片付けて管理棟に戻り、ラッピング。なんとグリーンモアが六台もあります。昨日は全ホール手刈りだったらしい。フザケンナヨー、です。なんでもオイラ任せかい。昨日の仕事は昨日のうちに片付けろよなー。ッタクー。立ってるだけで汗が噴出してくるので、傍の温度計を見ると、36度。体温といっしょ。アジ-、ってブーたれてると、キーパー登場。朝見た汚ねー作業着からゴルフウェアーに着替えてる。

 「親方、ゴルフですかい。」

 「ウン、後は任せるから。」

 「暑くて死にそー。オイラもゴルフの方がいい。どうせ死ぬなら。」

 「死んでいい。労災認めないけど。」

 これだもん、ッタクー、やってられません。



 午後はティー刈りの続き。8番を刈っていると、異形の集団登場。プロレスラー?それともスモウレスラー?全員がゴツイ。握るクラブはオモチャのよう。全員ポロシャツの裾をズボンから出してる。でもさー、それって長すぎない。LLLだかXXLだか知らないが、もう少しで膝に届きそうだぞ。まるで半纏じゃねえか。君らにドレスコードを説いても無駄なことは分かるけど、そうさなぁ、いっそのことフンドシにしたら。横綱が明治神宮参拝するときも、フンドシじゃん。あれって相撲取りの正装なんだろ。

 そこまで思って、後は目を背けました。なぜって?だってヤツラ、ショットすると芝を床土ごと根こそぎにするぞー。芝がかわいそうで見てらんないヨ。


これが昨日の話、今日は「火曜日なのに満員御礼」を書くつもりだったけど、もうスペースがない。残念。アメブロってトラブルだらけなの?


一歩前へ、君は飛ばない!

 今日はドンヨリ、曇り。お天道様はどちらへ。天気予報は当たりません。今日も当然グリーン刈り。アウト9ホールをチャッチャとね、って1番グリーンに行くと、既にお客さんパッティング中。今日もお早いことで、ありがとうございます。セカンド地点を見ると、そこにもお客さん待機中。ティーグランドにもカート有り。こうなるとさすがのオイラもエンジンを切って静かに見守ります。


 パッティングが終わると同時にエンジン全開、まずカップ周りを一往復、そこで一度機械を止め、後ろを振り返ります。グズグズダラダラしてたり、ダフリだ、トップだしてたりすると、もう止まりません。全開で刈り進みます。コース管理の人間はプレーヤーの「腕」を見て、差別します。へタッピは相手にしません。無視です。「機械がウルサイ」とか「目障りだ」とかクレームを付けられるような身分ではないことを当人が一番よく知ってます。しかも彼らはボールを打つことに必死で、周囲の状況なんか眼中にないのです。しかし、上手なプレーヤーには気を遣います。彼らは音や動く物に敏感です。ワレワレも出来るだけ視界に入らないよう、音を出さないよう、注意します。


 横目でボールが来ないか気を付けながら刈っているんですが、なかなかグリーンにたどりつきません。ようやくオンした時には、もう残りわずか。アラヨット、一丁上がりデイ。「腕」を見極めたら、後はコッチのもの。スムーズに刈り進めました。


 管理棟に戻ると、ラッピングと昨日戻ってきたグリーンモアの刈り高調整。金が無い、金が無い、と何度も渋られたのですが、なんとか芝刈り機の刃を交換してもらいました。グリーンモアにはリール刃(回転刃)とベッドナイフ(下刃)がついてまして、これが時間の経過とともに磨り減ってしまうんですねぇ。厚い鉄板がブリキの板みたく薄くなってしまいます。これを交換してもらったわけです。でも、この作業もつい最近までは自前でやってたんだけどなぁ。人がいないから全部業者まかせ。で、この刃の刈り高を合わせるわけです。公称4mm、真実は秘密、オイラだけ知っている秘密です。ゴルフ場の言ってることなんて、マユツバですぜ。


 午後はティーグランドの刈り込み。3番ティーを刈っていると、お客が登場。後ろに下がってエンジンを切る。

 「463ヤードで、パー5だって。ほんとかよ、パー4の間違いじゃないの。ねぇ、短くない?」

 エッ、オイラに聞いてんのかよ。オイラ、ニッコリ微笑んで、「はい、サービスロングです。」

 「まだ打てネェよな。打ち込んじゃうぞ。」

 「うん、あの左のバンカーで250ヤードだろ、行っちゃうよ。」

 イキマセン、トドキマセン、絶対に。前の組まではどっからどうみても300はあります、絶対に。キャリーで250飛ばすオッサンなんてそうはいません。どっからどうみてもアナタには無理です。


 「そろそろいいかな、打つよ。」

 カッキ-ン、ほ~ら行かないでしょ。

 「ナイショー、バンカー越えだー、最短距離。」

 無理、無理、バンカーの手前だね。ホラネ。


 「エー!けっこうあるんだ。」

 250ヤードは250ヤード、短い250ヤードとか長い250ヤードなんかありません。アンタが飛ばないだけじゃん。自分の飛距離はミエを張らずに正確に把握しとこうね。

できれば打ち込まないで!!

 久しぶりの晴れ、ちょっと雲がかかってるかな。でも日照は十分。雨の後の晴れ間、こうなると芝は遠慮なくガンガン伸びるのよねぇ。芝刈り、追っつかねえぞぉ。

 

 てな具合で今日もお決まりのグリーン刈り。今日はインコースとプラクティスグリーンの10ホール。先ずは練習グリーンから、ってもうお客さんいるじゃん。早え~。早朝のお客さんですね、ちょっとゴメンネ、すぐ終わるからネ。と、優しく似合わない笑顔をうかべながら、ボールを転がしてる傍を容赦なく刈り込む。ホーラ、ドイタドイタ、怪我すっぞ。


 アクセルワイヤーも交換してエンジンは快調。こうでなくちゃネ。Ⅰ0番、11番、12番、13番と進み、Ⅰ4番はパス。というのもここは今グリーンの改造中。小さなテンポラリーグリーンが本グリーンの手前に設えてありますが、乗用3連グリーンモアでは入れません。幾つか理由はありますが、最大の理由は刈り高が違うから。現在、本グリーンは4mmの刈り高で刈ってますが、ここは6mm。全然違います。だからここは6mmのグリーンモアで手刈りということです。アウトを刈っているNさんかIさんが刈ることになってます。


 それにしても小さいグリーンだねぇ。200㎡ぐらいしかねぇんじゃねぇの。キーパーは100坪はある、って言ってるけど、どうも嘘くさいね。ウチのグリーンは平均750㎡あります。200坪強ですね。デカイんです。手刈りで刈ると、ワングリーン25分~30分、歩数にして3000歩弱かかります。


 ようやく18番まで刈って管理棟に戻る。さて最後にナーセリ-(芝の養生所)を刈ろうか、というところでキーパーが事務所からノシノシと出てきて、言ったのです。

 

 「悪いけど14番刈ってきて」


 悪いけどって、あのアウトに出た二人はどうしたの。エッ、もうお客さん来てるよぉ。言いたいことは山ほどありましたが、そこはそれ、全てをグッと飲み込んで、オイラ軽トラに芝刈り機を積み込んで急行しました。慌てて刈り出します。

 そこへ、ドン、です。ボールがドン。目の前3メートル先に落ちたボールは少しグリーンをオーバー。危ね~。お客さんいたのねぇ。ここからセカンド地点が見づらいんです。ゴメンナサ~イ。と思いつつ、無視して刈り込みます。グリーン外に出て、振り返ると、オバサン三人とオジイサン一人。近くにボールは見えないけど、全員打ち終わったようす(本当はどうだかわかんないけど)。エーイ、刈っちまえー、ってクレーム覚悟で刈り続けました。あと五分で終わるからカンベンネ、でもって、できれば打ち込まないでネ。


 フ~、終わった。お客さんに突っ込まれる前に、逃げるように管理棟に帰りました。あのアウトの二人、トロトロ仕事しやがって、タダじゃおかねぇから覚悟しろー、虚しい叫びでした。