どうも、『女版InBan』です。
明日から寒くなるそうですよ、愛読者の皆様~![]()
営業の人、寒いけど頑張ってヾ(@°▽°@)ノ内勤の人、ぬく②し過ぎて寝ないでね( ´艸`)
どんなけ寒くなるんだろうね。。。
私はちなみに寒いのがでぃっっっ嫌いです![]()
コンディションとモチベーションは最悪を極めます。
さて②今回から第二話に突入します。
前回はアツヤ君がやっと念願のマイホームを見つけ大喜びでした。しかし、幸せは長く続かないのが人生のいぢわるなところですね。InBanもよく存じています。
彼を待ち受けているのは一…
それではご覧ください。
2. 『変な同居人』
「アツヤ。お前今日家具届くんだってな。絶対家呼べよ」
講義が終わり、帰る準備をしていた俺の肩をすごい力で叩いてきたこの礼儀知らずは、学部は違うけれどこの大学の中で一番仲の良い男友達の浩志だった。
「なんかみんなお前の部屋に興味津々みたいだぜ」
浩志は丁寧に板書したルーズリーフをきれいに整えるとすでに帰る準備をして言った。
浩志の話を聞きながら俺はなぜみんなが、俺が部屋を借りたことを知っているのか考えたが、あまりにも嬉しくて俺がいろんな人に話して歩いていた事を思い出した。
「うん。絶対呼ぶし!つか、来いよ」
俺は今日午後も講義があったのだが、もちろんサボッて品川のマイホームに帰る。
俺の部屋は五階建てのマンションの三階部分。見晴らしだってまあまあいい。ビルとビルの間から落ちていく夕日が見えるらしい。(←大家さんの話)コンビニにだって駅からだって近く、それで家賃が五万円なんてお得もいいとこだ。
マンションの近くに来ると、すでに引越し屋のトラックが止まっていた。
俺は頼まれてもいないのに荷物運びを手伝った。早く家具を配置したい気持ちを抑えられなかったからだ。
二時間くらいでやっとすべての荷物が運び終わり、俺はひとまず一服した。もちろんまだ家具で溢れ返っている部屋を一度ゆっくりと見回した。
1LDKのこの部屋は一人で住むには申し分ない広さ。真っ白な壁は張り替えたばかりなのか、シミ一つ無いし、新しい匂いがする。
フローリングの床も今はやりのL45で下の階に響かないようになっているらしい。新築何が違うのだろうかというほど、この部屋はきれいだった。
とても曰く付きとは思えない。と、一服を終え、家具を運び始めようとしたその時、ふと、壁に貼られている一枚の紙を見つけた。それは明らかにこの部屋には不似合いだった。
何かの目的で付けたように見えるのだ。
「なんだ?これ」
近くで見てみると、なにやらお札のようだ。これだけ長くこの部屋にあるようで、古びて、黄ばんでしまっていてリアルに怖い。
昔、友達に聞いたことがある。旅行先のホテルや民宿などでお札の貼ってある部屋というのは大抵幽霊が出るものだと。俺の田舎にはこんな話があった。
ある古びた家などにはそこに住んでいる精霊がいるのだという。お札は彼らの姿をそこに住む人たちに見られないようにするためのものなのだと。
なので、余計考えないように努めることにした。気になるようならお札の上からポスターを張ってしまえばいいのだ。
そんなことより俺は家具運びに夢中になった。
大好きな曲をかけ、俺はご機嫌で作業に取り掛かった。外から部屋が見えてしまうのはいやだったので一番最初にしたことはブラインドを取り付けることだった。
それから気に入って速攻で買ってしまったアイボリーのソファーの封を解こうとしたときだった。
ブチッ!
突然コンポの電源が切れた。何もしていないのに切れるなんて不思議に思った。もう一回付けようとしてもビクともしない。
「故障か?」
きっと疲れているのだと思った。テンションを最初からMAXでいったから体が「もう今日いいよ。アツヤ」と言っているのだと思うことにした。
部屋はある程度片付いているし、もう、夕食を食べてしまおうと玄関に向かったときだった。
『ほう。お主が今度の訪問客か』
「!!!?」
それは確かに俺のすぐそばで聞こえた。はっきりとだ。
声の様子からしてどうやらこの主は女性らしい。そして、幼いようにも聞こえた。いやいやいや、そんなことはどうでもいい!なんで聞こえたんだ?
俺以外に実はこの部屋にはもう一人いるのか?
隠し部屋があるのか?
ここは忍者屋敷か?
「落ち着け」
つい声に出してしまったが、おかげで少し、落ち着いた気がする。
そして、俺は少し足早に外に出た。今日は外食することにした。
ここはまだ陽が完全に落ちていないとはいえ、時間的には夜なのに自動販売機の明かりでずいぶん明るかった。
さて、今日はここまでにいたしましょう。
読んで頂いたご愛読者のみなさま。ごくろうさまでした。
次回はまた明日。
InBanはもう眠いです。。。。。
それでは良い夢を。
バイバInBan。。。