僭越ですがInBanでございます。



ブログ書かせて頂いてます。


先日小説の内容が短いというコメントを頂きました。


友達ももうちょっと長いのかと思ったと言われ、このままじゃ堂々とInBanと言っていられないと危機感を感じた。


はいっパーやってやろうじゃないかビックリマークビックリマーク


と、いうことで今回から長いので愛読者の皆様は眠くならないように適度に休んでから読んで下さいNE音譜




それでは今回の話『憧れのマイホーム』もいよ②大詰めになってきました。






1. 『憧れのマイホーム』 続き


 店内はまるで夢のようだった。俺は忘れないようにあらかじめ何を買うかメモをした紙を持ち店内を見回し、目的の場所を見つけた。


まず最初に来たのはカーテンやブラインドのある売り場。カーテンがあまり好きはない俺は黒のブラインドを選んだ。次に大きなガラスのリビングテーブルを見つけ、さらにその下に敷く白いカーペットを探した。


そして、何よりも一番欲しかったのは大きくてゆったりとしたアイボリーのソファーだ。それが今回の主役だった。

そこにはアニマル柄のクッションを置くと決めていた。

 オープンキッチンになっているのでクラブのカウンターのように照明をつるし、お酒や、おしゃれなグラスを置いたりしようと思っている。


 そういうことができるくらい部屋は大きい。しかし、こんなに広い部屋なのに収納スペースがあまりない。ということで必要であれば収納BOXも買うつもりでいる。



「観葉植物は余計だったかな…」


お蔭で予算オーバーしてししまい、ハルカの旦那さまに借金をしてしまう羽目に。


ハルカの旦那さまは会社の社長さまでお金持ちのうえに寛大でいい男だ。


 実は今の俺の手持ちはたったの五千円で最初からハルカの旦那さまに借金する気でいた。俺もハルカ同様旦那さまにおんぶにだっこなわけだ。


 しかし、「いいよ。お金はいつでも。あっ、引越祝いってことで半額でいいよ」なんて言ってくれたのだ。給料日まで待てない俺はその言葉に飛びついた。


 こんなに素晴らしい男に育ててくれた健一(ハルカの旦那さまの名前)の両親にもあんな男前をGETしたハルカにも感謝だぜ。


 家具は一週間後に我が家に届く。それまで俺はまだハルカの家に厄介になる。

 

 今日はハルカ夫婦が俺の引っ越し祝いをしてくれる。

 

 ハルカは俺と同じ十八歳のときに東京に来て二十三歳で健一と結婚した。なんでも健一とは運命的な出会いをしたんだそうだ。


 しかし、惚れたのはなんと健一のほうからだったというから驚きだ。

 

 それというのもハルカの働いていた会社が健一の会社に迷惑をかけたらしく契約を白紙に戻されるといった事件があったのがきっかけだった。


 しかも、ハルカの手違いらしいからまた大変なことだ。もともとハルカの会社は健一の会社と提携していて、契約が白紙いもどされるのはかなりの致命傷で、ハルカは足繁く健一の会社に謝罪に行ったのだ。


 「も~ヤバいんだから」なんてハルカの愚痴に毎晩のように付き合っていた俺はよく知っている。


 健一はこの時のハルカの一生懸命な姿に心を動かされたようで、めでたくハルカの会社は契約が白紙に戻される危機を脱したのだった。



 その結果ハルカは契約と健一という玉の輿を同時に頂いたわけだ。


 「お引っ越しおめでとう!夢だったんだってね、アツヤ君、自分のお気に入りの家に住むのが」


 健一はこの日のために寝かせておいたワインを飲みながら言った。今日は俺のために早く帰ってきてくれたのだ。


 それというのも俺が奥さんみたいに「今日は早く帰ってきてくれよ」と口うるさく言っていたからだ。

「だってアツヤはインテリアデザイナーになりたかったんだもんね」


 つまみのブルーチーズを皿の上で細かく切ったり、転がしたりしながらハルカガ言った。


 ハルカはブルーチーズが嫌いなのでこうして弄んでいる。


 「まあな。家具が届いたら招待するからさ。マジいい部屋にする」


 まだ実際家具が届いていないのに俺の頭には既に家具が配置され、完成した部屋が浮かんでいる。

 

 あまり酒が強くないハルカに比べて、健一も俺も酒を飲む。眠ってしまったハルカを寝室に連れて行き、改めて飲みなおした。



 「アツヤ君。ハルカみたいなこと言うようだけど、本当に大丈夫かな?」


 健一は冷蔵庫からこれまた高そうなワインを取り出し、俺のグラスに注ぎながら言った。ワインはトクトクとおいしそうな音を立てる。


「大丈夫なのって?」


 今度は俺が健一のグラスにワインを注いだ。


 「都会は怖いところなんだよ。その部屋が安いのはなにか理由があるからだと思うんだ。ほらっ、曰く付きの部屋っていうのは極端に相場より安かったりするから」


 そう言ってから「アツヤ君を不安がらせるつもりはないけど心配だから」と付け足した。健一は心配そだけど、俺は部屋が決まったことと自分で部屋を好きな空間にできるということが嬉しくて、健一には申し訳ないが半分上の空で聞いていた。


 早く一週間後になって欲しい。






はい。ここまで御愛読くださいました、みなさま。お疲れ様でした。

実はコレ、もう出来上がってるのをアップしてるんですけど、読み返すと誤字、脱字、おかしな文ってあるもので少し変えて打ってます。




はい。次回はとう②アツヤ君が引っ越しをします。


果たしてアツヤ君を待っている者とは…はてなマーク


次回『変な同居人』をお送りします。


お楽しみにニコニコそれでは良い夢を。




バイバInBan。。。。。。。