YAHyahこんにちは。




それでは早速前回の予告どおりアツヤ君と美保ちゃんのクリスマスの物語をお送り致します。



みなさんはどんなクリスマスを過ごしましたか?



InBanさんのクリスマスはもう同情を引く結果となりましたねダウン



アツヤ君はどんなクリスマスを考えたんでしょうか。









『23.    路地裏クリスマス・キャロル』    ①





『すっかり冬じゃな』


ポツリと春姫が外の景色を見ながら呟いた。


『冬といったらクリスマスじゃな。アツヤ』


企みを秘めた笑顔浮かべた春姫が俺のほうを見て言った。



「そうだな。去年は俺ずっとバイトだったな」


俺のバイトしている店は、目立たない場所にあるとはいえ季節の行事なるとどこから情報が入ってくるのか、店は満員御礼の状態になる。



そのせいで彼女のいない人は強制的にシフトインしなければならないのだ。


『今年は美保と過ごすのだろう?』


ここまで春姫が言えば、おのずと言わんとしていることは分かる。


「春姫…子供クセに」



春姫のこのオマセな考えはいつからなのだろう…。




街は一ヶ月前くらいからクリスマス一色だった。


あちらこちらでクリスマスのイルミネーションやサンタクロースの人形は飾られている。



俺はというと、本屋でクリスマスの特集の載っている本を探しているところだった。


クリスマスはこの季節では欠かせない大イベントなので、どの雑誌にも特集として大きく取り上げられている。



探すのは簡単だった。


でも、美保ちゃん俺もあまり人ごみが好きではない。


しかし、クリスマスに外へ出るとどこへ行っても人ごみは必至だ。


クリスマスまであと一週間あまりなのに、俺はまだどこへ行くか、なにをするかも決めていなかった。



とりあえずクリスマスの特集の載っている雑誌を二冊買ってそのままバイト先に向かった。




「アツヤ。お前クリスマスは美保と過ごすんだろ?」


隼人さんがハンバーグにデミグラスソースをかけ、隣ににんじんといんげんのソテーを添えながら言った。


「はい。あっ!もしかして家族で過ごそうとしてました?」


「いやいや。そうじゃないんだ。あのさ、ひとつ頼みがあるんだけど」


隼人さんは持っていたトングを置いて言った。


「もうデートプラン決めちゃってる?」


お昼と三時のおやつの時間以外はあまり混まないこの店はこうして雑談できる余裕すらあるのだ。


「いえ…まだ何も決めてなくて。今日クリスマス特集の本を買って参考にするつもりです」


「じゃあ、良かった。まだ何も決めてないんだったらディナーはこの店でしないか?美保にさ、俺の料理食べさせたくて」



隼人さんはそう言って、まだ試作品のチキンのソテーと香草のサラダをくれた。



「うまいです。いつ作ってたんですか?」


「暇なときに作ったりしてたんだよ。マスターがさ、クリスマスのメニュー考えてって言われてたから」


「てゆーか、美保ちゃんこの店来たことないんですか?」



「実はな。今まで恥ずかしくて連れて来てなかったんだ。でもさ、やっぱ一回くらいは食べさせたいじゃん?」


隼人さんは恥ずかしそうに笑った。



「分かりました。そういうことなら」


「サンキュー。じゃあさ、七時くらいに来てくれよ」


「了解しました」


隼人さんはそれからまた今夜に備えて料理の支度に取り掛かった。



マスターが最初に考案したクリスマス料理が大好評だったみたいで、去年は予約いっぱいだったので、きっと今年も忙しくなるだろう。



だから隼人さんは出勤しなくてはならない。


しかも、今年は隼人さんが考案した料理も出るらしいし。



「アツヤは初めてだよな」


不意に下ごしらえをしていた隼人さんが質問をした。


「彼女とクリスマス過ごすの」


「え…ええ」



と、答えた俺はその調子でクリスマスのプランの相談をしようかと考えた。


「俺、それで隼人さんに相談しようと思ってまして。隼人さんはどんなクリスマスを過ごしてるんですか?彼女と」


俺がそう質問すると、隼人さんは作業している手を再開して考え込んだ。


「アツヤ」


「はい」


「正直俺もあんまり経験無いんだ。この仕事してるとあまり彼女のために時間取れなくてさ。だから偉そうなことは言えないんだ


笑いながら隼人さんは言った。


「でもな」


隼人さんは真剣な顔になって言った。


「美保はかなりお前のことを気に入ってるみたいだから何をしても喜んでくれると思うぞ。ちなみに俺の最近のクリスマスは家でDVD鑑賞だったな。南極物語」


「ハハ。それ彼女喜びました?」



「ああ。喜んだ、喜んだ」




いくらなんでも大好きな美保ちゃんと家で南極物語を見るのももったいない気がする。


だが、俺の頭には何も浮かんで来ない。



家に帰っても同じだった。



『DVD見ればよいではないか』


春姫がそんな俺を見て言った。


「そんな…恥ずかしいじゃんか。春姫いるんだし」


『安心しろ。わしは空気の読める幽霊だぞ』


「春姫っておもしろいよな」



俺はと言うと、さっきから春姫と話しながら、クリスマス特集の本をめくっている。



春姫の一緒にその雑誌を見ているが、その雑誌についてのコメントは無かった。



俺がしていることについていつも興味津々な春姫にしては珍しいとは思った。


「なあ。春姫」


『なんじゃ?』


俺は春姫に「何かアドバイスは無いか?」と、聞きたかったが、その気持ちを押し殺した。


俺にだって一応プライドというものがあるからだ。



そりゃあ、春姫には今までたくさん助けてもらったし、いいアドバイスももらっている。


でも、春姫は子供で、俺は大人だ。



いつまでも子供のお世話になっては面目が立たないという気持ちが強かった。


「なんでもないや」



と、その言葉を飲み込んだ。



そして、その気持ちをごまかすためにタバコを吸うことにした。



『……』


春姫は何も言わなかった。








はい。



誰もが一度は経験しているような話で始まりました。



InBanさんはこういう経験している人すら羨ましいですけどね。



ほっとけっ!!!!むかっ(`Δ´)



気になる続きはまた次回。



次の章で会いましょう。




バイバInBan。
















ひゃ~い!!!!!今日も元気にInBanのブログをチャキッてますかぁはてなマーク



前回は京子の脅威から美保ちゃんを守ったアツヤ君。



無事に誕生日パーティーを終えることができるでしょうか。










『22.     誕生日は大騒ぎ』    ④




お約束のケーキがバースディソングとともに運ばれてきた。



二人分なので、少し豪華に見えた。


そして、とうとうプレゼントを渡す時がやってきた。




「まずは京子に俺らから」



と、そう言って浩志は恥ずかしい思いをして買ったブレスレットを京子に渡した。



京子は早速包みを開け、ブレスレットを見ると、「かわいい」と言って腕に付けた。



やはり、京子に似合った。



「次は美保ちゃんにです」



と言って、浩志は俺をつついた。



俺はそんな浩志の腕を振り払い、かわいくラッピングしてもらったプレゼントを美保ちゃんに渡した。



美保ちゃんは恥ずかしそうに受け取り、包みを開けた。



「きれい。かわいい」と、喜んできれ、何度も違う角度からその写真立てを見ていた。



「じゃあさ、写真撮ろうよ。その写真立てに入れるやつ」



京子がデジカメを持って言った。


「はい。二人で撮りなよ」



京子は気を利かせて言ってくれた。


俺はその言葉に甘えて恥ずかしそうにしている美保ちゃんの近くに寄って写真を撮ってもらった。



その後はお店の人に頼んで四人で撮った。





「今日は本当にありがとう」


帰り道、美保ちゃんを送るためと、浩志と京子を二人にさせるために別々に帰った。



駅までの道の途中に美保ちゃんが言った。


「ううん。むしろ俺が祝いたかったからさ」



本当は二人で。と、本音は言わないでおいた。



「写真できたら渡すね」


気がつくと俺たちは自然と手をつないでいた。



風は寒く、駅の近くまで行かないと街灯だけではさすがに暗いのだが、俺は全然この暗さも寒さも気にならない。


そんなことよりも自然と手をつなぐことができたことの喜びが強かった。



「アツヤ君の誕生日はいつ?」


「俺?俺の誕生日は一月」


「じゃあ、私がお祝いする」



勝手に俺は舞い上がったのは言うまでもない。


早く一月になって欲しいものだ。



「ここまででいいわ。ありがとう」


改札の手間で美保ちゃんが振り向いて言った。



「大丈夫?」


「うん。アツヤ君の終電がなくなってしまうから」


「じゃあ、家に着いたら連絡して」



そう言って、俺たちは別れた。


俺も帰ろうとしたとき携帯が鳴った。


京子からだった。



「もしもし。京子帰れた?」


「……」



少し黙っていたが、電話越しで京子は静かに浩志に告白されたと言った。


そして、少し前向きに考えてみようと思うと付け足した。



そうか!浩志はやったか。



俺は電話越しの京子がどんな気持ちなのか分からなかったが、前向きと言ってくれているので少し、安心した。



「俺が…その、言えることじゃないと思うけど、浩志は本当にいいやつだし、ずっと京子の事想ってたみたいだから大切にしてくれるよ」




言おうか迷ったが、この言葉は言ってもいいと思い、京子に伝えた。



「ありがとう。アツヤ」と、京子は言った。







はい。



この章はこれで終わりです。



次回の予告を言うと、次回はクリスマスの話です。




私の悲しいクリスマスの話はしましたが、アツヤ君はどんなクリスマスを過ごすのでしょうね。




それでは次の章で会いましょう。



バイバInBan。





ひゃ~い。



寒い寒い…寒いのと暑いのがダイ嫌いなInBanです。



今日は知り合いのお店で呑みました。



お酒の嫌いな私としてはありゃぁ、呑んだね。InBanさんは。



おかげでカルく気持ち悪いよね…




てか、私が今日言いたいのは今日付き合ってくれた友達のなんと、温かいことか。ですよ。



親友がいるのはマジでありがたいドキドキ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。




ありがとう。




さて、本題に入ります。



今回は美保ちゃんと京子のファーストコンタクトという重要な章なので、みんなは良くチェキラしておくように。














『22.       誕生日は大騒ぎ』     ③






京子は美保ちゃんを見るなり、上から下までそれこそなめ回すように見ている。



京子は美保ちゃんともちろん初対面なのに、威風堂々としているのですごいと思う。



逆に美保ちゃんは完全に怯えている。



女の子同士なので俺たちは口を挟むことはしなかったのだが。さすがに一言言わせてもらった。



「京子。美保ちゃんお前に怯えてるからもうやめてあげて」



俺はそう京子に言いながら、自然と接することができると確信した。



京子はというと、さっきの行動からは想像もつかないような天使の笑みを浮かべて「はじめまして」と、自己紹介した。



その笑顔がまた怖い…。



「まあまあ、堅苦しい挨拶はこれくらいにして。参りましょうか」



浩志が珍しく場を納めて、俺たちは浩志が予約してくれたレストランに向かった。




浩志の予約したレストランは宮益坂にあり、薄暗い店内のかなりオシャレなお店だった。



「じゃあ、美保ちゃんはこっちね。んで、京子はこっち」



テキパキと浩志は座席を指定していく。



俺はというと、浩志の言うままに動いている。






コースにしているので、料理はおまかせで、俺たちはドリンクを頼むことにした。



京子がシャンパンを飲みたいというものだから、急遽飲み放題のメニューにないシャンパンを特別に頼むことにした。



「それじゃあ、お誕生日おめでとう」



浩志の音頭で乾杯をした。



浩志の大声は恥ずかしいほど落ち着いたいい感じの店内に響き渡った。



「アツヤ君。今日はありがとう」



美保ちゃんが素直にお礼を言ってくれたので、俺は照れてうまく答えられなかった。


「ねえねえ。美保ちゃん、聞いていい?」


「なに?」



京子は美保ちゃんのまだ半分以上入っているグラスにシャンパンを注ぎながら言った。


「美保ちゃんはアツヤのどこに惚れたの?」



思わずブハッとシャンパンを吐くところだった。



京子は今日初めて会った子に対してなんてことを言うんだ。



「ねえどこ?」


なおも京子は明らかに困っている美保ちゃんに聞く。



「京子、まだ始まったばかりだし、まだ良くない?」



俺は穏便に京子を止めた。



もちろん恥ずかしかったというのもあったが、美保ちゃんが俺の好きなところを聞いている京子も正直あまり見たくなかった。



「京子~開始三十分で酔ったのか?」



浩志も救いの手を差し伸べてくれた。



京子はやっと腑に落ちない表情だったが、質問攻撃を諦めてくれたようだった。



「あの…」



今後は美保ちゃんが京子に質問してきた。



「アツヤ君とはどういった知り合いなんですか?」


美保ちゃんは敬語だった。



「大学のだよ」と、浩志が丁寧に俺たちの出会いの経緯を美保ちゃんに話した。



「こいついいヤツだろう?」



と、浩志は自慢げに言ってくれた。



と、言うよりは本当のところ美保ちゃんと話ができて嬉しいに違いない。



でも、俺は京子のことが気になって仕方なかった。



もう終わったこととはいえ、俺は一度京子から告白をされている。



俺だったらそんな相手と今付き合っている相手が一緒にいるのは気まずいはずだ。




でも、この企画は京子自身が発案したもの。



それは分かっているが…



「美保ちゃんの趣味って何?」


「私の趣味…音楽を聴いたり本を読んだりすることかしら?」



「え?俺も音楽好き。どんなの聴くの?」



浩志と美保ちゃんは思いのほか大盛り上がりだった。



「京子」


俺は大声で話している浩志の声に隠れるように小さい声で京子に話しかけた。



「なんで、今日四人でパーティーすることにしたんだよ」


「なんでって?」


京子は何も感じていない様子で答えた。



「いや…気まずくない?」


「アツヤ、自惚れすぎ」



京子はそう言って、笑った。



京子にそう言われ、俺は少し恥ずかしかったが、京子が正直何を考えてこの企画を発案したのか知りたかった。



「違げーよ。俺は一応…」



京子のことを心配しているのだと伝えたかったがその前に京子が口を開いた。



「美保ちゃんがアツヤのことをどう思っているのか気になったの。これはチャンスだと思って」



そう言った京子の表情がどこかスッキリしたように見え、俺はこれが京子の本音なのだと思った。



「何話してんだよ。美保ちゃん置き去りにして!」


程よく酔っ払ってきた浩志が言った。



「お前が美保ちゃん独占してたんだろ?」



「お?アツヤ君はヤキモチですか?」



「ごめんね。美保ちゃん大丈夫だった?」


「大丈夫よ。浩志君ておもしろいのね」


美保ちゃんの寛大さに感謝だ。









はい。



今日はここまでとします。



こんな時間にブログアップしてんじゃねーよって感じですね。




はい。



私も眠いです。



なので、不眠症の私としては貴重な睡魔タイムなのでこのままいけるように眠ろうと思います。




それでは次の章で会いましょう。




バイバInBan。

















Happy Valentineドキドキですね。


まあ、私の知ったことではないけどね。


楽しくチョコの交換でもしてればいいんだよ。



ばっかやろ~!!




さて、気を取り直して本題に入ります。




前回はアツヤ君が浩志君とプレゼントを買いに行く約束をしたところで終りました。



果たして、アツヤ君はちゃんと美保ちゃんのプレゼントを買うことができるのでしょうか。











『21.    誕生日は大騒ぎ』    ②




次の日、浩志との待ち合わせ時間よりも早く到着してしまったので、それまで本屋で立ち読みをしていた。



そんな時、素晴らしいものを見つけた。



“女の子がもらって嬉しいプレゼント ベスト10”



早速雑誌を手に取り、中を見ることにした。


女の子向けの雑誌だったのだが、今の俺にはそんなこと気にする余裕もなかった。




見て行くと、一位はやはり指輪だった。


まあ、分かっていた事なので次を見ることにした。


二位はネックレスやブレスレットといったアクセサリーだった。



三位はバッグ。


あまり参考にならなそうだと少しガッカリしていたが、五位あたりからプレゼントの種類が変ってきた。



小物入れとか、インテリアなどだ。


進めて行くと、写真立てが八位にランクインしていた。



そうだ!写真たてにしよう。と、美保ちゃんへのプレゼントが決まった。



そして、時間になったので待ち合わせ場所に行くと、珍しく約束の時間通りに浩志がやって来た。



俺はまた三十分くらい待たされるかもしれないと思い、喫煙所でタバコでも吸って待ってようと思っていたが、その心配はなかった。



「浩志珍しく早かったね」


「そう?」


浩志は俺の隣に座って一緒にタバコを吸おうとした。


普段の日にもかかわらず、渋谷は混んでいる。



「え?まだ決めてない?!」


タバコに火をつけ、俺は驚いた。


「指輪にしようかと思ったんだけど」


「重すぎだろうが。却下だ!!」


「だって何も思いつかないんだもん」


「だからって飛ばし過ぎじゃないか?」


「アツヤは何もらったら嬉しい?」


「俺、京子じゃないから分からない」



浩志は真剣らしいが、俺はどうも笑ってしまう。


すでに二本目のタバコに火をつけている。


「アツヤ。指輪欲しくない?」


「あんま大きな声で変なこと言うなよ。京子だっていらないと思うよ」


「アツヤ。冷たくね?」


「つーかさ、聞いて浩志。二人からのプレゼントなのに、指輪あげたら俺の立場はどうなるんだよ。美保ちゃんがいるのに。気まずいじゃん」


「ははは」


浩志は笑っていたが、その状況を想像しただけで恐ろしかった。


「お前は指輪あげるんだろ?」


「あげねーよ。なんで浩志は指輪推すの?お前は指輪の申し子かよ…。俺はね、写真立てあげることにした」



「おっ!いいね。それ。んで京子には何あげるの?」


「だ~か~ら~浩志が決めろよ」


時間も時間だし、そろそろ行動に移さないと混んでしまいそうだったので、俺は浩志に行かないかと催促した。



少し、このやりとりにイラッとしたのもあった。




「アツヤ。これかわいいぜ」


「……」


俺は浩志に何も返せなかった。


去年は京子と一緒に買い物したのでなんとも思わなかったが、今年は大の男が二人デパートでこの写真立てがかわいいだの、何がいいかだの言っていると、ホモのカップルなんじゃないかと恥ずかしくなってしまう。



「アツヤ。これは?」


浩志は何個かの写真立てを持ってきた。



その中にはなかなか可愛いものもあり、思わず本気で選んでしまった。


「可愛いのたくさんあるんだな」


「オシャレなのがいいな」


俺がそう注文すると、浩志はたくさんある候補の中から一つの写真立てを俺に見せた。


それは全体がガラスでできており、縁に花がついていた。


「それいいな。それにしよう」


浩志が選んだものというのがしゃくだが、色は俺が選び白にして、それをプレゼント用に包んでもらった。



次は京子のプレゼントだ。


「去年何買ったっけ?」


「確か、ピアス」


「う~んじゃあ、今回は…」



と、浩志はアクセサリーコーナーで右往左往している。


「アツヤ。これは?」


浩志はブレスレットを持ってきた。


「いいんじゃないか?前回はピアスだったしな」


浩志が持ってきたブレスレットはゴールドのシンプルなデザインだったが、ところどころにパールがついていてオシャレだった。



無事、二人のプレゼントを買い、約束の時間まで時間を潰しに喫茶店に入ることにした。


「なあ。浩志、どうやってコクんの?」


俺は浩志に聞いたが、浩志は何も考えてないようだったが、焦っている様子ではなかったので、見守る事にした。



「焦んなよ」


それだけ忠告した。



結構時間はあったと思っていたが、すぐに待ち合わせの時間になり、俺は美保ちゃんを迎えに行くことにし、浩志とはまた改めて待ち合わせ場所で落ち合う事にした。








はい。



今日はここまでとします。



ビデオ見ながら打っていたので、おかしいところはあるかもしれませんが、ご了承下さい。



あとで、挽回します(;´▽`A``



今回はアツヤ君と浩志君がデパートではしゃいでいる光景を思い浮かべながら読んで頂きたいです。



次回はとう②美保ちゃんと京子が出会います。



どうなるのでしょうか。



それでは次の章で会いましょう。



バイバInBan。






みなさんは誕生日の思い出なんかありますか?



欲しいものじゃないものをもらって困った人。



どう使えばいいのか分からないものをもらって困った人。



わざわざ海外に行ったのに「なんでこんなもの?」っていうものをもらって困った人。



たくさんいるでしょう。



誕生日はみんなそのくらい大騒ぎなんですね。




アツヤ君たちもどうやら誕生日に向け、大忙しのようですよ。




え?!美保ちゃんと京子の誕生日が一緒!!!!!???














『22.    誕生日は大騒ぎ』              ①




美保ちゃん誕生日はなんと京子と一緒だったのだ。



去年は三人で誕生日を祝ったが、今年は美保ちゃんと二人で誕生日を…



「じゃあ、一緒に誕生日パーティーしような」


「は?ナンデ?」


浩志に美保ちゃんと京子の誕生日が一緒と言う話をしたら、なんと浩志は一緒に誕生日パーティーをしようと提案してきた。



なんと、京子もその提案に賛成だった。



「美保ちゃん紹介しろよ」


「そうだよ。アツヤの彼女見たいし」


京子はあの出来事が夢だったように何もなかったが如く振舞っている。



一体何を考えているんだ。



「ちょっと、浩志!」



俺は浩志を呼んだ。


「お前、京子に告白するんだろ?なんでわざわざみんなで祝うんだよ」



俺は小声で浩志に聞いた。



浩志は京子の誕生日に告白をすると俺に約束した。



二人で祝ったほうが告白しやすいはずなのに。



「いや…告白はするよ。でも、二人ってのは気まずい」


浩志は両手を顔の前に出し、京子がいるのにお構い無しに俺に頼みごとをした。



「なになに?浩志どうしたの?」


同然何も知らない京子はなんで浩志が俺に頼みごとをしているのか不思議がっていたが、俺たちはなんでもないと口を揃えて言った。



「じゃあ、場所とかは俺が決めるから」



勝手に浩志はそう言った。




『お主の考えておる事などお見通しじゃ』


家に帰った俺が明らかに困った表情をしているのを見た春姫がやって来て言った。



『どうせ、お主は美保が恋敵である京子にいじめられるのではないかと心配しておるのだろう?』


図星過ぎて俺は何も言えなかった。



「なあ、春姫。俺さ…」


『アツヤ電話じゃよ』


俺の言葉を遮って春姫が携帯電話を差し出してきた。



「誰だよ」



ディスプレイを見ると、浩志からだったので一端切ることにした。



そして、もう一度春姫に向き直って話をしようとした。



「あのな、春姫。ここで相談なんだけど」


『アツヤ。出たほうがいいぞ』


「なんだよっ!



切ったのにすぐに浩志はかけなおしてきた。



仕方ないので、出る事にした。



「なに?浩志」


俺は少し不機嫌気味に言った。



話の内容はプレゼントを一緒に買おうと言うことだった。


「分かった。明日、三時ね」


そう言って電話を切った。



『お主。さっきなにか言いかけておったな。なんだ?』


「今まさに浩志に誘われた事だよ…」



『ん?』


春姫は分からないといった顔をした。



「春姫に相談したかったのは、美保ちゃんの誕生日プレゼントを何にすればいいのかってことだったんだ」


俺に言われ、春姫は少し、困った顔をした。



『わしは現代のやつらがなにが欲しいのか知らん』



春姫は冷たく言った。



でも、俺は知っている。



なんだかんだ言っても結局春姫は助けてくれる。



『浩志と行くんじゃろ?やつの方がよっぽど女の好きそうなものを知っておるのではないか?』



「まあ、約束しちゃったし」




その夜、寝ながら明日何を買えばいいのか考えていた。



去年はこんなに悩んだりしなかった。



きっとそれは相手が美保ちゃんだからなのだろう。



しかし、考えれば考えるほど寝付けない。



『わしだったら最初のプレゼントはあまり高くないものが良いな』


何度も寝返りを打って、それでも寝れないので、ついに寝ることを諦め、ソファータバコを吸っていた俺の隣に座って春姫が言った。



『付き合っているとはいえ、美保はそういうプレゼントは欲してはいないと思うぞ。今の世の中は進みすぎているようじゃが、美保はそんな時代には珍しいほど純情な子じゃ。お主だって指輪やネックレスをあげるのは少し、荷が重いと感じておるからそんなに悩んでおるのじゃろう?』



春姫の言うとおりだった。



俺は本当は指輪とかアクセサリーをあげたかったが、きっと美保ちゃんにあげたら引いてしまうかもしれない。



そう思うと、一体何をあげたらいいのか逆に悩んでしまうのだ。



「そうなんだ。違うものをあげたいんだけど、思いつかなくて…」



俺はそう言った時、春姫がまた困った顔をしているのに気が付いた。



俺は関係ない春姫を巻き込んでしまっている。



いつもそうだ。



俺は春姫に甘えすぎている。



「まあ、実際デパート行けば何かあるし、大丈夫だよ」



俺は無理やり寝たフリをして春姫を安心させる事にした。








はい。



今日はここで終わりです。



アツヤ君は春姫におんぶに抱っこですね。




これが後に大きな問題を生むことに…




まあ。その話はさて置いて、気になる続きはまた次回。




それでは次の章で会いましょう。



バイバ(InBan。。。**