こんにちは、つくしです。
今日は久しぶりにコンサートに行ってきました。
うちの夫はたまに市民オペラに参加しています。
そのご縁でクラシックコンサートのチケットを購入させられることがある(笑)
で、今回お誘いいただいたコンサートはとても興味が湧いたので私の分もお願いしふたりで出かけました。
こちらです!
なぜハーフかと言うとこの方『髙岡 準(ひとし)』さんは左手だけのピアニストさんなのです。
元々才能溢れたピアニストさんだったのですが、
右手が難病で弾けなくなり左手だけで弾くという道を選択された。
それだけでもすごいのに4年前に脳梗塞で倒れられた。
またしても努力を重ねられ、左手ピアニストとして復活を遂げ、今日コンサートを開かれると言うのです。
もう、そんな素晴らしい若いピアニストさんのコンサートなんて絶対聴いてみたい!
しかも左手だけの演奏ってどんな感じなんだろう。
ワクワクしながら出かけました。
そして、本番が始まり舞台に登場された髙岡さん。
若い!かっこいい!(笑)
優しいゆっくりとした語り口。
さてさて、どんなピアノなのかなあ。
で、始まったのですが。
最初の一音でもう心を撃ち抜かれた!
深くて力強くて魂のこもった音!
超絶なテクニックで左手をものすごい速さで運んでいく。
体全体で音楽と向き合ってることが素人から見てもビンビン感じる。
とても左手だけで弾いてるとは思えない!
両手で弾いてるのかと錯覚するほど。
なんか、泣きそうになっちゃいました。
ジチーという左手ピアノの作曲家がいるそうで、その方が編曲したショパンの「革命」「別れの曲」
これが圧巻でした。
左手だけとは思えないたくさんの音が迫ってくる!
そして、シューベルトの魔王!
ずっと3連符を引き続けながら同じ左手で主旋律を奏でる。
凄まじい気迫でした。
そして引き終わると滴る汗を拭いながら柔らかい表情でゆっくりと優しくお話される。
もう、おばさんはすっかりファンです!
そして、この方の奥様もピアニスト(この方が夫の市民オペラの関係者さん)
奥様の内助の功でこのコンサートは成り立っているらしい。
2部構成だったのですが2部は奥様の伴奏でこれまた新進気鋭の歌い手さんがオペラ「椿姫」のハイライトを歌われました。
これもなかなか聴けないようなレベルの高いソリストの方々。
こんな方々をさいたままで来させてしまう御夫婦の人となりも感じました。
最後はアンコールで、御夫婦の連弾による武満徹の「小さな空」のアンサンブル。
合唱経験のある人ならきっと知っているでしょうが、とても癒やされる曲なのですよ。
半泣きの私。
来年も埼玉で演奏会をするそうです。
絶対行く!!と心に決めました。
良い演奏会は心を豊かにしてくれるなあと再認識。
こんな風に人の心を癒やす歌が歌いたいなあと僭越ながら思ってしまいました。
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