1日に100回は「忙しい」って
言ってそうなくらい
「忙しい」が口癖の子がいました。
学生ならいくつかの提出物や
学業や部活や趣味のやりたいことで
忙しいと思います。
本も読みたいし音楽も聞きたい。
誰でも当たり前のことでした。
やりたいことが「こなせない」ことを
すべて忙しいと言い換えていたのでしょう。
そのうちに
「私まだあれやってないから忙しい」
「このスケジュール入れたから忙しい」
はじめは多忙でカッコいい気もしたけど
忙しい内容を毎日聞いているうちに
スケジュール管理が出来てないだけじゃん!
と、周囲が気が付いて彼女を
『忙しがり屋』と言うようになりました。
※陰口でなく『情報屋』くらいの感覚です
そんな彼女のある日の失敗
忙しいが口癖での友達と私や友人は
ある時先生に頼まれごとをされました。
難しいことではなく
必要なものを運ぶだけなんですが…
そのとき友達は
いつものように忙しいアピールをしてしまい
そのうえ、その先生が優しいのをいいことに
「私こんなに忙しいのに、先生は~○×▼ー!」
と皮肉を超えたこと言ってしまい…
先生は静かに
「そっか、申し訳なかったわね
じゃあもうあなたには頼まない…」
と怒りを含めた口調で言い返していました。
忙しいという単語は…
以前にもちょっと書きましたが
忙しいという字は「心」を「亡くす」と書きます。
忙しい時に声をかけられて、
良くない対応をしてしまったことってありませんか?
私はあります。されたことも勿論…
あまり忙しすぎない方がいいですね。
忙しいという言葉を発すると
聞いた人は
「いま手掛けているもののが重要で
それ以外に手掛けている時間は取れない」
と感じてしまいます。
人によっては
「自分が相手をしてもらえる状態ではない」
「相手にはもっと大事なことがある」
と捉えるでしょう。
文字にしてしまうととても寂しいですね。
私も過去に、知り合いから
「忙しいって言うと誰も遊びに誘ってくれなくなる」
「仕事の場合は仕事が来なくなる」
と言われました。
確かにそうかもなぁ、と考え
忙しいと言うのを控えるようにしました。
でもたまに単語として使ちゃうけど
まぁ、どうしても現代では
出てしまいがちな単語ですが
いわゆる「逆・開運ワード」って
あるんじゃないかなって思ってます。