先週末は久しぶりにバンド練習だったので、SGと、もう1本くらいギターを持っていくかと、選んだのがビルローレンスのストラト。


初めて買ったギター。


ギタリストのDSK君が仕事で来られず、結局3ピースでの練習となってしまい、なのでそこそこギターは弾いたわけです。


本命はSG。というつもりで行ったのですが、ストラトにハマる始末。


ギターが1本のバンドならば、ストラトで決定してるところでありました。




まぁしかし、冷静にギターの音を見極めるには、状況が悪すぎた。


DSK君がいないことは止む無しにしろ、ずーっと使ってるいつものスタジオに入ってるのに、アンプがいきなり違ったりする。


最初はマーシャルが入ってて、ここ数か月はヘッドがVOXに替わってて、それにやっと慣れてきたころに、今度はCARVINのV3Mとやらに替わっていた。


このアンプに慣れるのに時間がかかり、結局ギターについて何かを掴めたかというと、何とも言えない感じ。




ま、腐れ縁のスタジオなので、今さらアレコレ言うつもりもないけれど、こっちはそのアンプがあると思ってそのスタジオに行くわけなので、替わるなら替わるでひとこと言って欲しいところ。


14年も通ってんだから。




さて、前回の日記に書いた通り、ギターは弾きやすさが一番だということで、スイッチが邪魔なレスポールスペシャルは避けたわけです。


で、体にぴったりフィットと言えばSG。


こりゃもうSGしかないだろうと、それくらいの気持ちでいたわけなんです。


ただ、ストラトを弾いてみて、やっぱりフェンダー系のシングルは扱いやすいと。


ぶっちゃけ、ハムバッカーがわかんねぇっす。


いや、というか、ハムバッカーでもシングル的な音作りを目指してる時点で、私にハムを使う理由がないというか。


ハムの人たちに、お前にはハムを使う資格がないといわれても仕方ない。


逆に言うと、俺に・・・ハム・・・必要ない!


となってしまうわけで、なんか切ない。


だってSG好きなんだもん。


ああ、切ない。


かくなる上は、SGのピックアップを載せ替えるほか手段はない。


そしてそれはめんどくさいことであります。




まぁでも、4人で音を出してみて、ストラト×2の状態で、音の被りがないようなら、ストラトのままでいいのかも知れない。


じゃあテレキャスでもいいんじゃ?というツッコミは、聞かない。


テレキャスは・・・特に私のテレキャスは、たとえて言うなら木製バットみたいなギターなのです。


なんだか妙に芯が強いというか、太く鳴る、まぁその用途の人にはすごくいいギターなんだと思うんです。


ブルースとか、リードを弾くにはいいんじゃないかなと、手前味噌ながら思うんです。


でもそれが、キャップライスにはちょっと重いような感覚があって。


その点、ストラトは・・・まぁこれも「私のストラトは」という話にしかならないんですが、音が華奢なんですね。


きらびやかで、刃物のような印象です。


木製バットと刃物、これはかなり違うものです。




いや、ギターの音について深くは考えないようにしていきたいのですがね。


あくまで歌うためのギターであるという、その位置付けだけは揺らぎません。


他の部分ではめちゃくちゃ揺らぎますけどね。


しかし、歌に集中するためにも、ギターのことで気が殺がれないように、出来るだけ何も考えずに弾けるギターを選ぶのは重要と考えるわけです。


それは単純に弾き易さでもあり、音色に対する迷いの無さでもあると。




今度、4人のときにストラト鳴らしてみよう。


YouTubeで憧れ巡り。


誰にもなれなくて、この先なれそうもない。


黒いギターを肩に掛け、鏡の前に立ってみる。


無力感の少し後、かすめる程度の肯定。


あちこち探しても見つからないものは、すでに手の中にあったりしてね。


・・・それはちょっと都合良すぎるにしても、探し物はどうやらそこらに落ちてる物ではなさそうです。


諦めと覚悟の隙間、行ったり来たりして。


足りないものと自負の隙間で、足掻いてみたりして。


焦ったり悩んだりしながら、まだまだ遊んでいたいのです。

ギターに関して右往左往させたら私の右に出る者はなかなかいないというか、それは右往した私の右なのか、それとも左往した私の右なのか、それによってニュアンス変わってくるんじゃないかとか言葉遊びに興じている場合じゃないんですこんばんは。

本日、休日出勤の腹いせに爆音ひとり練習会を行った私は、結局まだメインギターを決めきれずにいるわけであります。

そもそもそれぞれのギターにそれぞれの魅力があるのですが、私の思考がそれぞれの良くない点ばかり考えてるあたり、これはよくない状態であると。

このまま行くと、楽しくなくなる。

や、悩み苦しむのもこの道の楽しみではあるのです。

音楽だけじゃなく、何か真剣に取り組むものがある人にとって、産みの苦しみというか、事を成す上での苦悩もまた喜びであると。

ただ、その性質には気をつけないと、物のせいや他人のせいにする苦悩は、楽しい結果に繋がらない。

私はそう思います。



だから、そんなときは丸裸になって、原初の衝動に身を任せるのが一番なのです。

シンプルな欲求を、まず最優先させる。



私は、ワーワーと歌いたい。

そのために、ギターを握っているのです。

歌を先に考えれば、ギターは出来るだけストレスの少ない物を選べばいい。

どのギターを弾くかは、それを基準にして選ぼう。



ギターを決めたら、次に来るのがその音色。

これはどのギターを弾くかの次の段階であり、別の問題として捉えよう。

そのギターで鳴らせる範囲で、自分の思い描くベストの音色に出来るだけ近付けよう。



それが私個人の正しい順番なのだ。

ギターにおいては、妥協の宣言とも言える。

しかしこれが、私にとって正しい。



あ、スッキリした。

そう、ここがね、心血注ぐべきポイントではないのです。

私は、いい曲を作りたい。

また誰かが歌ってくれたり、気に入ってくれたりするようなやつが出来ればいいなと。

そのためには作らないけど。

ていうか、作れないんだけど。

自分の歌を歌うしかないんだけど。

ブログを読んでる方にとって最も面白くないのが、私が自分のメインギターについて悩む様子を記述しているシリーズであると思われます。


でもね、悩みだしたら止まらない。


考えだしたら、止まらない。


仕事の手は、たびたび止まる。


ということでございまして、この問題に決着をつけなければ、私の社会生活危うし!ということになってしまいますので、引き続きこの問題に大真面目で取り組み、全然必要はないし、求められてもいないし、なんかかわいそうな目で見られてるような気配を感じないでもないですけど、私とメインギターのことを書いていきたいと思います。


興味のない皆さん、サヨナラ!




さて、SG。SGですよこの野郎。


こいつが私を誘惑するのです。


あのね、SGを弾いたことがないというギタリストの方もいらっしゃると思うんですがね、一度弾いてみてください。


ボディーが薄くて軽いのに、ネックは幅広で握りごたえがあり、しかもそのネックがよく鳴るのです。


薄いボディーは体に密着するように寄り添い、「どうぞお好きになさって」と言わんばかりの上目遣いでこちらを見ます。(はい、この辺から妄想です)


「ようし、どれどれ」とスケベ心丸出しでひとたびアンプに繋いでみるや否や、このじゃじゃ馬は言うこと聞かない!!


あとはもう、SGの鳴りたいように、歌わせるしかなくなってしまうのです。(個人の力量によります)


なんてスケベなギターなんだ!SGこの野郎!!




そんなわけで、SGには気を付けないといけません。


私のような田舎者に、乗りこなせる相手ではないのです、多分。




ま、おふざけは別にしまして(7割本気の記述ですが)、私ね、真面目に考えたんです。


ほんと、仕事の手を止めてる場合じゃないし。


この問題に決着をつけないと、私、ほんとにダメな人間になってしまいそうで。


だから、まずは一番やりたくないこと・・・自分たちの動画を見て、分析する作業を行いました。


うわー、やっぱつらい。


ヘタクソな演奏つらい。歌唱もつらい。


だけどこれを乗り越えねば、私は先へ進めません。(仕事が先に進みません)




動画の私たちの演奏、少しラウドすぎると思いました。


もちろん、それもアリだし、それはそれでよかった部分もあります。


しかし私の思い描いているバンドの音像とは違いますし、勢いでやったれぅおりゃー!という浅ましい根性が当の本人の私にはよく見てとれます。


こんなものじゃない!私の愛した音楽とは、こんな勢い任せのオラオラロックじゃない!


向き合って、考えて、そして見つけました。


ああ、ギュリッと感だ!


(ここから擬音だらけの文章になります)


割合ドッシリとしたドラムに、低音が唸るベース、そして甘く奏でるギターと、抜けの悪い私の声。


そう、私のギターに求められるのはギュリギュリした感じなのです。


本来ならばギャリーンと、時にはチャリーンと鳴ってるはずの私のテレキャスは、ライブの空気にのまれてドーン!ドーン!と鳴ってしまっている。


身に覚えがあります。


音圧が欲しくて、いつもよりブーストさせてました。


これだ、これがダメなんだ!


あろうことか、SGで更にザザッと感を得ようなんて、まったくの逆効果ではないか!


テレキャスは悪くない。悪いのは・・・私・・・だっ!




そんなわけで、ひとつの答え「ギュリッと」を私は得たのでした。


よし、これで半分決まったようなもんだ。


やっぱレスポールスペシャルが本命だ。ギュリギュリするならアイツに限る。


ここからは、私とレスポールスペシャルがどれだけ打ち解けられるかという戦いになります。


まず、レスポールスペシャルが小ぶりなギターなので、巨体の私に似合わないという点。


ここから戦いは始まっていますし、それがこの戦いのすべてと言っていいでしょう。


いいのか。いいのだ。


まずは最もギターと私が輝いて見える位置・・・いわゆる抱える高さを調整していきたいと思います。


さあ、私は鏡の前へ。


みなさんは、それぞれのギターを愛してやってください。


やっぱSG軽いな。(オイ)

なんかこう、フィット感も含めて、取り回しが良すぎる。

性格に難はあるけど、体の相性は抜群みたいな。

そんなベタな喩えがハマるギター。

魔性だ、私は魔性に魅入られている!

さあ、みなさん、逃げてください。


今から私が、自分のメインギターをどれにするかってことを語りますよ。


いや、語りますっていうか、頭の中にあることをそのまま羅列するだけなんですけどね。


このブログの本領発揮ですよ!


バンドの話なんてね、一時だけの戯れなんだからね!


私は独り言をぶつぶつ言っていたいのであり、それがこのブログのコンセプトなんだから。


それではサヨウナラ。・・・いや、サヨナラ!(祝50回転記念)




さて、生き残ったみなさん、あらためましてウタキャスターです。


「SGをメインギターにする」と豪語した舌の根も乾かないうちに来たよ来た来た!私の悪癖!!


レスポールスペシャル弾きたいなーっ!つってね。


昨晩、我が工場(「こうば」と読んでください、「こうじょう」じゃちょっとニュアンス違うので)にて、爆音ひとり練習会をSGで行った結果、ふたつの問題が頭をもたげたわけです。


その①

クリーンがやっぱ、ハムだとちょっと違うのよね


その②

足元がややこしくなりそう


以上の問題。




その①については、まぁ好みの問題です。


長年テレキャスやストラトのフェンダー系クリーンサウンドに浸っていた結果、私の思うクリーンという音は、そういう音というイメージが染み付いてしまいました。


SGだとあまりにイメージが違いますし、その対策としてクランチ気味の音色を既存曲のクリーン(で弾くべきところ)の位置に当てはめることも考えたのですが、それだと音量や音色の部分でつじつまが合わなくなってくる。


それがその②の問題へと繋がってくるわけです。


私がキャップライスで使用する音色は、そんなに多くないです。むしろ少ないほうだと思います。


基本バッキングはオーバードライブを薄くかけた音。それとソロ用のギュイーンとした音。あとは弾き語り調のクリーンです。


大体この3種類に、プラス音量変化が加えられると最高!みたいな感じです。


音量変化を自在に操るには、ボリュームペダルが最適かと思われます。


しかし私、ここまで約20年ほどギターに触れてきまして、それによって培われた信念と言いますか、こだわりのようなものを持っていまして。


それは、「重たい荷物を持ちたくない!ダメ!絶対!!」というものなんです。


いやね、ま、人によってはふざけんな!・・・と思われるかも知れませんが、これけっこう重要なんですよ。


いちいちそんなに重たいものを用意しなくちゃいけないというのは、結局自分のフットワークを重くするということであり、すぐに飛びつかなきゃいけないチャンスを逃してしまいます。


特にエフェクターが増えることによる、配線のめんどくささ、設定のめんどくささ、荷物の重さ、というものが精神に与えるストレスはかなり大きいものだと思うのです。


すいません、要はそんなにギターが好きじゃないのかも知れません。


いや!そんなことはない!エフェクティブなギターに対する興味が薄いだけだ!


だってさ、生のままのギターの音を大事にしているほうが、ギターを好きと言えるって人もいるでしょう。


ま、私はそんなにこだわりないですが。(オイ)




さて、じゃあSGとレスポールスペシャルを比べて、何がどう違うかと。


まずクリーン(もしくは薄いクランチ)を比べると、レスポールスペシャルのほうが好みです。


そして、現在大問題となっている(勝手に騒いでいる)足元すっきり荷物すっきり問題においても、レスポールスペシャルがSGに勝る点がひとつあります。


それは、セレクタースイッチの位置です。


これによって、エフェクター1個分か、使い方によってはそれ以上の利点を生み出せます。


私のように主にジャカジャカ弾くタイプ・・・要は右手のストロークが大きく、コードをかき鳴らすタイプ・・・押し並べていうとヘタクソなタイプ(言い過ぎました)には、このレスポール特有のスイッチ位置は常に付きまとう問題点と言えるでしょう。


知らない間に右手がスイッチに触れてしまい、ピックアップが切り替わってしまう・・・そういう経験が誰しもあるはずです。


現に、あるギターボーカルの方が、フロントのボリュームを0にしていたため、本人も気付かないような些細なタッチでストローク中にスイッチがセンターに入ってしまい、ギターの音が出なくなって慌てふためくというような動画を私は見ました。


何ランドリーかは言いませんが、あれはおそらくそういうことだったんだと思います。




そういう意味で、レスポールのスイッチの位置というのは、ある種の人間たちにとってはけっこう大きな問題であり、ひとつの壁でもあるのです。


しかしまぁ、ひとつ確実に言えるのは、そんなもん、慣れです。


ずっと弾いてりゃ慣れるはずです。


私自身、よくいるタイプの「それを避けて通ってきた人間」ですので、何も偉そうに言う資格はありません。


だがしかし、私は今、直面している。


その壁を越えろと、声がするのです。




あ、話が逸れたままなので、戻します。




レスポールのスイッチ位置は、SGに比べて触りやすい位置にある、ということです。


もちろん、これも人によって様々好みは分かれるところですが、私はSGに関してはギターの位置を低く構えたいほうなので、スイッチに手が届きません。


スイッチをいじろうと思ったら、レスポールの一択になるのです。




いや、やりたいですやん。演奏中にスイッチをコーンと切り替えて、ソロを弾いたりとか。


もうね、ただそれがやりたいだけの為に、こうやって講釈垂れているといっても過言ではないというか。


ね?何なんだよって思いますよ。


ここまで読んできたのに、要はそれかよって。


そんなもんね、有用な情報がこんなところで得られると思ってるほうがどうかしてるんですよ!


そんな甘いもんじゃねえよ!


ギターのこと知りたけりゃ、ギター弾けよ!


それは俺だよ!お前は俺なんだよ!


こんなこと書いてないで、ギター弾きます。


不死ロックも終わり(まだ言うか)、次への一歩を踏み出すにあたり、ギター周りのお買い物をしたわけですが、その中で今回の目玉部品が「SG用のペグ」でした。

昨日は仕事の休憩時間にペグの交換作業をば行ったわけですが、意外と時間がかかり、仕事の時間にけっこう食い込んでしまったのだけど、それはみんな内緒な!!



そう、私、ウタキャスター。

この名前を名乗るのは、メインギターがテレキャスターであるからに他ならないわけです。

だけど、名乗り始めた当時とは、だいぶバンドの状況が変わったこともあり、今、メインギターをSGにしようと目論んでいます。

それがバンドの音において、ベストの選択なのだ!

私のギターの役割って、コードバッキングが主になってくるのです。

テレキャスターはコードバッキングに向いてるギターなんだけど、どうしてもDSK君のストラトと被るところがあるわけです。

ま、耳の肥えた方ならば、ストラトとテレキャスの音の違いは明確と仰るでしょう。

ただ、我々なんかそんなに繊細な音作りやアンサンブルを構築しているわけではないので、要するに大味というか、ざっくばらんにわかり易く分けたほうがいいよねってなことなんです。

キャップライスの特徴として、ベースがあまりベーシックでないという、矛盾があります。

ベースのウエノ君は、そういう風にしか弾けないのです。

本人はもっとちゃんとベースらしく弾けるよって言うんですけど、それをすると全く面白くないんです、アイツ。

なので、ウチの場合リズム隊はドラムと私のギターということになり、両サイドでベースとギターが自由にやってるというバランスなのです。

それをより伝えやすくするために、私はSG。

そして、こんな無粋なことを説明しているのも、「ちょっとその辺も気にして聴いてみて?」というスケベ心からなのです。



今回、ライブのあとにいろんな方から感想をいただいて、中でもあまりバンドサウンドに馴染みのない方からは、「もっと歌を聴きたい」という声をいただきました。

我々としては、歌が全てとは思っていませんし、私個人の趣向においては各パートを同じバランスで聴いていただいて、その総合としてバンド全体を観ていただきたいのが本音です。

でも、そういったお声に反発するわけではなく、まずそこに興味を持って貰えたのなら、そこをもう少し強化して、そこからズルズル引き込んでやろうウッシッシと企んでいるわけなんです。

歌に興味を持っていただくというのは、まぁそれは解りやすい反応かなとは思うのですが、やはり歌い手として、ソングライターとして嬉しいことです。

でも、世のバンドの多く…というか、私が好きなバンドの多くは、ボーカル!ギター!ベース!ドラム!と、どのパートも捨てがたい魅力を持っていて、我々もそういったバンドになりたいし、そもそもバンドサウンドってそこが楽しいんじゃないか!と思ってるんですよね。

そして、そういう風に作っています。



歌を聴く、というのは、入り口として間口が広いですが、もっと奥を覗くと、もっと楽しいもんですよ、と。

私、バンドに永く携わってる人間のひとりとして、そういうことを伝えていけたらなぁと思います。

もちろん、こんな説明臭い文章じゃなくて、音楽そのもので伝えたい。

例えば、メジャーで活躍するソロボーカリストのバックには、素晴らしい技術を持った演奏者が付いているわけですが、そのほとんどが歌を前に押し出すための演奏をされているように感じます。

それに比べてバンドの面白いところは、それぞれが互いに勝負しながら、だけど曲をよくするために出たり引いたりするところだと思うんです。

ボーカルのためにバンドがあるのではなく、曲のためにボーカルをはじめ各パートがあるという。

そういう見方をすれば、音楽がもっと面白くなると信じているので、その感覚を多くの人と共感したいなぁと、ささやかながら願っています。



あと、SGは軽くて楽なので、それがメインギターにしたい理由の8割です。


東京の人、聴こえますかー!?


最近、バンドの話題推しで若干うざいかも知れない当ブログですが、まだまだこれで行きます。


はたしてこのブログに東京方面の読者様がいらっしゃるのかどうかはわかりませんが、明日!盟友(勝手に呼んでる)ボインランドリーのライブがありますよ!


ハイ告知!




5/13(日)
下北沢ボイスファクトリー
(http://www.voicefactorylive.com/ )

出演
1.M.I.L.F (18:00~)
2.アメフラシ(18:40~)
3.THE DUXIES(19:20~)
4.SLICK(20:00~)
5.ボインランドリー(20:40~)

OPENは17:30

料金
¥1500(別途ドリンク代¥500)



ボインランドリーのブログ( http://ameblo.jp/chiroku33/ )からコピって来たので、文字サイズもそのままだ!


杜撰!杜撰と書いてずさん!いや、そのまんまなんだけど私は読めないので私レベルに合わせて書きました。


ま、このブログに宣伝効果などまずないですし、集客アップはこれ、期待できませんけどもね。


ただ、何が起こるかわからない世の中ですし、書くことは無駄じゃない。


書いて私の気が晴れるなら、書けばいいのさ、それがブログってやつさ、と。




もしも、このブログきっかけでボインランドリーを見に行かれるようなことがあれば、ボインのメンバー・・・いや、ボインなメンバーに「ウタサピエンス読んで来ました」と言ってもらえれば、会話の糸口として完璧!


それだけかい!


それだけです!


変態的なパフォーマンスで誤解を受けやすいボインランドリーですが、その人柄に間違いはございません。


ぜひとも、東京の人、一度ご覧になられてはいかがか。


ボインをひとつよろしくお願いします。


先日、我々キャップライスが参加させていただきました不死ロック。


その感想ともうしますと、どうしても旧知の仲である黒鉄ゾンビやボインランドリーに話が偏りがちなのですが。


もう一組、これは皆さんにぜひとも知っていただきたいバンドがございまして、それが今日ご紹介いたします「シリカゲル」でございます。




黒鉄ゾンビ、ボインランドリー、キャップライスの3組は、熱唱型という意味で、わかりやすい音楽をやってるバンドだと思うんです。


それに比べるとこのシリカゲル、かなり難解な音楽と言っていいかも知れません。


アンビエントロックバンド、と自己紹介されてますが、ピンと来ない方も多いのでは?


ま、私もわかったようなふりしてますが、説明しろと言われると全くできる気がしません。


なので音楽を聴いてください。


シリカゲルの動画こちら→ http://www.youtube.com/watch?v=lVr_XW466vQ


こちらなども→ http://www.youtube.com/watch?v=F50FxfPof2A&feature=relmfu




私、自分がわかりやすい音楽をやってるもんで、こういう音楽には疎いのですが、興味がないわけではありません。


我々のようなバンドをしている者は、デカい音でガーン!とやらなきゃロックじゃねえよ!・・・などと思っているように傍から見れば思われる節があるのですが、実際はそうでもないです。


それは不死ロック主催の黒鉄ゾンビがこのシリカゲルを招へいしたことからもお察しいただけると思いますし、実際にその不死ロックの現場で、シリカゲルのライブを一番楽しんでいたのは共演者たちではないかと私はこの目で見て感じました。


いい音楽は、それがどんな形態や表現方法であったとしても、好きなのです。




そしてこのシリカゲル、ただいまロックインジャパンフェスへの出場権を得るために奮闘中です。


もしシリカゲルを気に入ってもらえましたら、以下のページへリンク一発、投票ボタンをくりっとクリックしてください。


投票ページ→ http://jack.ro69.jp/contest/jack2012/artist/23137


ただ、シリカゲルのメンバーさんの言葉を借りるなら、


「シリカゲルに投票していただきたいという気持ちよりも、これだけ沢山のバンドが頑張っているということを知っていただきたい」(要約)


ということです。


なんて謙虚。


なので、ぜひみなさま、お時間の許す限り、リンク先のページからいろいろなアーティストの音楽に触れてみてください。


すっげー沢山、ロックバンドっているんですよ。


もう全然すべてを聴くことなんて出来ないと思います。


僕も50組聴けたかどうか・・・です。


そして、もしお気に召すバンドがいたらば、投票ボタンをくりくりっとクリックしてあげてください。


偉そうな物言いになりますが、私から見て、既存のロックの枠の中で、そのコピーじゃないか!?という退屈さを感じるバンドも多いです。


でも中には光るものを持つバンドもたくさんいるし、シリカゲルもその中のひとつだと思っております。


ぜひぜひ、よろしくどうぞ。


ライブが終わって1週間以上経つというのに、動画の回転数を眺めてありがたみを噛み締めつつも悶絶したり、いただいた感想コメントやメールを反芻したり、そういった自分という人間の小ささを感じつつ「・・・いやいやでもでも」などとまた余韻に浸ったりしているこの頃です。


これもまた、4年分の反動。


もうね、ダメダメこんなんじゃ。


他のバンドはみな、次へ動いているよ、多分。




そんなわけで、私も強制的に次への準備に入るため、まずはお買い物をばした。


ぶっ壊れたSGのペグや、アンプまで届かなくてDSK君の足を引っかけてしまっていたケーブルや、諸々をインターネットでご注文。


便利や、便利な世の中や。


私の生活圏には楽器屋がほとんどなく、あってもピアノ中心のお店であり、超初心者向けギターやベース、弦やピックやストラップが申し訳程度に陳列されたお店ばかり。


はっきり言って、そういうお店には全く用がないのです。


目の保養になるような憧れのギターもなければ、実用としても中途半端なものばかり。


お店に通うことのワクワク感でいえば、むしろリサイクルショップに掘り出し物を探しに行くときのほうが高いです。




ま、最近はギターそのものへの物欲がほとんどなく、そりゃ出来ればギブソンとか弾きたいなぁ・・・とは思うのですが、そこまで強い欲求ではない。


まずそんな金銭的な余裕がない、というのはまぁ誰もが言うことなので言わない、言ったけど。


大体、余裕があろうがなかろうが、欲求とは関係のない話である。


歳をとると、そこそこいろんなギターを見てくるものですが、その中で段々とブランドに興味がなくなってきている。


ま、それでも先に書いたようにギブソンは憧れ。


や、ギブソンに対しても、崇拝するような気持ちはないのですけども。


だけど、この憧れをなくしてしまったら、何だかまずいような気がするのですね。


ギブソンってそういうものだと思うのです。




他の理由としては、手持ちのギターにわりと満足している、ということ。


テレキャス(メキシコ)、SG(グレコ)、レスポールスペシャル(オービル)と、安物ギターばかりではあるものの、やはり愛着をもって接していると、そいつの個性というか、鳴らし方がわかってくるものでして。


楽器との付き合い方というか、相性やその価値の計り方というのは、結局はそういうことなのかもなぁと思っています。


ま、そもそも高級ギターが備えるところの、ローノイズだとか鳴りだとか音圧だとか響きだとかが必要でない音楽との付き合い方をしているというのが大きいのですが。




あ、ようやくいつものこのブログらしい記事が書けるようになった。


そうです、しょうもないでしょう。


これが私の本領であり、致し方ない性分であると思っていただいて差支えございません。


でもね、自分なりに思うところあり、これからはもうちょっと違ったことも書いていきたいのです。


不死ロックという、ものすごく限られた場所でも、面白いバンドが沢山います。


当然、ロックバンドが一番たくさん集まっているのは東京。


そして、東京に出られぬ(出ない)理由を持ちながらも、地方で活動しているすごいバンドもいるでしょう。


そういうことを想像すると、世間的にはすごく下火な感じがするロックバンドの世界が、ものすごく果てしなく広大な広さを持つもののように感じられるのです。


そういった感覚でもっと広くロックバンドというものを見ていきたいし、すごいバンドを見つけたい。


もし見つけられたならば、それを紹介するようなことが出来たらなぁと、朧気ながら思っています。




ま、私のことですから、マイペースに。


言っときながら、何も紹介しない、ということもあります。


いまだライブの余韻に浸っているような、自分がかわいい私のことですから。


ただ、なんかこう景気の悪い、死んでるクサい、日本のロックバンドを取り巻く空気を晴らしていきたい。


や、それは自分の主観ですので、世間的なムードを変えるとかそんなたいそうな話じゃなく、自分の中に希望を持ちたいっていうだけの話なのです。


ロックバンド、面白いよまだまだ、って思いたい。


だってね、こんなこと書いてますけど、紹介できるバンドなんてそんなに知らないですしね。


それに、自分のことだってやりたいし。


これだけ言い訳しているのだから察していただきたいのですが、すでにめんどくさいなぁとか思ってるし。




ま、虚言癖のひとつだとでも思っていただけたら幸いです。