尾崎右宗official blog select「右宗ブレンド」powered by Ameba -7ページ目

まっつぐ

24年前、文学座附属演劇研究所で一緒に学んだ佐藤二朗さん。

{94A7C055-B06A-456A-B774-668D98282032}

劇中さながら
手を取り合っての芝居は24年振り!
若かりしを思い…感慨深いひととき。

互いに続けてきたこと
また一緒に芝居できること、に感謝です。

{718656F0-BCA4-4542-B9E5-612809B38B55}

日常に追われて忘れがちですが、
懸命に打ち込んだ日々や出会いは貴重ですね。

こうした想いを重ねられよう、
これからも気張りたいものだなと。

{E8CCA9B9-A3FC-4242-A3F3-86CC2E6FF2AA}

二朗さん、
掛けがえのない時間でしたね。 

あの頃もこれからも、無我夢中でいれたなら…。

またぜひに!

とりあえず、
「まっつぐ、いきやしょうか!」
@落語 THE MOVIE「替わり目」より



粋ざま

山田五十鈴先生にいただいた反物。

いつかいつかと
大切にしすぎて早◯年…σ^_^;
ようやく仕立てさせて頂きました。

{ADD343A1-5B67-4F0B-9D51-171C85BAC5BD}
先生に初めてお会いしたのは、

とある作品の裏方兼演者としてでした。


「尾崎右宗さん。…そう、尾崎紅葉さんを浮かべるわ。もう覚えました」


なんとも

チャーミングな笑顔でそう仰って。


粋な方だなぁ

という印象でした。


公演中、スタッフキャスト・ベテラン新人隔たりなく、周りの方への思いやりを目の当たりにしました。


銀幕の世界、舞台の世界、

黒澤明監督をはじめ、多くの作り手や共演者から信頼と尊敬を集める山田五十鈴さん。

大女優で大スターです。


スターというのは、

仕事で聴衆を喜ばすだけでなく、

その生きざまや人間性が

関わる人を幸せにする。


その感動は

自然と語り継がれていくから

自然とスターが生まれてくるのだと。

山田先生を見ていて気づきました。


公演が終わってからも時折りご連絡をいただいては、本番の舞台袖やドラマ収録を見学させて下さったり、昼食をご一緒させていただいたりと気にかけていただきました。気さくにお話しさせていただいた様々が、今にして思うと何気に俳優というものの生き方を教えてくださっていたような。。


先生はいつも屈託なく笑って驚かせてくれます。


「あなた、来月あいてる?」

「はい」

「京都で時代劇があんのよ」

「一緒に出てくれない」

「?、、はい!」

「良い役があったからね、推薦してみたの」


さらには、山田先生から帳面を出されるとあなたも一筆くださいなと。


「芸事の養子会があってね。俳優の後輩達が連名で作ってくれたのよ。洒落みたいなものだけど(笑)あなたは息子にしたら若くて失礼だから孫かしら」


名だたる俳優や演出家の方々が名前を連ねていらしゃいました。大変光栄であり、恐れ多いですが…ありがたく末席に書かせていただきました。きっと東宝の後輩俳優をたくさんの方に紹介し、見守ってくださったと感じます。


なぜだったか?分かりませんが、

生意気にも臆せずに雑談から芝居まで喋る自分をいつも優しい眼差しで聞いてくださってました。

まるで孫が遊びにきたかのように…

今思うと、感謝ばかりです。

「芸に生き、芸に遊ぶ」

とした大女優、山田五十鈴。


粋という言葉がこんなにふさわしい方はいません。

優しさと思いやり、その伝え方まで…

惚れ惚れします。


いただいた浴衣を前に、

先生の微笑みと芸への覚悟を思い出し、

背筋が伸びてきます。


先生、これ着て、

お稽古や芝居に励みますね。

{ADD343A1-5B67-4F0B-9D51-171C85BAC5BD}
{F2DEC88F-91CE-4D43-A1D1-219B5E00FC60}

{D56DAFB5-1B51-4908-ADE1-BA798710B5B0}先日、伊勢神宮へ詣でた折に御名前の由来と云われる五十鈴川へ。今年は何かと先生を思い出すことの多い年です。

俳優として人として、
格好よく、
粋に生きていきたいものです。



ヒゲヨサラバ


感無量!

{13E65EA0-5004-43E7-ACFD-7ED37B12716E}

映画「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」

有楽町スバル座での公開初日舞台挨拶は立ち見のお客さままででる盛況ぶり。あふれんばかりの人に熱くなります!



3月から4月に渡る撮影、上田、東京と約ひと月。
愛着あるヒゲはクランクアップには愛おしく。
ちなみに自前です、こんなに生え揃うとは(^^)b
{7A2A5F2E-91B4-4136-807C-A7D373A8367E}
30代から50代まで
{A2F1992F-9735-4911-B773-025ECC9C990C}
病理学の第一人者、長与又郎先生↓を生きた。
{E7DF23F6-10CE-449D-A9DE-A09D21830C84}
東京帝國大学総長であり、
{5FFFDD6E-9F77-44BE-9C6E-049585294129}
医学会を牽引した偉人。
{EDA4344C-3193-4E9F-82AD-E8F4EF6E164A}
山極勝三郎先生を支え、人工がんの発生研究の環境をサポート。研究者として誰よりも彼を信じていた。
{93FF248C-BD6B-4188-A4DC-439F5A3442AC}

{6E91F911-1DEE-4F7C-B5B9-6B5CDD7C1FA6}

その漢の魂。

自伝には
並はずれた統率力、行動力。

そして
2度同じことを聞くと怒鳴る(笑)
かんしゃく玉を
そっと紙で包んだような方とも。

実力があり、
仲間を思い、愛され、
せっかちでオシャレ。
魅力的な御仁です。
{AD9C384D-F3BA-4220-B58C-4401D579E788}
長与先生の豊かさを再び芽生えさせられたら…そう思って演じてました。

あの時代、
あの情熱、
先生の思いと旅してきました。

学び、感じ、伝えながら、
僕自身も器を広げられていたらと。
{4B2A872B-64E4-4316-95F7-4D9DC466A213}
テンション上がるロケセット、飛ぶ鳥を落とす勢いの遠藤憲一さんと撮影。自然と引き出され信頼を寄せてしまう遠藤さんの存在感、やはり素晴らしいです。
{138ACE3F-7A42-498F-B8DC-3FFF4EDA7FCB}
「エクレール お菓子放浪記」についで近藤監督やスタッフとの再会が嬉しかった今作。
現場では誰よりも元気な監督。
ロケ先の食卓ではアイデアが飛び交い、
役への厚みが増し信頼が深まる日々が楽しい。
{DC937B86-5524-4BCF-8750-0FDCF828169D}
地元有志の皆さんと
{005A583B-103A-4A90-8D76-03B6689581E8}
勝三郎の研究所
{303E6A5E-D67A-4D53-9EB4-96615F33EDA3}
桜満開の上田城
…たくさんの思い出(≧∇≦)
キャストとスタッフに深謝。


ついに公開の日!

{3DACE2B0-AF92-40B6-9015-B92805392F32}
癌研究に命をかけた漢の生きざま。
その想いを支える家族や仲間。
互いを思いやり助け合う営みが現在と未来をつくっていく。

登場人物たちの熱量は、近藤監督、遠藤憲一さんはじめ、スタッフキャストの思いと重なり、世代を超える作品として完成しました。演じさせていただいた東大総長・長与又郎教授のほとばしる志もぜひ!

「命より大事なものなんてありません」
「あるんだ」

懸命で意気な山極さんの魂にご期待あれ!
長野県先行上映後、東京は12月17日より
有楽町スバル座にて公開中。