山口達也メンバーの単独謝罪会見から時を空けずして、他のメンバー4人による会見が開かれた。この会見について感じたことを書いてみたい。
まず、この会見は何が言いたかったのかよくわからなかった。
何も決まってないのに、連帯責任だから自分たちも謝りに出てきたのか。
そんな状況の中で開かれた会見であるが、その会見がもたらしたものは、メンバーが望んでいた真逆の方向へ行ってしまったのではないだろうか。
今回も仮説を立てながら進めたい。
山口達也メンバーの会見が開かれる前にさかのぼってみよう。他のメンバー4人は事件を知って何を思ったのだろうか。
きっと、『嘘だろぅ』『嘘であってくれ』『何をやってくれてるんだ』というのが最初だろう。
でも、後から出てきた報道やメンバー4人の会見で話された内容から、ひょっとすると一番身近で見てきたメンバーからは『とうとうやっちまったか』『やっぱりな』と言うのもあったかも。
しかしながら、だからといって『仕方がない、解散だな』とか、『山口はTOKIOをやめてくれ』とか『山口はTOKIOをやめるべきだ』とはならなかったはず。
何故なら、先程の『嘘だろ』のパターンであれば、山口達也さんがお酒を飲んだとしても、そんな事をするとは夢にも思っていなかったところからスタートする感じ。
その場合、まずは被害者のケアが先だが、そこがちゃんと解決するまで、山口達也さんがしっかりと反省して、世間が許してくれるまでは、TOKIOは4人で歯を食いしばって乗り切って、しかるべきみそぎ後に山口達也さんが涙の復帰を願いたいというところか。
逆に、『やっぱりな』のパターンの場合、やばいとは思っていたが、TOKIOがうまく回っているなら、山口達也さんの素行については、見て見ぬ振りをしてきたわけで。
その場合でも、まずは被害者のケアがあって、その次はこれまでも山口達也さんの素行不良を隠してまで死守してきたTOKIOの存続。そして山口達也さんを切らずに隠す事で続けてきたのも、山口達也さん抜きではTOKIOが存続できないとの想いがあったのではないだろうか。なので、すぐに他のメンバーから山口達也さんを切る話が出るとは思えない。
そのどちらにも共通するのが、デビュー前、デビュー直後、全盛期と、苦しい時も楽しい時も一緒に頑張ってきた5人の絆は強いのと、5人でないとTOKIOじゃない、これまでこれでやってこれたわけで、一人欠けた4人でTOKIOと言えるのかどうかと言うもの。
長瀬智也さんが言うように、音楽活動に関しても山口達也さんが奏でるベース無しにはTOKIOの音楽として成立しないし、TOKIOの代表的な番組である『鉄腕DASH』だって、人気のコーナーを支えているのは、器用に何でもこなす山口達也さんじゃないのか?
なので、話を元に戻せば、山口達也メンバーの会見前には、TOKIOの残りのメンバー4人は以下の2点が希望だったと推測する。
①被害者の心の傷が癒えて、世間が許してくれたら山口達也さんは復帰する。
②TOKIOは解散せず、山口達也さんが復帰するまでは残りメンバー4人でTOKIOを頑張る。
では、それに必要な条件は何か?
それは以下の2点。
①被害者が許し、心の傷も癒えて完全なる社会復帰
②世間が山口達也さんを許し、TOKIOの復帰を認める事
それに必要な事ならば何でもする覚悟が4人にはあった筈。
そんな中で開かれた山口達也メンバーの会見が、残りのメンバー4人の思惑から大きく外れることになる。
それが以前に書いた、山口達也メンバーがうっかり漏らしてしまった『TOKIOでいたい発言』。
これで完全に、世間の『山口達也擁護論』を吹き飛ばしてしまい、復帰に必要な2つの条件の一つが崩れ去ると同時に、もう一つの条件である『被害者の許し』に繋がる、被害者への謝罪よりも自分優先との印象を世間にアピールしたようなもの。
この流れをいち早く修正するために他のメンバー4人の会見が必要になったと感じる。しかしながら、急遽開いた会見が更に山口達也さんを追い詰める会見になったのは皮肉なものだ。
他のメンバー4人の会見については、まだまだ後半へつづく。
つづく


