ウォンバットガイド・金沢動物園 | うぉんば "Wombat & Snowleopard"

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ウォンバット、タスマニアデビル、ユキヒョウ。
季節や風景を感じる動物写真を目指しています。

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2015/10月頃に書いています、また、画像はスマホです。

去る、6/20に行われた金沢動物園のマンスリーアニマルガイド。
6月はウォンバット。その様子をお届け。


この日、到着するとトンネルで寝ていたヒロキ。
徐々に人が増えて、いつもよりザワザワしているのに落ち着かないのか、色んな場所に移動…


そして11時半からガイド開始。
お庭の前の通路が通れなくなりそうなほどの大人数。
それだけヒロキが愛されて可愛がられているってことかな。

メルボルン動物園から来たときに入っていた輸送箱が出てきた。
当事は約1歳半だったが、いまは体が大きくなり、この箱にはとても入れない。



ここからガイドの内容をお届け。(ガイドの進行通りではなく覚えている話からのまとめ)

ヒロキはかつてスーティーというメスのウォンバットと一緒に来園した。
展示場には2匹で出ていた。
ある日、モートに2匹で落ちてしまったが、モートで仲良く草を食べていたそうな。

スーティーという名前の由来はスモモのような?とか、
ティーは紅茶の茶色とかから取ったのではないかという説(うろ覚え)。
写真を見るとヒロキより色が濃い。
しかしスーティーは事故により来園した年の秋頃亡くなってしまう。


その後、キヨコが来園する。
キヨコの名前の由来は、はっきりとはしていないがヒロキの名前の由来となった獣医さん
(オーストラリアでヒロキをお世話してくれた日本人獣医師のヒロキさん)の奥さんの名前ではないか。
キヨコの写真はたくさんあるにはるが、年代がわからず、整理が進んでいない。

ヒロキが掘る穴は人間のひざくらいまでの深さ。
でも、飼育員が穴は埋めている。ヒロキにとって穴掘りはストレス発散になっている。

かじりぎのキノコの話。(内容失念)。

小さい頃は2匹で飼育員さんの後をついて回っていた。
2匹ともあまりにも小さいので、坂道のところ?へ行くと塀?で姿が見えなくなってしまうので、
そちらへ行かないようにバリケードを置いていたらしい。

ヒロキは人工哺育で育った為、人に慣れている方だそう。
成長とともに力が強くなり、我も強く?なっていった。
閉園の時間になっても部屋に戻らない時があり、
昔は男性飼育員さんだったので盾を使ってグイグイ押して戻ってもらっていた。

ヒロキも負けじと反対側から押し合いをしていたそう。
今は女性飼育員さんになり、そしてヒロキも年を取って来たが、
やはり気分次第で部屋に戻らない時がある。
そんな時は好物を見せて誘導し、部屋にお戻り頂く様にお願いをしている。

数年前までは夏バテがひどかったが、今はお部屋にエアコンがついている。
数年前に動物に氷のプレゼントという企画でヒロキにも氷をあげたが、
ペロっとしただけで興味が無くなったらしい。もしかしたら今年も氷プレゼントやるかも。

夏場、食欲が減退している時は、(うろ覚え)
食べてもらえそうなものをいろいろ変えて与えてみる。
ある日、りんごとにんじんを与えたら、かじってはいた。
形はすっかりなくなっていたが、かじりカスが落ちていた。
そのカスを集めたらちょうどりんごとにんじん1個分になったので、結局食べていなかった。

ウォンバットには尻尾はなさそうだが、実はほんの短いものがある。
1cm~2cm程度だそうだが、ヒロキの場合は毛が結構あるので、なさそうに見えている。

金沢動物園「こぼれ話」にも記事があります。
https://twitter.com/kanazawazoo317/status/614347817234993152
金沢動物園ブログ「こぼれ話」

ガイド後、すっかりごろ寝。


6月なのでアジサイが満開。


動物園を1周して戻るとだいたい15時。
この時間に戻ればこの季節はちょうどヒロキがお昼寝から起きる時間。



午前中は落ち着かない様子だったが、昼寝以降はいつもの坂道のヒロキ。


閉園ギリギリまでゴロンゴロンとしてみたり、そんなことをすると帰りにくいってば
という、気まぐれヒロキでこの日は終わり。