忘れないうちにメモ。


昨日、サイボウズの青野社長がこんなことを言っていた。


「松下時代に、随分上の先輩に松下が伸びていた時期というのは


どのような戦略だったのか?と聞いたところ、『とにかく


電気と名のつくものには全て手をつけた』と言っていた。」


傍から見たら全張りって戦略じゃないと思われるかもしれないが


全張りが出来る体力があるのであれば、それもまた一つの


戦略だと思う。


ふと振り返ってみるとこれは今のネット業界にも当てはめて


考えることが出来る。


楽天、ヤフー、ライブドア、サイバー。


どこもほぼ全張り状態だ。


ただ永遠に成長し続ける業界はないように、


毎Q粗利15%成長の予算を作りつづけることは

いつか出来なくなり、組織が硬直化してくる。


もちろん社員の平均年齢だって上がってきて


若者の会社じゃなく、おじさんやおばさんがいる


フツーの会社になる。


それでも会社として成長し続けていくためには


全張り戦略から選択と集中の戦略に変えていくと


同時に、成功の罠に囚われないような


カルチャー作りを行っていかねばならない。


そう考えるとGEやトヨタは本当にすごい。


あれだけの大企業を成長させ続けるというのは


並大抵じゃない。


そうやって考えるとなんて自分がやっていることが


ちっぽけで簡単なことか。


そういう会社を目標に常に上を目指していこうと思う。

いくつか勝手に予想してみました。


中にはもう現状の時点でそうじゃん、というのも


含まれていますが、そこはご容赦を。


来年の年末頃に振り返ってみたいと思います。


また買収系の予想もいくつかしてみたのですが、


あまりにもインサイダーっぽくみえてしまうので


ここからは却下しました。。。


1.広告主におけるリスティング広告への出稿比率が更に高まりインターネット広告の50%まで達し、かつリスティング型広告のメディアが増えていく。


2.PV数やユニークユーザー数に並んで検索クエリ数がメディア力を測る一つの指標となる。


3.キーワード広告にデリバティブの概念が取り入れられるようになる。


4.googleの本丸はローカルサーチであり、競合するのは電話帖ビジネスや情報誌ビジネスである。googleとNTT、リクルートとの競争が激化する。


5.大手ECサイトでは、在庫管理の重要性が更に高まり、ロジスティックスを上手くやれるところが利益の出せるECサイトとなる。


6.日本でもWeb2.0系のサービスが雨後の筍のように出てくるが、そのうち買収される企業は数社あるものの、早い段階でバブルがはじけて沈静化する。


7.SNSはmixiが一人勝ちとなる。


8.ソーシャル系サービスは、ニッチ分野に特化し、そこでの初期ユーザーを上手く囲い込めたサービスのみが生き残る。


9.ポイント系サイトがたくさん立ち上がるが、ほとんどのサイトは他のポイント系サイトと差別化できず頭打ちとなる。


10.ブログサービスは規模が大きくなれなるほど、負荷分散の難易度が高くなりコストがかさむようになり、集客エンジンと割り切ってシステム投資をマーケティングコストだと割り切れるところ以外は規模の拡大を諦め、最終的にクローズ若しくは統合されていく。


11.RSSリーダーはIE7.0が出て時に一気に市場が拡大するものの、アプリケーションとしてはコモディティ化してしまい、差別化しづらいサービスとなる。


12.中国に進出する日本のネット企業が増える。


13.Web2.0という言葉が時代遅れの言葉となり、その言葉を使うのが恥ずかしくなる。

毎週、月曜日の夜はサイボウズの青野社長 らと


cybozu.netの取締役会があります。


サイボウズのオフィスは会議室の名前が地名になっており、


その中でも僕が良く利用させていただくのが「東京」という会議室。


ここが気に入っているのは、ちょうど良い広さとプロジェクターが


設置されている点と、そしてこのサイボウズの5精神が


掲げられている点。


サイボウズ


いわゆるビジョンというよりは行動指針というか、価値観ですね。


こういう価値観を共有する場所が会社の中にちゃんとあるというのは


理念を浸透させていく上でも非常に良いと思う。


CAもそうですが、ポスターやCAマキシムなど会社の理念を上手く


共有するための仕組みやツールが揃っている。


こういう点はベンチャーとして見習う点だと思う。


ただ一方で気をつけないといけないのは、こういうのが


単なるお題目になってはダメだということ。


これが会社の中の背骨として、評価精度や給与体系などの


人事制度に根付くようにしないといけない。


こういう細部にまで会社のビジョン、魂を行き渡らせている


ような組織にしていきたいと思う。

ECナビで報知映画賞を協賛しているということもあって東京プリンスホテル


パークタワーで行われた授賞式に会社のメンバーと行ってきました。


受賞者は以下のとおり。


邦画部門最優秀作品賞 「ALWAYS 三丁目の夕日」(山崎貴監督)
主演男優賞 市川染五郎
主演女優賞 田中裕子
最優秀助演男優賞 堤真一
最優秀助演女優賞 薬師丸ひろ子
監督賞 内田けんじ
新人賞 沢尻エリカ
海外作品部門作品賞 シンデレラマン


多くの芸能人の方が来ていて、ふだんはこういう場所は行ったことないので


ちょっと新鮮でした。


でもまぁ、ああいう授賞式には、協賛社としてではなく、もらう立場で


行きたいですね。どうせなら。


ちなみに『第30回報知映画賞 表彰式』という横断幕の


映画賞のしたくらいに、小さく社名が入ってます。

小さすぎるかな。。。


明日のスポーツ紙や朝のワイドショーとかにちょっとだけ会社名が出るかもしれません。


報知映画賞


ちなみに上の写真は、「パッチギ」の井筒監督と、新人賞を受賞した沢尻エリカさんです。


芸能人の人って感じのオーラがバリバリ出てるなって感じました。


こういうオーラが出るような会社にしたいっすね。早く。

サイバーエージェントの株主総会が本日、渋谷セルリアンホテルで開催された。


公開企業の株主総会に出たのは実は今回が初めて、かつ自分の取締役選任の件も


議案に入っていたこともあってかなりドキドキでした。


でも終わってみるとなんだかあっという間。


比較的暖かい(?)雰囲気のまま、全ての議案が承認され


無事僕も取締役にも選任されました。


特に今までと大きく変わる点は無いのだけれど


株主の皆さんの期待に応えられるよう改めて頑張らねばと思う。


それにしても藤田さんから三木谷さんへのキラーパスは面白かった(笑)。


ちなみに今日の株主総会の様子は、早速他の役員でブログにアップしている


過多もいるのでちょっとだけ勝手に紹介。


藤田さん  http://ameblo.jp/shibuya/entry-10007194686.html


中山さん  http://ameblo.jp/golfer/entry-10007203403.html


西條さん  http://ameblo.jp/saijo/entry-10007210423.html

最近、テクノラティを使っていろいろとブログの情報を


チェックしているんだけれど、こんなブログを偶然発見。


ECナビ社内風景


うーん、これは誰でしょう?広報のOさん作成?


ECナビの社内の雰囲気を掴むのにちょうど良い感じ(笑)。


そろそろ2006年入社の新卒採用活動をしている学生の方は必見です。


あわせて転職希望の方もどうぞ。


採用ページはこちらです。


新卒採用ページ   キャリア採用ページ   アルバイト採用ページ

Qの最終の最終月の真中当たりの土曜日に予算発表会を行っていました。


この予算発表会は、Qの振り返りと来Qの戦略、方針や予算、行動計画、


組織体制等について僕や各本部長から説明/発表する重要なもの。


6月の予算発表会 http://ameblo.jp/usami/entry-10002248655.html

9月の予算発表会 http://ameblo.jp/usami/entry-10004366696.html


上のブログでも書いていたように、僕としては会社の方針を出来るだけ


全員で共有したいので、出来ればアルバイトの方も含めて全員参加に


したいくらいだけれど、リーダー以上は参加必須で、あとは任意で


参加可能としていました。


今回からは、土曜日に開催するのは止めて、金曜日に行うようにし、


かつ、エージェント以上のみが参加できるもっとクローズドで


インタラクティブな予算発表会にします。


そして、全体に対しては翌週の月曜日の朝会のあとに僕から来Q以降の


戦略の説明を行い、その後「なんでも質問受け付け会」を行うようにします。


エージェント以上の人は、出来るだけ予算発表会で不明点は全てその場で


質問をしてもらってそこで腹まで落としてもらい、なぜそのような戦略を


取るのか、などの背景までしっかり理解してもらい、今後他のスタッフに


対して自分が一人で説明出来るくらいにまでなってもらいます。


自分の担当領域だけを理解するのではなく、全社の戦略と自分の担当領域の


位置付けをちゃんと理解してもらうのが目的。


予算発表会を単に『聞く』だけの受身の場ではなく、


自ら『参加』する能動的な場にして欲しい。


他責ではなく自責で!

ジョン・バッテル, 中谷 和男
ザ・サーチ グーグルが世界を変えた

★★★★★(必読)


いいなぁ。こうやって言われてみたい。


「あの会社が世界を変えた」って。


今まで断片的にしか見えていなかったgoogleがこれによって


更に立体的に見えてきた。


またgoogleだけじゃなく、アイディアラボのビル・グロス(overtureの


創業者)についても結構書かれていて、検索業界という側面から見た


サブカルチャー史とも言える。


最近、検索キーワードってどんどん金融ビジネスっぽくなっていると


感じていたのだけれど、この本の中にもそんなことが書いてあった。


キーワードを安く買ってトラフィックを集めて高く売る。


まだまだ日本ではそれほどこれが広まっていないけれど


行き着くところはアービトラージ(裁定取引)となる。


そのうちキーワードのデリバティブとかも出てくるのかも。

先日のエントリー「時代が一回りしてまた戻ってきた 」の補足というか、追加。


今回のYahoo!、ソーシャルブックマークサイト「del.icio.us」を買収 の記事を見て、


やっぱりドットコムブームの再来だと思ってしまった。


「ドットコム」が「Web2.0」に置き換わっただけ。


「ドットコム」ブームのときにも、雨後の筍のようにいろいろな無料サービスが


出て、そしてほとんどが消えていった。


ホットメールが単体では生き残れず、結局マイクロソフトに買収


されたようにWeb2.0系サービスもほとんどが消えていくはず。


こういう時代の中、結局生き残る企業と消えていく企業の


違いってなんなんだろうか。


Web2.0系サービスは、個人でアフィリエイトやアドワーズでお小遣い稼ぎを


するにはいいかもしれないが、企業体としてみるとサービス単体では


ほとんど大きく収益化しづらいものばかり。


ということはどこかの時点でそれを上手く、他のサービスを組み合わせて


マネタイズする仕組みをつくらないといけない。


ブログも結局、そう。いかにマネタイズするか。


それが出来るかというフェーズに入ってきた。


そのためには単に単体のサービスだけではなく、他のサービスを


そもそも持っていないとダメということになる。


あとその組み合わせが出来るかっていう構想力。


ということはweb2.0系サービス単体でやっているところは


そういった大きくマネタイズをする仕組みを創れない


ところはほとんどが出口は売却ってことになるんだと思う。


そういう意味でもドットコムブームの時と似てる。


CNETにNILSでの基調講演が記事になっていて、

http://japan.cnet.com/column/nils2005a/story/0,2000054958,20092387,00.htm

その中でドリコムの内藤さんが


「プレーヤーとして参入したいと考えている企業にすれば、3つぐらいやることはあると思います」と企業のチェックポイントを挙げた。1つ目は自分の会社がどんなデータベースを持っているかということ。そして、そのデータベースは市場においてどのくらいのシェアを持っていて、そのシェアを増やしていけるかということだ。2つ目は、そのデータを1回閲覧されたことに対して商用価値があるかどうかということだ。データ自体に商用価値があれば、データ自体がマイクロアドバタイズメントになるわけなので、特にマイクロアドバタイズメントをする必要はないとしている。3つ目はAPI化してサードパーティにサービスを提供できる環境にあるかどうかということだ。


マネタイズする仕組みとは、内藤さんが言うように商用価値のある


データベースとくっつけられるかとも言える。


一方で、熊谷さんが

Web 2.0っぽいサービスを提供しているが、こうしたサービスは目先の業績ばかりを追いかけずに、長い目で成長に祈りを捧げている。

と言っていたのは興味深い。


短期的な収益は見ないとも言っているからだ。


比較的体力があるところが収益よりもクリティカルマスを取るために


収益を度外視して取り組んでくる予感。ブログのようにね。


このあたりがちょっとドットコムブームとは違うところかな。