このところネット系企業のラボ(研究開発)っぽい動きが盛んなのでここらでちょいとひとまとめ。
・Google Labs (米国:google)
http://labs.google.com/
言わずとしれた元祖であり、大御所。ここから新しい世界の新しいルールが発信されている。
・マイクロソフトリサーチ(米国:MicroSoft)
http://research.microsoft.com/
僕の定義ではラボって感じではなく、ゼロックスのPARC
みたいな研究所って感じ。なのでここに出すのはちょっと違和感があるけれど、まぁお約束ってことで。
・ヤフーリサーチ(米国:Yahoo)
http://research.yahoo.com/
日本のヤフーリサーチは、本当のリサーチビジネスだけれど、USのヤフーリサーチはラボです。お間違いなく。開発者のプロフィールもオープンにしていて、このあたりネット企業っぽい雰囲気があります。
・Shopzilla Labs(米国:Shopzilla)
http://zlabs.shopzilla.com/
アメリカのショッピングサーチをやっている会社。最近、メディア企業の米Scrippsに買収されました。ここはラボで開発したのはロボジラ
のみ。ショッピングサーチエンジンの研究開発に特化?
・サイボウズラボ(日本:サイボウズ)
http://labs.cybozu.co.jp/
『情報共有のためのソフトウェア技術を研究開発』。日本のスーパープログラマーの人たちが集まってなにやら開発中。開発した成果はこちらの31tools
で公開。
・goo ラボ(日本:NTT)
http://labs.goo.ne.jp/
『次世代の検索機能を実感』というキャッチフレーズにあるように検索に特化。いろいろと新しい取り組みをしつつも、なぜかいまいちそれが世の中に広まらない。もったいないなぁ。。。
・ペパ研(日本:paperboys&co)
http://paperboy.co.jp/next/
GMOの異端クリエイター集団(?)がつくるラボ。独特のセンスですがbooklog
など結構イケテルサービスもちゃんと開発して公開します。こんな制度
で事業化までのプロセスが公開。
・ECナビラボ(日本:ECナビ)
http://labs.ecnavi.jp
『検索(search)と情報共有(share)』を軸に研究開発。第一弾サービスとしてECナビ人気ニュース
というソーシャルブックマークサービスをリリース。
・はてなアイディア(日本:はてな)
http://i.hatena.ne.jp/
厳密に言えばラボとは言い難いのですが、そもそも会社自体がラボっぽい。
ECナビラボを創ったときにそもそもここでは『システム開発者が主役となって開発を進め、α版、β版のサービスを提供していくところ。まさにプロダクトアウト的発想で開発を進めていく』としました。
http://ameblo.jp/usami/entry-10005914420.html
実際、ECナビラボを立ち上げて1ヶ月たってみて思うのは、新しいサービスを創り出す喜びというか、愉しみを現場の開発者の人たちが持てるようになりました。これは間接的に社内の活性化に役立ったと思います。
ただ一方で、既存の仕事とのバランスをどう取っていくかというのが課題にもなります。googleラボの場合には、業務時間の20%を自由に研究開発に使ってもいいという制度があると聞いていますが、ECナビラボの場合は、ラボメンバーに関しては業務時間の何%をラボに使ってもいいという明確な規則はなく、メンバーの意識にお任せとしています。
うちのようなネット系企業だとこういう曖昧なままでもいいかもしれませんが、普通の会社だとこういうのはなかなか難しいんだと思う。
だからgooラボやマイクロソフトリサーチみたいになると専任で研究開発となってしまうんだと思います。
ただラボの話を他の経営者の人に話してみるとみんな興味を持っているようで、実際現場でもやってみたいという声は結構聞きます。
ネット企業のなかにラボを創るという動きは今後1年以内のなかでかなり活発化してくると思う。日本においてもこういった動きがどんどん活発化して、日本発での新しいサービスが生まれるようになっていくといいなと思う。
ちなみにECナビラボでは、明日から2泊3日でまたもや開発合宿に行って来ます。
今回は前回よりも参加メンバーが増えて合計8名。
世界を変えるようなサービスを産みだすため今回も頑張ります!