先日のエントリー「時代が一回りしてまた戻ってきた 」の補足というか、追加。


今回のYahoo!、ソーシャルブックマークサイト「del.icio.us」を買収 の記事を見て、


やっぱりドットコムブームの再来だと思ってしまった。


「ドットコム」が「Web2.0」に置き換わっただけ。


「ドットコム」ブームのときにも、雨後の筍のようにいろいろな無料サービスが


出て、そしてほとんどが消えていった。


ホットメールが単体では生き残れず、結局マイクロソフトに買収


されたようにWeb2.0系サービスもほとんどが消えていくはず。


こういう時代の中、結局生き残る企業と消えていく企業の


違いってなんなんだろうか。


Web2.0系サービスは、個人でアフィリエイトやアドワーズでお小遣い稼ぎを


するにはいいかもしれないが、企業体としてみるとサービス単体では


ほとんど大きく収益化しづらいものばかり。


ということはどこかの時点でそれを上手く、他のサービスを組み合わせて


マネタイズする仕組みをつくらないといけない。


ブログも結局、そう。いかにマネタイズするか。


それが出来るかというフェーズに入ってきた。


そのためには単に単体のサービスだけではなく、他のサービスを


そもそも持っていないとダメということになる。


あとその組み合わせが出来るかっていう構想力。


ということはweb2.0系サービス単体でやっているところは


そういった大きくマネタイズをする仕組みを創れない


ところはほとんどが出口は売却ってことになるんだと思う。


そういう意味でもドットコムブームの時と似てる。


CNETにNILSでの基調講演が記事になっていて、

http://japan.cnet.com/column/nils2005a/story/0,2000054958,20092387,00.htm

その中でドリコムの内藤さんが


「プレーヤーとして参入したいと考えている企業にすれば、3つぐらいやることはあると思います」と企業のチェックポイントを挙げた。1つ目は自分の会社がどんなデータベースを持っているかということ。そして、そのデータベースは市場においてどのくらいのシェアを持っていて、そのシェアを増やしていけるかということだ。2つ目は、そのデータを1回閲覧されたことに対して商用価値があるかどうかということだ。データ自体に商用価値があれば、データ自体がマイクロアドバタイズメントになるわけなので、特にマイクロアドバタイズメントをする必要はないとしている。3つ目はAPI化してサードパーティにサービスを提供できる環境にあるかどうかということだ。


マネタイズする仕組みとは、内藤さんが言うように商用価値のある


データベースとくっつけられるかとも言える。


一方で、熊谷さんが

Web 2.0っぽいサービスを提供しているが、こうしたサービスは目先の業績ばかりを追いかけずに、長い目で成長に祈りを捧げている。

と言っていたのは興味深い。


短期的な収益は見ないとも言っているからだ。


比較的体力があるところが収益よりもクリティカルマスを取るために


収益を度外視して取り組んでくる予感。ブログのようにね。


このあたりがちょっとドットコムブームとは違うところかな。