志望校の選び方(2)
大学のタイプや難易度を選ぶ他に、当然ながら最も重要な事があります。それはもちろん専攻です。教員になりたいのに教員養成課程がないとか、医者になりたいのに医学部がないとか、だと困るでしょう。うちの息子の場合は、健康サイエンス系かコンピューターサイエンス系に興味があるようなので、それで検索しているようです。もう一つ、大学でスポーツを本格的にやりたい場合は考慮すべき重要なことがあります。アメリカにはNCAA と言う団体があります。National Collegiate Athletic Associationの略で、全米学生アスリート連盟と言う感じでしょうか。私も最近まで知らなかったのですが、調べたところによると、このNCAAにはDivision 1,2,3 があり、Division 1 が最も運動が盛んで大規模に学生アスリートをサポートしている学校のようです。つまりスポーツ推薦で入学してくる生徒もたくさんいます。アメリカの大学スポーツはバスケットボールやフットボールなど、プロ並みに人気の競技がたくさんあります。それらの試合はテレビ放映などもされます。有名な選手でしたら、そのままプロに進んだりもします。プロに進まなくても、大学競技の有名選手は、卒業後も有名人で地元で優遇されたりもするようです。NCAA のウェブサイトによると、Division 1 の加盟大学は350校あり、18万人以上の学生アスリートがいる。Division 2 は302校あり、12万人以上の学生アスリートがいる。…などと書いてあります。とにかく規模がものすごく大きいのです。もちろんこれらの大学も普通に入って自分のスポーツ競技を続けることもできると思います。ただ何か本気でスポーツをやっている生徒は、おそらく何らかの奨学金を目指すでしょう。奨学金をもらうには、国レベルの有名選手である必要はなく、地元で活躍していて学校の成績も優秀であれば、どこかで拾ってくれるところはあるようです。どちらにせよ、スポーツだけできればいいという話ではなく、学業もある程度がんばらなければいけないと言うわけです。学業と言うのは、先日のSATの点数が良いだけではなく、普段から学校の成績も良くなければいけません。また他に課外活動があればそれも考慮されます。大学の学費が高いと言われるアメリカですが、こういう話を聞くと、日本よりもずっと進学の選択肢が広く、いろいろな可能性も広がっているなぁと感じています。もちろん、言葉の壁があるものの、アメリカ人でなくてもNCAAには登録できますし、留学生でも奨学金をもらってスポーツで活躍しながら学業を続けることもできます。