私たちが引っ越してきた学区は、先生たちの組合の決定で、今年度はすべてオンライン授業と言うことになってしまいました。カリフォルニアは、3月に州知事が、通学を全く再開しない学区は州の補助金を減らすと言う発表していたので、毎日とは言わずとも、一部だけでも再開するだろうと思ってたのですが…


3月末に、日本から引っ越してきて、春休み明けからはアメリカの学校に通えることを期待していたのですが、残念ながら叶いませんでした。全米の多くの地域ではもう学校は再開しているか、オンラインと通学のハイブリットのところが多いようです。


うちは長男はともかく、次男と三男は、英語力に心配があるので、オンラインで授業についていくのは難しいと考え、通学を希望していました。なので、とても残念でした。


今週から早速学校が始まったのですが、内容的にはなかなか感心しております。うちは高校生、中学生、小学生みんな学校が違います。一日に限られた時間しか授業がなく後は自習なのかなとか思っていたのですが、きちんと時間割が毎日あって、自習の時間もありますが、普通に学校に行くようにオンラインの授業があります。


ですので3人とも、朝の8時半ごろから1時間目が始まって、その日のスケジュールによって、ズームミーティングを渡り歩くのです。


それぞれの学校で時間割や1クラスの長さは違いますが、大体午前の授業の後お昼を挟んで午後も授業があります。


しかも先生がズームで講義をしているだけではなくて、動画を一緒に見たり、ブレイクアウトルームでディスカッションしたり、算数や英語はオンラインで問題を解くなど、なかなか生徒が飽きないようにいろいろな工夫がされています。これはこの1年でだいぶ進化したのでしょうが、コロナで学校が休業中、うちの子供たちが通っていた日本の学校では、ただ印刷したプリントをやらせていたのを考えると、こちらでは、ものすごく進化していると大変感心しています。


しかし子供が3人もいて、3人とも学校が違う我が家にとっては、これははっきり言って親泣かせのシステムです。小学校も中学校も高校も、毎日のスケジュールや開始時間が違い、しかも同じ学校でも曜日によって時間が違ったりしています。


さらに日本と同様で、中学校と高校は、先生が科目によって全部違います。小学校でさえ、担任の先生のほかに、コンピューターの先生と音楽の先生と体育の先生がいます。そしてそれぞれの先生は、それぞれにGoogleクラスルームと言うシステムの中に、授業で使う資料や宿題をポストしています。それ以外に、学習用のアプリや動画のリンクで別のサイトに行く必要があることもあります。


そして授業もそれぞれズームのIDが違います。先生によっては、セキュリティーのために毎回ズームのIDを変える方もいます。


そうなると、我が家ではものすごい種類のIDとパスワードとあちこちの連絡事項をチェックする必要があり、私と夫で手分けしているものの、本当に大量の情報で、今週は死にそうに辛かったです。


高校生の長男はほとんど自分でできたので良いにしても、中学生と小学生に関しては、こちらで全部チェックして、しかも途中から入ってきているので、もらってない資料などもあり、それをそれぞれの先生に確認したりしながら(しかもメールやオンラインで!)課題を進めたり授業に参加するのは本当に大変でした。


そもそも中学生の次男の学校は、なぜかIT担当の人がおらず、学校のシステムにログインするIDがもらえず、ものすごいフラストレーションでした。


英語がほとんどできない三男は、夫がつきっきりで一緒に授業に参加して、担任の先生に色々聞きながら進めているので、三男は通学よりも手厚いサポートを受けながら授業が受けられていると思うので、不幸中の幸いではあります。しかしITが苦手な夫は、いろいろ苦労しており、今週は毎晩ぐったりしておりました。


私は次男の方を手伝っています。最初の2日位は、私もほとんど隣に座って授業でついていけないところを補足説明などしていましたが、3日目からは、だんだん慣れてきて、自分で課題などもこなせるようになってきました。


そういうわけで、自宅で勉強していると、親がサポートできる分、学校よりも理解力が高まっているのかなあとも思います。ただ家がたまたまフレキシブルで日中も子供たちを手伝うこともできますが、勤務時間が決まっていて忙しい両親とかはどうしているのだろうとほんとに疑問に思います。