男子3人、長男は帰国受験⇒中高一貫校⇒アメリカの高校に編入。次男と三男は日本育ちなのにアメリカの学校へ編入。
皆さま、愚息の体験を読んでいただきまして、ありがとうございました。そんなわけで、試験の結果的には俗にいう、【残念】ではありましたが、見方によっては、やり直しのチャンスを与えられている、【良い結末】ではあったと思います。さて、息子の様子はと言いますと、アメリカに戻ってきてから、高校受験でC校に再挑戦すべく、「頑張ろう」とはしているようです。頑張ろうとしているといっても、私などから見ると、とてもそのように、心機一転でがんばっているようには見えないのですが・・・数学の家庭教師の先生には、高校受験対策を自らお願いしているようです。その先生に、「日本では英検を持っていると評価される」といわれたらしく、英検2級をすでに持っている息子は、「次は準1級を取りたい」と言ってきましたが、アメリカで英検は限られた都市でしか受験できないし、受験料も数百ドルします。そんなことより、アメリカの学校の通知表がDとかFとかあるのが良くないと思うので、学校の勉強をまず頑張って、せめてCにするようにしたら?と言いました。今、数学と英語が「D」となっており、夏休み(=学年末)まで残すところ2か月しか学校がありません。先生にどうやったらCになれるのか聞いてこいと言ってあります。幸いアメリカの先生は、そういう相談すると、追加の課題をくれたりとかして、対応してくれようとはするらしいです。一番悪いのは、成績も悪いのに、相談もせず、ただのうのうと過ごすこと。そうすると、先生も、その生徒は成績などどうでもいいと思っているのだ、と判断して、成績も悪いままです。長男の時も書きましたが、単位を取り直すために、夏休みにサマースクールというのはあります。ただし、それで挽回できる保証もありません。なので、残り2か月、ぜひぜひ次男には努力してなんとかDとFから脱出してもらいたいものです。一旦次男の受験話はこれで終了とします。というわけで、来年再受験(高校受験)に挑戦して日本の高校に行きたいそうなので、またこちらで経過報告したいと思います!
C校が不合格になって、A校に願書を出すかどうか考えた時。ロジックで考えると、①願書を今から大急ぎで準備するのは大変だし、そのあと入試にたどり着いたとしても不安材料がいろいろ多いから、やめたほうがいいのでは?②アメリカに戻っても、うまくいかないかもしれないからとにかくA校受験を頑張ってみるか?どうしようかとすごいスピードで悩みました。どちらも一理ある。それで、ロジックではなくて感覚に聞いてみました。なんとかしてでも次男を引き続き日本にいさせるべきかと考えた時、嫌な予感がしたのです。実は、思い返せば、面接が始まる前、筆記試験が終わって呼ばれた時も、なんとなく嫌な予感がしていました。さらに、C校に電話したときに、速達が来るまでお待ちくださいと言われた時も、もやっとしました。そして、奇妙なことに、次男は試験が終わった午後から、花粉症の症状が激しくなり、薬を飲んでも、目が腫れて鼻水も止まらなくなりました。もちろん、日本は花粉症が酷い季節ではありますが、突然こんなひどいアレルギーになるとは、悪い予兆なのでは?日本にいないほうがいいって事では?とぼんやりと感じました。つまり、直感でいくと、もうさっさとアメリカに帰った方がいいという結論がでたのです。次男には、もともと、日本に行く前に、C校が不合格なら即アメリカに戻ること、と言ってありました。なので、私が、「やっぱりアメリカに戻りなさい。そしていろいろやり直そう。」と言ったら、素直に同意しました。実は、今回受験することに関しては、とても良い気分の感覚がずっと続いていました。スケジュールを立てるのも、驚くほどスムーズにいきました。これは、通常は、GOサインです。なので、次男はそのまま合格して、これが人生の良いターニングポイントになるのではないかと楽しみにしていたのです。だから、面接の前にみぞおちがもやもやしたときは(私が緊張していたわけではありません)、今まであれほどうまくいくと思ってたのに、どうしちゃったんだろうと思いました。面接官にあいさつしたときも、なんとなく嫌な予感がしたのです。これは、もう少し後にならないと、証明できませんが、目に見えない天の力が動いていたとしたら、今回編入試験を受験をするというのは次男が導かれた道。本人が、真摯に頑張っていたら合格して、楽しい学生生活が送れていたかもしれません。でも結果として、本人の努力が足りなかったわけです。でも不合格になって、これからリベンジのために頑張るのも、次男にとって導かれた道ではないかと感じています。本当にリベンジして、次は成功できるのであれば、一回失敗したけどすごく成長したね、という話になるはずです。結果が出てから、ずっと「しょんぼり」していた次男ですが、数時間後、空港に到着して、出発を待っているころには、来年、高校入試でがんばってみたいと言い出しました。それまでには、アメリカの学校の成績ももっと良くしなければならないし(今は通知表が悪すぎる)、スポーツも何でもいいからがんばってみるように、と約束しました。本人は弟と同じく、サッカーをやってみたいと言いました。そして別れ際、本人に言いました。「あなたは、小さいときから日本とアメリカの二つの国を行き来できて、英語と日本語も上手にできて、運動神経もいいという生まれつき恵まれた資質・環境があるのに、それを活かすための努力を全くしていない。今回は受験を甘く見すぎてた。これは神様が、もっとちゃんとやれという合図なんだよ。まだ14歳なんだから、まだまだこれから挽回できる。今回の経験を糧に、もう一度頑張って」
前回も書いた通り、息子自身は、とにかく日本に住みたいという気持ちが強いので(遊びたいからというのと、父親から離れたいというのがあると思います)A校を受験してもいい、と言っていました。夫は、どちらでも任せるが、アメリカの学校にこのままいても、成績は悪いし、本人のやる気がなければいつまで経っても劣等生だから、環境は変えた方がいいかも(つまりA校もトライしてみたら?)というのが半分ちょっと強かったと思います。速達は、日曜日の昼ごろ届きました。今からすぐにアメリカに帰れば、日曜日に自宅に戻れて、月曜日からアメリカの学校に復帰することが出来ます。そうすれば、アメリカの学校を休んだのは通算3日のみ。それが、A校を受験するとなると、試験日は次の土曜日です。そして結果は2日後とのことです。そうすると、もしまた不合格だった場合、それからアメリカに帰るとすると、約2週間欠席となるわけです。今回、欠席の理由は病欠とかではないので(他校を受験するとは言わず、旅行と言ってあります)、学校からは unexcused absence (無断欠席ではないのだが、認められていない欠席)となると言われていました。もしA校が不合格になると、私立校で受験できるところはほかにないので、アメリカに戻るしかありません。アメリカに戻って2週間欠席扱いで学校に復帰するのは、かなり難しいと思いました。さらに、私もA校の願書を念のため持ってくるのをすっかり忘れていて、手元にありませんでした。なので再度請求するか、アメリカの自宅にあるのをスキャンしてもらって、日本で印刷する必要があります。願書の締め切りまであと2日しかなく、いずれにしても準備できるのは限られた時間です。無理してバタバタ準備すれば何とかならなくもない。それにA校に相談したら、たぶん書類が全部そろわなくても、なんとか対応してもらえるのではないかとは思いましたが、そこまで無理してやるべきか?と思ったのです。そもそも次男は、準備がきちんとできていない。A校に関しては、学校を見に行ったこともないですし、A校対策で勉強をしたこともありません。それだけではなく、受験一般に関して、次男は非常に甘く見すぎていたと思います。この数か月目標にしてきたC校相手にさえ、きちんと自己紹介をしたり、志望動機を伝えることができなかったのです。A校だって面接があります。それでちゃんとできるのか?実はA校は誰でも入学できるという噂もあります。本当かどうかわかりませんが、本当に次男でも受け入れてもらえるとしたら、それはそれで入学してからいろいろ困ることが出てくるのではないかとも思いました。そんなに簡単に入学できてしまう学校なら、次男のほかにも問題児がいるかもしれないです。それに、次男も今はどこでもいいから入りたいと言っていますが、なんとなく入学した学校では、結局学校が楽しくないとか、授業について行けないとか、問題が出てくる可能性が高いと思いました。上記は、あくまで理論的に考えた結論です。一方、私は普段なにかを決断するときに、直感力も使うことにしています。何かをやろうとするときにしっくりくるかどうか? いわゆる、勘です。・・・・続きます。
もったいぶらずに、まずお知らせします。次男の試験の結果は、【不合格】でした。本当は受かるつもりでいろいろ心の準備をしていたので、ショックな反面、やっぱりねと納得する気持ちと、半々でした。ここでお伝えした通り、面接の内容が酷かった。多分、これが決定打だったと思います。そんなに学力レベルが高い学校のはずではないので、筆記試験の数学と国語が少し点数低めでも、英語という強みを認めてもらうことはできたはず。息子がもっと面接でしっかりやる気をアピールすることが出来ていたら、受け入れてもらえたのではないかと考えています。考えれば考えるほど、その結論にたどり着きました。息子もかなりショックのようで、通知を受け取ってからはずっとおとなしくなってしまいました。私も、受験勉強は息子なりに頑張った部分もあるので、あまり責めたりはしたくなかったので、最初は残念だったね、としか言えませんでした。面接の練習も私が想定質問を作って練習させればよかったのかな?とも思いましたが、もう中2なのですから、それも自分で考えてできたはずです。今回、合格していたら、小学校の同級生たちと遊園地に遊びに行く計画を立てていました。遊ぶ計画は自分でネットで調べて、いろいろシミュレーションしてたみたいですから、ほんとその労力を面接の準備に費やしておけばよかったのです。そもそも、受験の当日、その遊びに行く計画を話し出して、口論になりましたし。試験の前にそんなこと考えてる暇があるなら、できなかったという球の表面積・体積の公式でも覚える努力をしてればよかったのです。きっと、日本の学校に編入したいという気持ちは、この学校に編入して頑張りたいということよりも、日本の友達としょっちゅう遊びに行ったりしたいからとにかく日本に来たい、という邪(よこしま)な動機が元であるということが、面接でも相手に伝わったのだと思います。そう考えると、不合格は当然の報いと言えるでしょう。・・・というのは、通知を受け取ってから何時間もたってから私の頭の中で整理された内容です。その時は、どうしよう、このまま息子をアメリカに送り返すか、それともA校に願書を出すか?という選択肢がぐるぐると回っていました。そしてすぐに夫に電話しました。長くなったので続きます。
さて、入試結果は、速達で郵送となっていました。一般入試はオンラインなどで見れるのに、なんで郵送?って感じなのですが。試験日の午後投函されるということでしたので、翌日は都内の家でずっと待っていました。郵便局のホームページで、投函元の郵便番号と、送付先の郵便番号を入れると、配達予定時間が出てきます。それによると、前日中に投函されていれば、翌日午前に配達予定となっていたからです。ところが。早朝からドキドキして家に待機していたのに、待てど暮らせど来ない。とうとう午前中が終わってしまいました。それで、13時ちょっと前に、近くの郵便局の本局に電話してみました。すると、「速達は大体24時間かかるので、前日午後に投函されてるなら、今日の午後便だと思います」と言われました。結果を早く知りたいので、もし郵便局に届いているならこちらから取りに行きたいといったのですが、速達は通常郵便とは別ルートで、午後の便はちょうど13時に出てしまうので、待ってもらうしかない、とのことでした。それで、引き続き家で待つことにしました。ところが、15時半過ぎてもまだ来ない。さすがに、おかしいのではないか?と思い、学校に電話してみることにしました。なぜなら不合格なら、A校に願書を出すか、アメリカに帰らせるか、決めなければならないのです。電話をしたら、しばらくして確か面接官の一人の先生が出てきました。そして、合否をまだ受け取っていないので困っている旨を説明したのですが、「昨日の夜ちゃんと速達で投函しています。合否は電話ではお伝え出来ないので、到着するまでお待ちください」と言われました。この時点で、なんか雲行きが怪しいなと感じました。だって合格していたら、入学金の支払いの起源などがあるので、届くまで待てなど悠長なことは言えないのではないかと。そもそも、何百人の受験者に対応するのではなく、うちの子しか受験してなかったのに、対応が硬直的な事にガッカリしました。とにかく、いつ来るかわからない郵便を受け取らないと合否がわからない、しかも書留でもないので追跡もできない、この時点で非常にいらだちを感じましたが、もうその一日を家で待ち続けて、無駄にしたわけです。自分の期待通り午前中にわかっていたら、合格ならそれを想定した準備を開始、不合格ならA校の願書を準備するかどうか、などいろいろやることがありましたが、もう夕方になってしまい、どっちみち何もできないので、イライラしているのも馬鹿らしいので、あきらめて、一旦忘れることにしました。次男はもうおなかが空いたというので、早めの夕食に寿司を食べに行き、そのあとずっと見たかった「スラムダンク」の映画を見てきました!そして、終わって帰ってきたのはもう21時。念のためポストを見たけど、やっぱり速達は来ていませんでした・・・・
※これは、このブログがアップされる頃は過去の話ですが、リアルタイムで書いています。息子は結局、試験が終わった今日の夕方、友達と遊びに出かけてしまいました。試験の終了直後は、「明日、結果が郵送されてくるまで、眠れない」などと言ってましたが、友達と遊んですっかり忘れたのでは?と感じています。それにしても、私は正直、この学校はよっぽどのことがない限り、不合格にはならないだろうと勝手に思い込んでいたので、不安も心配もないまま、ほとんど心の準備もせずになんとなく親子面接を受けてしまいましたが、やっぱり明日の朝まで気になっていろいろ考えてしまいます。まさかこんな思いをまたするとは思っていませんでした。プランBをどうするか・・・不合格なら、初志貫徹でアメリカに送り返すべきか、やっぱりA校を受けるか?そんなことを考えながら、A校の願書をどうやって提出しようなどと考えながら調べたりしています。明日の朝、心配して、いろいろ調べて損した! となることを期待します。
次男って、本当に精神年齢が低いところがあって、さらに思春期?反抗期のせいか、今回入試の朝も朝から本当に嫌な思いをしました。まず朝、家を出る時。朝6時半に出ないといけないので、6時に起こして、着替えて食事を済ませてさっさと出かける予定でした。本人は、朝5時に起きて勉強する、と。だけど、いつもの通り、5時には起きずに6時に起こされても、ぼーっとしている。勉強は、電車の中でやるから、と言っていました。食事ものろのろしていて遅かったので、急がせて時間通りに出たと思ったら、姿が見えません。気が付いたら実家の庭をうろうろしていました。時間ギリギリなのに!この電車遅れたら大変なことになるのに!と私はすでにカリカリ。駅に向かう道も、離れて後ろの方を歩くので、私は電車に乗り遅れるのではないかとハラハラしていました。駅について、改札を抜けて、ホームに降りて振り返ると、次男がいない。え??なんで?で、恥を忍んで大声で呼んだら、今更階段の上の方から降りてきました。なんで???こういうのはうちのほかの子ではありえないんです。外出して、しかも自分の知らないところだったら、迷子にならないように親についてくるべきではないですか?一人でフラフラしてわからなくなるなんて中学生とは思えません。でギリギリになって電車に乗る。電車に乗っても、これから混むというのに、床に荷物を置く。勉強するって言ってたくせに結局ぼーっとしている。私はこれらをすべて見て、この子は駄目だこりゃと思っていました。そして私が注意するたびに、いちいち反抗し、人のせいにする。自分はちゃんとやってるのに!と言い張る。ほんとーにムカつきます!そして極めつけが、学校の最寄り駅で電車を降りた瞬間、「今日は4時から友達と遊ぶ約束をした」というのです。なんで受験の日に、しかも勝手に予定立てる???私は、試験の後仕事の用事があったので、子供を連れて用事を済ませる予定でした。試験が午後まで続けば、その後昼を食べて、会社に立ち寄る算段で、午後4時に息子の友達との約束の場所に行けるかわかりません。そうしたら、自分は一人で友達との待ち合わせ場所に行くからいい、という。携帯電話もないから離れると連絡がつかないし、そもそも勝手に予定を決める+試験のために来たのに遊ぶ前提でいる、など、私のイライラポイントをいろいろ押さえています。そのくせ、そのためのお金が必要となると、当然のように要求する。ほんとーにムカつきます!!そんなこんなで、試験の時間以外の一緒にいる時間の半分くらいは、言い争ってた気がします。あーいえばこういう、って感じで、自分じゃお金もないし、全部お膳立てしてもらってるくせに、この偉そうで自己中な態度、そしてやるべきこと(勉強とか)は、いつも後回し。ほんとーにムカつきます!!!受験でただでさえ、ナーバスになってるのに(私も、少しは)、次男のわがままぶりに本当に辟易・・・いちいち口答えも本当に疲れる。いい加減にしてほしいです。
これはリアルタイムでの投稿ではありませんが、書いてるのは当日です。今日は熱望校の入試の日でした。国語、数学、英語の3教科と面接。午前中はこれで終了。その後すぐに面接に呼ばれました。面接は親同伴。12月に記念受験をした学校(B校)のオンライン面接が意外と良かったせいで、今回は私も気を抜いていて、こちらの学校の面接はぜんぜん練習していませんでした。あー失敗した!まずいきなり、自己紹介も全然だめだった。さらに、これは想定外だったのですが、英語で同じことを話してくれと言われました。英語自体は悪くなかったけど、最初に日本語で言った自己紹介の内容が全然ダメでした。だって、「日本の小学校を卒業してからアメリカに引っ越して、今はアメリカの学校に通っています。以上」みたいな内容なんです。全然内容がない。次に、志望動機だけはちゃんと確認していたはずなのに、うまく答えられていませんでした。「アメリカの学校が合わないから、日本の学校に編入したかった。それで寮がある学校を探したらここしかなかった」みたいなことを息子が言っていて、聞きながら 全然ダメだなと思いました・・・自分でこのブログに書いてて、こんな面接の受け答えの奴を誰が合格させるかな?としみじみ感じています 面接は10分ほどで終わりましたが、イマイチだったな~と思いつつ、帰り道に、筆記試験の出来を聞いたら、英語以外はあまりできなかったらしい。(以下は本人談)国語は、漢字が一つもできなかった。難しい漢字ばかりだったので、漢字で手間取って、さらに、読解問題は、印刷物のページ数がずれていたのに気が付かず、問題の内容を理解するのに混乱して、だいぶ時間をロスした。その後は挽回したつもりだけど、時間も足りなかった。たぶん60点ぐらい。英語はほぼ満点だと思う。でも英文法で自信がない問題があった。PUTの過去形と、TEACHの形容詞は何だっけ?(本人はTeaching?と言ってましたが、今気づきました、それは多分Taught ですね。)数学は、ヤマをかけていた平行四辺形のところが出ず、図形問題はよくわからなかった。方程式がいっぱい出た。方程式は1問わからなかった。球の表面積と体積の問題がでて、公式が思い出せずできなかった。自分が得意なおうぎ形の面積は出なかった。時間が足りなかった。多分60点くらいだと思う。おいおい 本人が60点と言ってるので、実際はそれからマイナス10~20点だと思います。そんなんで大丈夫かなあ・・・編入試験は、過去も、受験者数や合格者数等非公開で、過去問もありません。今回も回収されました。なので、実態はわかりません。今回は受験者は次男だけでした。あれほどやるべきことを伝えて、尻たたきしてきたつもりだったけど、やっぱり本人の頑張りが足りなかったかな。でも本人なりに準備はしていたと思うけど、結局いろいろうまくいかなかった(準備していた問題などがでなかったとか、面接がうまくできなかった)って事は、日頃の行いが悪かったんじゃないか。などなどぐるぐる考えておりました。なんか、帰り道二人でどんよりしちゃって。次男は、脇汗すごいかいたとか言って、かなり緊張はしていたらしいです。その後も昼は過ぎてたのですが、おなかが空いてないと。(でもそのあと、私はおなかすいてたのでラーメン屋に行ったら、次男もちゃんと食べていました)そっかー、じゃあ明日、不合格通知が来たら、すぐにアメリカ行きの便に乗るか。そんな話をしていました。なのに、往生際の悪い私たち。私はここがダメだったら、天命でもうアメリカに戻れっていうことだろう、とまで覚悟していたのに、やっぱりA校も受験すべきだろうか?などと今更考え始めています。次男も、A校でも全然いいという。逆にA校の方がいいんじゃね?ぐらいに言っています。確かに、A校の方が良い、という条件もいくつかあるのですが、懸念点の方が多いからやっぱりやめようと決めたのです。だから、今回も、A校から郵送してもらった願書を日本に持ってきていませんでした。もう一度A校に連絡して、願書もらうか?(日本に来てますが受験するつもりなかったってバレバレになるので嫌なのですが)それともアメリカの家に置いてあるハードコピーを家族にスキャンしてもらうか?(家にスキャナーがないので、すぐに対応は不可だしな・・・)とにかく今日の学校からの結果が明日届いてから決めようと思いました。
このブログは、最近、次男の編入試験の話をしていますが、リアルタイムではありません。少しタイミングをずらして書いています。このような記事を出しましたが、正直受験勉強というにはおこがましい、世の中何年も受験勉強をされている方に失礼ですね。うちの次男の場合・・・たったの3か月くらいです。たったそれだけの時間だからこそ、短期集中で死ぬ物狂いで頑張ってほしかったのですが。やっぱりADHDのせいなのか、もともと勉強が好きではないという本人の性質からなのか、私の基準からすると、全然頑張ったようには見えませんでした。(でも本人比では頑張りました)今回、結局また私も子供と伴走しながら、受験準備をしてきましたが、やっぱりやってよかったなと思ったのは、今まで夏期講習とか家庭教師とかにお任せしていたので、客観的に到達度がよくわかってなかった、日本の中1・中2範囲の数学が、一通りは追いついたかな?ということです。とりあえず、中3の4月からもし日本の中学校に行くことになったら、数学は何とか、皆と同じスタートラインに立てるかな?という感じです。(あくまで公立の学校で、真ん中くらいのレベルの子と同じという意味です)それだけでも、価値はあったかな? 短い期間だったけど、何か目標をもって頑張れたことは、次男にとっては、プラスになったはず、と考えています。合格するか、しないかは、天の利があって(運やめぐりあわせもよかった)、地の利があって(この学校に合格する実力がちゃんとあった)、人の和があって(志望校の先生方にも認められた)、初めて決まるものだと思います。その流れに逆らわず、どんな結果になっても受け入れたいと思います。
今回日本に受験しに行くにあたり、次男のパスポートが期限切れになりそうなことに気が付きました。確かに。うちの子供たちは、生まれてすぐに日本とアメリカのパスポートを取得して、その後子供用なので5年ずつ更新しています。更新は、前のが切れる前に手続きするので、ちょっとずつ前倒しになっています。次男は今14歳。次は15歳になるので、ちょうど切替の時期なのです。とはいえ、幸い、日本のパスポートもアメリカのパスポートも、有効期限はあと少し残っているので、最悪は今回そのまま両方使えます。日本のパスポートの取得は、日本に住んでいれば、それほど面倒というわけではないと思うのですが(最初は、戸籍とか住民票とかは要りますが)、海外で日本のパスポートの更新は、書類を取り寄せたうえ、さらに、最寄りの日本領事館に行かなければなりません。ペンシルベニアに住んでいた時は、ニューヨークまで行く必要がありました。ニューヨークまでは、車か電車で2~3時間。子供を連れて1日で往復は難しいですし、せっかくニューヨークに行く用事があるので、ついでに観光したり買い物したりと、最低でも1泊の旅行にしていました。その後、いつからか、春と秋にニューヨークから逆に出張領事サービスというのがあったため、それに合わせてパスポートの更新などもできるようになりました。日本に引っ越してからは、都内に住んでたので、有楽町に行けばすぐにできました。一方、アメリカのパスポートは、アメリカにいても日本にいても結構面倒なのです。まず、アメリカは、片親が子供を外国に連れさったり簡単にできないようにするためでしょうか、16歳以下の子供は、パスポートの申請時に両親が出頭する必要があります。ペンシルベニアに住んでいた時は、市役所みたいなところで更新しに行きました。※アメリカは住民票や戸籍はないのですが、出生証明書が何にでも必要です。もし紛失したりしていたら、出生地の州に申請して、オリジナルを入手しなければなりません。今回カリフォルニアでもできると思ったら、コロナのせいか、私の住んでいる市またその周辺の市の施設関係ではすべて取り扱いが中止になっており、可能なのは郵便局のみ。ということがわかりました。最初よくわからないで近くの郵便局にふらりと行ってみたら、予約がないとだめということがわかりました。予約はネットで可能とのこと。それで、調べたら、近所の郵便局では、向こう1か月以上予約枠がないのです。検索エリアを増やして探せるのですが、ウエブサイトの設計が悪いのか、いちいち中心の検索エリアをずらしていかないと出てこないので、思いつく地域を片っ端から検索していって、やっと、うちから40分くらい離れた町の郵便局で、1か月先の予約を取ることが出来ました。しかし、予約を取ってから気が付いたのですが、申請を開始すると、現在のパスポートを預かられてしまうのです。そうだとすると、もう近日、日本に出発するのに間に合いません。次男は日本のパスポートも持ってるので、短期ならそれで出入国すればいいのでは?とも思って調べたのですが、「米国籍を持っている二重国籍の人は、米国の出入国時は米国のパスポートを使わなければならない」という法律になっているそうです。ちなみに、日本の出入国は日本のパスポートを使わなければならないわけではないですが、二重国籍の子が米国のパスポートで日本に入国してしまうと、米国人と同じように、ビザなし滞在90日までしかできません。なので日本のパスポートがあるなら、日本のパスポートを使うべきでしょう。もともと1か月前に予約していた郵便局の分はそのままだったので、とりあえずは郵便局に行って、念のため窓口で聞いたのですが、やっぱり、今持っているパスポートは後で返してはもらえるけど、今回申請すると、一旦預ける必要があるので、近日出国予定なら今回の申請はできない(間に合わない)ことがわかりました。結局どうすることにしたかというと、今回編入試験が不合格でアメリカに戻ってくるなら、後日アメリカの郵便局で予約を取り直しすることとします。合格して、そのまま日本にいるなら、日本に入国してから、アメリカ領事館で申請することにしました。アメリカ領事館のウエブサイトで確認したら、何か理由があって片親しか出頭できない場合は、来られない親が公証つきのサインをした同意書を一緒に提出すればよいそうです。なので、慌てて夫にその書類を準備してもらいました。これを今月日本に行くときに持って行って、合格ならそのまま次男と一緒に領事館で申請手続きを開始することとします。思えば、日本に住んでいた時にアメリカの公的書類を公証してもらう必要があり、オンライン公証サービスというのがあったのでやってみたら、それは受理されず。アメリカ市民は、アメリカ領事館にいけば、アメリカ国内で認められる公証サービスが受けられますが、ご存じの方はご存じと思いますが、アメリカ領事館に行くのは大変なのです・・・予約は前もってネットでしておかなければならず、今日思い立って明日というわけにはいきません。予約できても、領事館に入るには、警備がとても厳しいし、長蛇の列だし、大きな荷物は持ち込めないので間違えて持って行っちゃったら駅まで戻ってロッカーに入れたりとか。で、たどり着いた公証サービスも安くはない。・・・ほかの方法としては日本で国際公証できる公証役場に行けばいいのですが、これも経験ありますが、万単位でお金がかかりました。アメリカでは公証サービスは簡単にその辺のUPSストアとかで受けられるもので、1回15ドルしかかかりません。なので今回はすんなり公証付き書類が準備出来て良かったと思います。長くなりましたがどなたかの参考になれば。
今までのリサーチで、私のイチオシはC校。レベル的にも、次男にはあってると思いますし、頑張れば合格すると思っています。なので、他の学校はもう受験しなくても良いのでは、と考えています。最初にオンラインで面談した、A校は、まだ一応候補にはあるのですが・・・やっぱり生徒数が少ないのが引っかかっています。それ以外に考えているのは、D校とE校があり、県は違いますが、どちらも関東地方です。どちらも、編入相談は受けていますが、ウエブサイトに詳しい情報がなく、問い合わせるようにと書いてあります。E校には、メールで簡単に、中学生の寮受け入れは可能か、帰国子女OKか、とは聞いてみたら、返事は両方ともOKでした。でも、この学校は関東地方でも田舎にあり、ほとんど評判を聞かない、ネットで検索しても出てこない、学校の様子が全く想像がつかない、そもそもC校が気に入ってるので、それ以上のリサーチをしていません。D校は、私が子供のころ住んでいた町にあるため、学校自体は少しは知っています。そこでも悪くないかなとも思っているのですが、レベル的にはC校と同じくらい、それなら校風的にはやはりC校の方が良さそうなので、D校も追及していません。C校が不合格なら、それからD校に連絡してみようかな、ということもほんの少しは考えています。どの学校も、偏差値的には低く、受験業界ではマイナーなので、ネットで検索してもあまり情報が出てきません。これらの学校に通わせているとか、これらの学校を目指しているという保護者のブログやコメントなどは、見かけたこともありません。一般論で「偏差値の低い私立中学校について」などの記事を読んだりしてますが、実際入学してみないとわからないことが多いのだろうと考えています。まずはC校を受験してみて、それからどうするか考えます。本人には、C校がだめならアメリカに戻り、もう1年今の学校に通って、高校受験で再挑戦したらどうか、と伝えています。アメリカの学校もいきなり退学ではなく、今回は欠席して、数日間日本へ行くことになっています。日本行きのチケットは、片道で、C校の合否がわかり次第、帰りのチケットを用意するかどうかを決めることになります。
さて、最終的にどこの学校を第一志望とするか?というのを決めなければなりません。私はいろいろ検索していく中で、とても気に入った学校を見つけていました。こちらも関東地方の学校です。次男には、この学校はとても合っているのでは、とピンと来たので、早速次男に紹介しました。その学校は、ホームページにも、SNSにもいろいろ学校の動画などを上げていますが、とにかく楽しそう。そして、宣伝してるのが、進学実績よりも、本人のやりたいことを追求しよう、楽しい学生生活を送ろう、と、まさしく親として私が次男に望んでいることを学校の方針として掲げているのです。今までネットで検索してきた中で、A校もそうですが、評判が良くないことも書かれていたりします。でも、ネットで見かけた在校生の一部の方は、とても楽しい、学生生活が充実していると具体的に書いてあります。私はこの学校の良い口コミの方を信じたいと思っています。どの学校・組織でも、そこに所属している100%全員が、同じように満足するということはないと思うのです。それぞれ人が求めているものは違いますし、少なくともこの学校がいろいろなところで宣伝している限りでは、私の次男に合った学校では、と思っています。長男の時もそうでした。長男の通った中高一貫校は、ある程度認知度のある進学校だったので、受験での人気はあったと思いますが、スマホだけでなく携帯電話も禁止という厳しい(?)きまりもあり、不満を持っていた生徒や親もいたと思います。バリバリの男子校なので、自分には合わないと思っていた生徒もいると思います。でも長男にとっては、とても良い学校だったと思いますし、校風も長男にピッタリで、今でも行かせて良かったと思っています。でも、その学校に次男を行かせたら(そもそも学力的に無理ですが)絶対に合わなかったと思うのです。長男の同級生のママに、「弟君がいるなら受験させないの?」と何度か聞かれましたが、「全然合わないからダメダメ」と答えていました。そういうわけで次男もこの学校には興味を持っており、第一志望として編入試験を受験することにしました。私も行ったことがないのですが、願書を提出しに行く際に、初めて行きました。その日は土曜日で、在校生に会うことはなかったのですが、校舎に入って、そこに漂う空気みたいのは感じました。そして、やっぱり次男はここで良いな、というのを感じたのです。
次にコンタクトしたのは、こちらも関東地方にある学校です。ここは進学校ではあるのですが、帰国子女を多く受け入れており、生徒数も多いので、次男ももしかしたら居場所が作れるかなと思ったので、興味を持ちました。さらに、この学校は、学校に行かずとも編入試験をオンラインで受けられるという利点がありました。次男は、学年の途中からではなく4月から新学年への編入を希望しています。その場合、通常ほかの学校は試験が、入学直前、3月なのですが、この学校は4月入学希望でも、12月に試験が受けられるとのことでした。この学校を知ったとき、12月の試験までは、たしか残り1か月くらいしか時間がありませんでしたが、もともと高望みの学校で、そこを受験して不合格なら、他の選択肢を考えることもできるので、とにかく「練習」でもいいから、3月を待たずして受験してみることにしました。その時点では、この学校がだめならA校を3月に受ければよいと思っていました。この学校は、願書などすべて紙で送ってきたA校とは違い、オンラインのミライコンパスでしたっけ、それを使って願書を出すことが出来ましたし、とても合理的な仕組みで良いと思いました。でも、それ以外に現地校での活躍を示す書類などがあれば提出するように、などと書いてあり、あー、うちの子は全然こういうのやってきてないし、準備もできてなかったなと思いました。かろうじて英検2級の合格記録を探し出して提出しましたが、合格証は見当たらず、準備不足は明らかでした。それから急いでスカイプの家庭教師を補強。今まで数学だけでしたが、この学校は英作文と国語の試験があるとのことでしたので、英作文と国語の先生を短期限定でお願いしました。そして1か月、短期集中。毎日のように何かの授業があり、宿題もあり、本人なりに頑張ったと思います。急遽見つけた先生方もとても良い先生で、合格を目指したサポートを本当によくしてくれました。そして本番。このB校は、オンラインでの入試に実績が豊富らしく、ノウハウが確立していて、オンラインでの回答入力、作文は試験直後にスマホで画像を提出、など、仕組みはかなりしっかりしていました。問題の共有なども禁止ですし、カンニングなどもできないようになっていました。さすがです。次男は、試験は、かなり頑張って、本人なりに手ごたえもあったようでした。試験の後、面接もありました。本人だけ数分と、親子面接で、どちらもZoomです。これも、事前に準備用の質問をいただいており、いろいろ準備していたのですが、受け答えがイマイチだったため、練習中はこれは駄目かなと思ってたのですが、本人は本番では、私の想像以上に上手にできており、よくやったと思います。・・・ですが、結果は不合格でした。まあ、このレベルの進学校で、提出したアメリカの学校の成績も悪かったし、他に実績もないし、仮にテストだけができてたとしてもダメだよね、と思っていたので、それほどショックではありませんでした。もともと本人にも、この学校は多分無理だから、合格したら儲けもの、練習だと思ってやるように、と言っていたのです。英作文とか国語も、この試験があったから少し勉強するようになったので、本人のためにもなったと思います。
いろいろ探して、一番最初の候補は、ある関東地方の学校でした。ここは、オンラインでの相談を受けているとのことだったので、早速連絡して、面談させてもらいました。お話を伺った限りは良さそうな学校で、その他の要件も一通り満たしていたので、受験したいと思って学校案内も郵送してもらいました。かなり乗り気だったのですが、学校案内を受け取って、よく読んでみて、ひっかかったのが2点。(1)生徒数が少ない(2)願書を出すときに健康診断を提出(1)生徒数が少ないのは、途中からの編入生にはギャンブルだと思いました。仲の良い子が見つかればいいけど、そうでなければ行き場がなくなってしまいます。あと面談の時も言われたのですが、生徒数が少ないと部活とかも人数が足りない部があり、部活の選択肢が限られるということでした。(2)願書と一緒に提出する健康診断は、海外在住の人にははっきり言ってハードルが高いと思います。医師の問診程度ならいいですが、血液検査とか心電図とかはアメリカでは健康な人は簡単には受けられません。日本に余裕をもって帰国して日本の病院で健康診断を受けるのが一番良いので、受験のための帰国時に、すぐにできるところも見つけたのですが、結果が出るのにしばらくかかります。この点は願書を出すときに相談すれば結果は待ってもらえるのでは、とも思いましたが、とにかく、めんどくさいのが、ちょっと引っかかった点です。(1)が一番のひっかかりです。これが一番の理由で、ほかに選択肢があるなら、他の学校を先に志望することにしました。
参考になったウエブサイトは以下の通り。 JOLNET:帰国子女の在外教育や受験情報が載っている。ここに帰国子女編入受け入れの学校一覧がありました。 シリタス: 寮のある学校でソートできる機能がありました。 それ以外にもネットで検索して、編入+帰国子女+寮あり で可能性のある学校は、一つ一つウエブサイトで調べていきました。その中で、まず東大とか難関大学合格を目標、みたいな、完全な進学校は避けたいなと思いました。ご覧の通り次男はそのようなタイプではないのです。そもそも私は難関大学進学が人生の成功や将来の幸せを保証するとは思っていないので、子供達には「絶対に大学進学しろ」とは言っていません。AIやIT化が進化していく中、特に勉強が得意でない子は、下手に進学するよりは、大工とか、なにかの修理工とか配管工とかのように、手に職がある方が、将来の職や収入が安定するのではと思っています。同じような理由で、大学の付属系の学校もあまり興味がありません。高専は良いなと思っているのですが、入試レベルが高そうで断念。それと、いくら寮に入るとはいえ、会いに行くのが大変(時間やお金がかかる)なのは困るなと思いました。私は日本に頻繁に帰国していますが、普段滞在するのは東京なので、会いに行くのは関東地方近辺が理想だし、関東以外なら交通の便利なところが良いと思いました。寮がある学校って、地方の、最寄りのメジャーな駅からさらに電車とバスを乗り継いで2時間、とかいうのが結構あるのです。家族が日本国内に住んでるなら良いですが、うちの家族は海外に住んでるので、離れて住むならやはりたどり着くのに時間がかかる、地方はできれば避けたいと思います。あとは、今はどこの学校も国際教育を謳ってはいますが、せっかく一応バイリンガルの能力があるので、英語教育も充実してればいいなというのが一つ。国際教育を宣伝してるのに外国人の先生さえもほとんどいないところもあります。それと、日本では学生生活を満喫してほしいので、部活とか学校行事が盛んなところがいいなとか、そういう目でいろいろな学校を見ました。上記いろいろ考慮すると、結局、候補になるような学校は片手で数えられるほどしかないのです。
次男の志望校について、日本以外の全寮制の学校も含めて、いろいろ調べたのです。 アメリカのいわゆるボーディングスクールと呼ばれる学校→通常はお金持ちで優秀な生徒が行く学校なので、うちは経済的にもレベル的にも合わない。 日本の学校で海外にある全寮制の学校(スイスの公文学園、英国の立教、NYの慶応など)→こちらも学費がとても高い。あと皆進学校なので、学習内容的について行けなそう。 アメリカの軍隊養成学校など。→軍隊の学校なら教育もしっかりしてるかと思ったけど、本人の年齢が足りない。(通常17歳以上) アメリカの問題児矯正学校→学費もリーズナブルで、内容も悪くはなかったのだが、よく読むと、なんか宗教と関連しているようでちょっと怖くなった。結局、家庭教師も日本のスカイプ経由としたのと同じような理由ですが、リーズナブルな費用で内容もよさそうなのは日本が一番だ、との結論になりました。それで日本で①編入を受け入れている、②帰国子女も受け入れている、③寮もある学校、というのを探しました。①と②は、日本全国にたくさんの私立の中高一貫校がありますが、③は難点です。高校生からは寮があるところは結構あるのですが、うちの次男は日本に戻ったら中3になるので、中学生もOKのところを探さなければいけません。それで編入先はだいぶ絞られます。
次男のレベルで、以前よりはマシになった・・・と記しましたが。本当に試験大丈夫かなと、正直思っています。この2週間くらいは、直前になってきたので、私も毎日勉強の進み具合を見たり、わからない数学の問題は教えたりしています。昨日も、標準的な関数の問題を30分くらいかけて丁寧に説明して、さらに答えが出るまで解きました。それを一回消して、今度は自分でやってごらん、と言ったのですが、またわからなくなってるのです・・・ちなみにこれは簡単な比例の式と一次関数の話をしていて、小学校レベルに毛が生えたレベルですし、もう何度もやってるはずの内容です。私には、わからない 何がわからないのかわからない。自分は、中学生の時は、勉強が得意だったので、国語でも数学でも、普通の問題集だったらスラスラ解けて満点という感じでした。次男の場合は、標準レベルの「10分ドリル」を30分以上かけてやって、60点か70点という感じです。私だって大人になってから、普段数学なんてやってないけど、今でもサラサラできるような簡単な標準問題ですよ。それでも半分以上はできてるのでいいのかなあ、という感じで考えてます。自分が彼のレベルだったことがないため、イマイチ、彼の偏差値レベル(模試とか受けたことないので、あくまで想像)で、どれくらいできているべきか、というのが良くわからず。仕方ないので、「標準問題集」で、正答率7割くらいを目指してやらせています。全く手探りの毎日です。やっぱり皆さん言うように、親だとつい声を荒げたりとかしてしまうんですよね。だからこそ、プロの家庭教師を雇ったはずなのに・・・ もう直前だから結局自分自身も駆り出しているあと、ふっと、思ったのです。塾とか家庭教師をされてる方々って、いわゆる一流大学卒とか、なんなら高校も有名な中高一貫校卒でした、なんて宣伝されている方が多いですよね。それらの学校を目指している、同じく優秀であろう生徒さんたちにとっては良いかもしれないけど、うちの子のようにあまりできない子の気持ちが、わかって教えてもらえてるのだろうか。私のように、生徒がなんでわからないのかがわからないということはないのだろうか? それともプロの先生方は、経験が豊富だからそういうこともわかってらっしゃるのだろうか?もう一つわからないこと。次男は、ものすごく日本の学校に行きたいと思っているらしいです。毎日のように、「日本に行ったら・・・」とか、「この学校に入ったら・・・」みたいな話をしています。でも、そうだとしたら、そしてあともうカウントダウンが始まってるんだから、空いてる時間はずっと勉強するぐらい(私だったら)努力すると思うのですが。気が付くと、ユーチューブ見てたり、30分勉強しては、その倍以上の時間、息抜きだとか言ってゲームやってたり。これもわからないのです。自分だったら、こんな直前の時期は、時間を惜しんで勉強してると思う。
次男の志望している学校の編入試験の科目は、英、数、国の3科目で、一般受験も帰国子女用の試験も内容は同じということでした。それならば、英検2級取得済み・アメリカの現地高校に通っている次男は、おそらく英語は多分余裕でできるはずなので、国語と数学についてのみ、受験の準備をすることにしました。この学校は中学入試の問題集と高校入試の過去問題集が市販されていますが、編入試験の問題は公開されていません。中3への編入試験なので、高校入試の方が近いかなと思ったのですが、過去問を見ると数学などの内容は中3でやったことが入っており、ほとんど解ける問題がありません。アメリカでは中3ですが、日本のカリキュラムとは違うので、普段アメリカの学校で勉強していることは、日本の中1、中2の範囲もあれば、日本の中学ではやらないような範囲もあったりします。一方、中学入試の問題は、中学受験をする小学生向けの、難問が多い、いわゆる「中学入試問題」なので、なんか違うなという気もしました。そこで、国語も数学も、公立中学の2年生終了までの範囲をとりあえずはできるだけ完成させることを目標に勉強していくことにしました。ここの学校は偏差値が高い進学校ではないので、まずは、通常の中学生の該当学年までの学習範囲がある程度できていればよいだろうと、勝手に考えました。12月中旬に、記念受験した学校の結果が出てすぐに、このことを、オンライン家庭教師の国語の先生に相談して、漢字ドリルや国語の問題集などを用意して、やるようになりました。週に1度先生にみてもらっています。数学は、オンラインの家庭教師の先生に、それまではアメリカの学校で勉強したことをサポートしてもらっていましたが、受験の対策として、中1・中2範囲の復習の問題集を買ってきて始めたので、その問題集でわからないところなども教わるようになりました。中1・中2範囲は、その先生に、昨年からご指導いただいてる時から教わっていたのですが、結構忘れているところがあり、やり直しをたくさんしているところです。その結果・・・・今まで(この記事を書いている時点で)、2か月半くらいやってきましたが、・国語はこの2年近くほとんど本も読んでいないし漢字の練習などもしていませんでしたが、この間、抜き打ちで簡単なテストをいくつかしてみたら、結構漢字はできるようになっていました。(あくまで、小学校高学年~中1くらいのやつですが)。・数学も、一昨年の夏、「ママ塾」で教えていた時より、だいぶできるようになっていました。文字の式と方程式の違いがわからず混乱しまくってたり、関数系が全く分からなかった状態ですが、それがある程度できるようになっています。それにしても・・・「だいぶできる」と言ってますが、これは次男レベルで、の話です。一般的なレベル的にはそれほど高いものではないのです。
そして昨年の秋のことです。私が出張で長期不在の時の起こったことなのできっかけは忘れましたが、夫がある日、次男がアメリカ国内で遠く離れた州にいる男の子と、スマホのメッセージで頻繁にやり取りしていることを発見しました。この子は次男より1,2歳年上のようでしたが、次男はなぜかこの子に親近感を感じて、いろいろな個人的相談をしていました。それに関連して、勝手に自分の写真やパスポートの写真などを送っていたのです。夫は激怒。見も知らぬ相手に個人情報を送って、大変危険であることは言い聞かせたらしいです。スマホは当然即取り上げ。でもそのやり取りの中で、次男は、「日本に住んでいた時、見た目が外人だからいじめられた」ようなことを相手に相談しており、夫はそれがすごくショックだったようです。次男の見た目は自分のせいだ、次男は父親を恨んでいるのだ、と感じたようです。・・・・詳細は個人的な事なので省略します。私は出張から帰ってきてその一部始終を夫に聞き、そのあと次男と個人的に話したのですが、正直夫が言っているほど次男は傷ついているわけではないようでした。でも、やっぱり夫が何か個人的に、次男に対していろいろ思うところがあり、わだかまりになっていて、今後も一緒に暮らしていくのはちょっと難しいのではないかと思いました。夫が次男のことを愛しているのはわかりますが、一緒にいると傷つけあってしまう、そんな関係に思われたのです。それで、次男はかねてから日本の学校に行きたいと言っていたので、当然夫にも了承を得たうえで、次男に「一人で寮で暮らすことになるけど、父親からも少し距離を置けるようになるし、日本の学校を受験してみる?」という話をしたのです。次男はそうしたい、と言いました。
そういうこともあってか、次男は、ずっと「高校は日本に行きたい」と言っていました。でも、私はずっとダメだと言ってきました。日本に住んでいた時も、小学校卒業後、家族と一緒にアメリカに引っ越さずに、中学受験して日本で寮のある中学校に入れようかとも考えていたのですが、お世話になった小児精神科医の先生に、次男が家族と離れて暮らすのは良くないと言われて考え直しました。そもそも日本に住んでいた5年間で、住んでいた地元の学校の同級生からいろいろ悪影響を受けていたこともあって、アメリカに引っ越すことでそういう関係を断ち切りたいのもありました。次男はもともと、不良っぽい子に惹かれる傾向があり、趣味とかファッションもそういうのが好きですし、行動とかもそのうち非行につながるような心配がありました。次男は3人兄弟の中で、夫に一番見た目も中身も似ています。そのせいか、夫は自分の欠点を次男に投影して嫌っているふしがあります。夫はそうとは認めませんし、次男を愛しているのはわかりますが、どうしてもきつく当たってしまうのではないかと思います。我が家のことをよく知っている私の両親も同意してますが、兄弟3人同じ(悪い)ことをしても、次男が一番目につくらしく、次男がいつも一番怒られているのです。男の子3人なので、けんかや小突き合いも日常茶飯事ですが、夫はいつも次男だけ、あるいは次男を一番叱ります。私はそれが嫌でずっと次男をかばってきましたが、次男もADHDのせいか、空気が読めず、どんなにいい聞かせても我慢できずに叱られるようなことをして、結局こっぴどく叱られるのです。確かに兄弟ケンカや怒られる原因を作るのも次男が多いのです。そういうのもあって、次男がいなければ、この家庭ももう少し静かで、兄弟ケンカや夫の怒鳴り声も減るのでは、と考えていたのは事実です。