次にコンタクトしたのは、こちらも関東地方にある学校です。ここは進学校ではあるのですが、帰国子女を多く受け入れており、生徒数も多いので、次男ももしかしたら居場所が作れるかなと思ったので、興味を持ちました。

 

 

さらに、この学校は、学校に行かずとも編入試験をオンラインで受けられるという利点がありました。次男は、学年の途中からではなく4月から新学年への編入を希望しています。その場合、通常ほかの学校は試験が、入学直前、3月なのですが、この学校は4月入学希望でも、12月に試験が受けられるとのことでした。

 

 

この学校を知ったとき、12月の試験までは、たしか残り1か月くらいしか時間がありませんでしたが、もともと高望みの学校で、そこを受験して不合格なら、他の選択肢を考えることもできるので、とにかく「練習」でもいいから、3月を待たずして受験してみることにしました。その時点では、この学校がだめならA校を3月に受ければよいと思っていました。

 

 

この学校は、願書などすべて紙で送ってきたA校とは違い、オンラインのミライコンパスでしたっけ、それを使って願書を出すことが出来ましたし、とても合理的な仕組みで良いと思いました。でも、それ以外に現地校での活躍を示す書類などがあれば提出するように、などと書いてあり、あー、うちの子は全然こういうのやってきてないし、準備もできてなかったなと思いました。かろうじて英検2級の合格記録を探し出して提出しましたが、合格証は見当たらず、準備不足は明らかでした。

 

 

それから急いでスカイプの家庭教師を補強。今まで数学だけでしたが、この学校は英作文と国語の試験があるとのことでしたので、英作文と国語の先生を短期限定でお願いしました。そして1か月、短期集中。毎日のように何かの授業があり、宿題もあり、本人なりに頑張ったと思います。急遽見つけた先生方もとても良い先生で、合格を目指したサポートを本当によくしてくれました。

 

 

そして本番。このB校は、オンラインでの入試に実績が豊富らしく、ノウハウが確立していて、オンラインでの回答入力、作文は試験直後にスマホで画像を提出、など、仕組みはかなりしっかりしていました。問題の共有なども禁止ですし、カンニングなどもできないようになっていました。さすがです。

 

 

次男は、試験は、かなり頑張って、本人なりに手ごたえもあったようでした。試験の後、面接もありました。本人だけ数分と、親子面接で、どちらもZoomです。これも、事前に準備用の質問をいただいており、いろいろ準備していたのですが、受け答えがイマイチだったため、練習中はこれは駄目かなと思ってたのですが、本人は本番では、私の想像以上に上手にできており、よくやったと思います。

 

 

・・・ですが、結果は不合格でした。まあ、このレベルの進学校で、提出したアメリカの学校の成績も悪かったし、他に実績もないし、仮にテストだけができてたとしてもダメだよね、と思っていたので、それほどショックではありませんでした。もともと本人にも、この学校は多分無理だから、合格したら儲けもの、練習だと思ってやるように、と言っていたのです。英作文とか国語も、この試験があったから少し勉強するようになったので、本人のためにもなったと思います。