オモリグ仕掛けの自作(串本イカメタル) | T.Tの釣行記録

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串本では真冬でもイカメタルでケンサキイカが釣れます.冬の串本では,中層以上に青物が回遊しているので,イカは海底にへばりついています.最近の2回の釣行では,底を引いてこられるオモリグの方が釣果が良かったです(日によって違います.オバマリグ有利の日もありました).オモリグでは糸絡みの低減化が課題です.串本で使い始めたDECOYアームリグSN-12(バチコンアジング用のミニ天秤)の糸絡み防止効果が秀逸すぎるので,記録として残しておきます.

 

アームリグを使った自作オモリグ仕掛けを下図に示します.通常は親子サルカンを使う分岐部分にアームリグを配します.ビニールパイプなどは不要で,単に,サルカン結び(ダブルクリンチノットなど)でラインを結ぶだけです.このような簡単な構造でありながら,2回の釣行で糸絡みは1回しかありませんでした.(その1回も,糸はすぐに解けました)

 

リーダーはフロロまたはエステルの3号,中オモリから下のハリスはエステルの5号(フロロの場合は更に太いライン)が良いです.リーダーの長さはハリスよりも十分に長くしてください.エギのカンナがPEラインに当たってしまうと絡みます.張りのあるリーダーならばカンナが当たっても絡みにくく,絡んでも直ぐに外れるようになります(キャスト時やフォール時).アームリグは大きい方が良さそうですが,感度が少し犠牲になるかもしれません.2号(アーム長41mm)も4号(アーム長35mm)も長さ的には大差はありません.スナップは強度重視ならばカルティバ クイックスナップ1号,軽さ重視ならば0号を使っています.

 

2連掛けになることが多かったので,オモリも鉛スッテにすることをオススメします.写真左はリア重心の鉛スッテの一つであるメジャークラフト 御免なスッテ 中おもりスッテですが,普通の鉛スッテでも問題ありません.20号と25号を試しましたが,20号の方が当たりを感じやすいです.なお,日本海では30~40号を使いますので,オモリの方がいいと思います.

エギはキーストン モンローエギ2.5号夜焚きチューンDUEL EZ-SLIM ブルー夜光色 80mm(写真右)をメインで使っていますが,EZ-SLIMの方が釣果は安定しているように思います.

 

持参するエギ/鉛スッテの量は4箱までとしています(オモリグとメタルリグの竿2本分).メイホウ リバーシブル120 2箱とリバーシブルF-86 2箱を使っています.

 

生け簀のケンサキイカ

タイガーフィッシング奏丸にお世話になったときに撮影

 

生簀のケンサキイカ(動画)

 

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アームリグは2号,エダスのイカメタルリーダーは5号がオススメです.クイックスナップは0号の方がエギ交換が楽ですが,耐久性重視の場合は1号で!