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みなさま、こんにちは。
売れプロ12期生 木場大器です。
本日は営業活動中に感じたことをテーマに選ばせていただきました。
「企業の沿革を理解すること」の重要さを改めて感じたので、共有させていただきます。
私の仕事では、企業概要書を作成することがあります。
概要書の情報収集は主に、HPやネットなどの二次情報と社長インタビューの一次情報を基に作成いたします。
インタビューの際には、最初に会社の成り立ちや会社名への思いなど過去の把握からさせていただいています。
理由は、会社の全体像を知る近道だと考えているからです。
「沿革」とは、物事が移り変わること。と辞書では出てきます。
会社に置き換えると、創業から現在に至るまで会社にとって大きなニュースとなる出来事をダイジェストで明記する項目になります。
例えば、
① 新たな工場、支店の開設
② 業績に大きな影響を及ぼした商品の開発や顧客との取引
③ 新たな事業の開始や撤退とその理由
等があります。
私がなぜ上記が重要と感じたのか、2点あります。
⑴ 企業価値の把握
⑵ 相性の把握
です。
まず1つめ⑴企業価値の把握についてです。
社長が創業者である場合、必要に応じて社長の個人の職歴や創業経緯もお伺いします。
会社の強みが社長の人的資産に依存している場合、社長が退任した際に企業価値が維持できないリスクがあるためです。
一方で、そのノウハウを承継し、構造資産に変えられる可能性も高くなります。
※知的資産経営の意より「人的資産」「構造資産」引用
2つめは⑵相性の把握についてです。
私の場合は、事業承継で使用することが多いため、相性確認は譲受会社になることが多いです。
特に事業承継は、譲渡会社の思いの引き継ぎが、今後の成長戦略やPMIに必要になってきます。
沿革にはその時々の外部環境や内部環境、当時の会社の思いも把握でき、統合社業や相性確認には最適です。
また、約9割の応募者が企業HPを見ています(大手人材会社アンケートより)。
応募者が沿革から会社の考え方を把握し、自身との相性を確認できます。
企業側も歴史から企業理念や思いが伝わることも多くなります。
HPを作ることによって採用面や取引先の拡大などポジティブな影響につながる可能性があります。
ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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