なにもない日曜日

雑事に追われ 出掛けずじまいの 日曜日
空は みごとに 晴れ渡り
せめてもと ベランダで カメラを構えてみたけれど
雲ひとつ無い空は 青いばかりで・・・
そんな訳で 写真は しばらく前に 撮ったものです
・・・・・・
さて
今日みたいな 冬の 閑かな お天気の日
けれど
何をするでもない そんな日は
古い映画の とあるシーンを 思い出すのです
大林宣彦監督の 『さびしんぼう』
『転校生』 『時をかける少女』と並ぶ 尾道三部作
尾美としのり演ずる 主人公ヒロキは
別な学校へ通うユリコ(富田靖子)に 一目惚れをする
作品では どこか懐かしい 尾道の風景が 終始描かれる
坂道や 狭い路地 坂の上から見下す 尾道水道・・・
ユリコは 尾道の沖合い 尾道水道に浮かぶ 向島から
自転車で 渡船に乗って 通っている
その 行き帰りを ヒロキは 見つめているのだけれど
季節が 冬となり 柔らかな 瀬戸内らしい夕陽
そして 冬休み
学校もおしまいで その横顔を 見ることすら 叶わない
夕焼けの港へ あても無く 歩いて
閑散とした 渡船を 眺めながら 呟く・・・
なにもない冬休み
だれもいない冬休み
ちくしょう 胸がいたい
このセリフとシーンが
柔らかな 夕陽の色とともに 印象深く よみがえるのです
大昔は 帰省の列車を 途中下車して 尾道の坂を 歩いたり
一度 渡船に乗って 季節はずれの 島の宿に ひとり
泊った時には 妙に 切なく 淋しくなった記憶が(笑)
ああ 旅に出たくなってきました(笑)
尾道 いいですよね
映画も ぜひ ご覧になってくださいね^^
「 さびしんぼう 」 富田靖子
Space Key

硝子窓から 細長き ひかりの帯
カーテンの 裾が ひるがえり
季節のページが めくられた
冬の一日 肌寒い午後
誰もが せわしなく
足早に 行き過ぎる この月に
淋しさを 埋めるように
他人目に はしゃぐように
書き込む ページ
ダイアリー
白い余白を 青いインクが
染めてゆく
呪文のように 繰り返してみても・・・
そんな
全てを
意味の無いもの
虚しいものとする
それは ただ ひとつの
「 」
不在
それゆえに
3回 押した スペース・キー
無を 現す 言葉
「 木枯らしのダイアリー 」 松任谷由実
※ 火よう日 曇り 午後のデパート 消えそうな西日・・・
アスタリスクに続く キーボード シリーズです(笑)
まだ少し 雨が降りそうです
温かくして 穏やかな 週末を お過ごし下さい
