一疋の青猫 -97ページ目

落ち葉、踏みながら・・・


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駅から つづく

緩やかな 並木を ひとり歩く


すれ違う 学生たちの喚声は

ふと 甦る 記憶


舞い散る 木の葉に似て

感傷が過ぎるだろうか



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モラトリアム

なんて 言葉があって


複雑な思いで それを 聞いて過ごした

時代でもあった


憂鬱も 未だ 美しい色

穿き古した ジーンズで


どこにでも 寝転がれば

そこは 自由だった



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時計のいらない 時間に生きながら

きらきらとした 腕時計の重みに



憧れていたのも いつだったか



澱みなく 刻まれてゆく時間



いま



かがやいて みえるものは





・・・





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「 憂鬱デス 」    森田童子

※ ただ何もなく 青いだけの空は ひとり心地いい・・・







永劫の時


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昨日の 夕暮れが あまりに 素晴らしかったので

もう一日 お付き合いください


・・・・・・


その美しさを 我が身に受け

満ち足りた ほほ笑みに いだかれながら

寂寥の風が 吹き抜けてゆくのは 何故だろう

泣けるような 美しさ

こころ昂ぶり 溢れだす なみだ

せつなさに こぼれ落ちる なみだ


美しさとせつなさは 混ざり合うこともなく 離れることもない


それは

沈みゆく日の輝きも

我がいのちの輝きも

永劫の流れに 掉さすことも 叶わぬ

わずか ひとしずくと 知るなればこそ




されど


その刹那 こそ 永劫の時


愛おしくあれ


狂おしくあれ





「 タイムマシーン 」  CHARA

※ つなぎ合わせる針と糸 もう片方の切れはしを探しに行くところ・・・







無窮の空、一番星


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海沿いの駐車場に 店開きした オープン・カフェ


「今日のは上出来だ」
 

と 言う店主は

カフェの主人と言うより 気のいい海の男風

言われるまでも無い みごとな空と海の色


「好きなところで写真を撮って」


この景色があれば

あとは もう・・・お喋りは要らないよ





波は 白く 刻まれることもなく


沖へと連なる 浮標は 揺らぐこともない


霧がただようような 残照のオレンジが


静かに ゆっくり 水面に 降りてゆく




音もなく




・・・




見上げれば



無窮の蒼さに







ひとつ







「 Castalia 」   Yellow Magic Orchestra