一疋の青猫 -91ページ目

聖女と悪女~「エビータ」開幕


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昨年の秋 アルゼンチンでは大統領選挙が 行われ

圧勝で 再選を果たしたのが

女性大統領 クリスティナ・フェルナンデス

彼女は 「21世紀のエビータ」 などと評されることもあります

はたして エビータとは?



遡ること 数十年 大統領夫人として

同国アルゼンチンで 熱狂的な支持を得た エヴァ・ペロン のこと

そして

このエヴァをモデルに 描かれたミュージカルが 「エビータ」



アルゼンチンの片田舎 貧しい私生児として生まれたが

男から男へと 渡り歩き

モデル 女優 そして 最後には ファーストレディの座を手にした

貧しさゆえ 上流階級への 憎しみは強く

それらから 奪い取った財産を 民衆へとバラ撒く

民衆の支持は受けるが 上流階級 軍部の反撥は強く

また 経済も傾き やがて 追い詰められてゆく

そして 更に まだ若い 自らの体に 病が・・・


三十数年の 短い人生 その光芒の中に

聖と俗 光と影を 宿して・・・


史実との相違なども 指摘されたりもしますが

時に 聖女であり悪女である 魅力的な女性

一人の女性の物語として とても興味深い作品です


1月22日より 劇団四季による 東京公演が開幕

アルゼンチンが舞台ということもあり

ダンスや音楽も 情熱的な タンゴのリズムもあり

アンドリュー・ロイド=ウェバーの音楽は どれも素晴らしい

Don't cry for me argentina なんて曲は 耳にされたことがあるかと思います

ミュージカルによくある 上演期間の延長は 期待できないので

( 私はこの作品が大好きなのですが! )

早めの ご観劇を おススメいたします




マドンナが主演した 映画より

ファーストレディとなった エヴァが

アルゼンチンの虹 として 欧州を歴訪するシーン




「 Rainbow High 」 Evita-Madonna














花も嵐も~我が半生の記録(1)


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ふと 口をついて出た 一言が

意外な 真理を 含んでいたりするものだ

何気なく 語った 言葉に

言霊 とでも言おうか 支配されることもある



みなさんは 「座右の銘」を お持ちだろうか

四十や五十 ましてや 三十で

「私の座右の銘は・・・」 などと

ためらいも無く 語る人間を 私は信用しない


ちなみに


私は・・・


あります(笑)



それは まだ 私が 玉三郎のように (注:写真の子猫)

澄んだ瞳に 青春の憂いを 湛えていた頃

学校の休み時間 クラスの女子が つまらなそうにやってきた

「ウチの部のさ 後輩のコ お話しがしたいんだってえ~」

聞けば その後輩のコ 学年でも評判の 可愛い子

「そういうのはさ~」 と

めんどくさそうな フリも フリと すぐにわかるほどの 短い 間合いで

待ち合わせの 場所と時間が 決まった



以前

「付き合って下さい!」

と 言われ

「どこに?」

と 返して

女の子 走り去る・・・という苦い経験を持つ私は

その 反省から

「お友達から」

「お手紙読んで下さい」

「○○って呼んでもいいですか?」

等々 様々なパターンを シュミレートして臨んだ



約束の時間


校庭の隅



待たせるのもナンだけど

早くから待ってるのもカッコ悪いし・・・

そんなことを 考えていた私は

きっと 傍からは 若干 浮き上がって見えていたであろう

そして

彼女が やってきた



かわいいだけでなく 成績も良かった彼女は

照れる風でもなく

その ソウメイな眼差しを まっすぐ こちらに 向けて・・・



「座右の銘を教えてください」


ただ

一言 そう言った


内内定は出ている 形だけの面接じゃなかったの?

まだ そんな年齢でも無かったが

思いも寄らぬ展開に 動揺した 弱冠17才!

動揺しつつも

極めて 重要な局面であると 認識し

一生懸命 考えた!

そして



「ハランバンジョー・・・です!」



どうしてだか わからないが そう答えた!


すると 彼女は



「ありがとうございました!」



ペコリと おじぎして 走り去っていった


そして


その後の


ふたりには


何も 無かった・・・



・・・・・・



その日から

私の座右の銘は

「波瀾万丈」 です

もう 冬の日 半ズボンなんて 穿けなくなった 今も

「波瀾万丈」 なのです

せめて 漢字で書きました



それ以来

穏やかに暮らしたいと 願いながら

波が騒ぎ

暗雲が立ちこめ

時に 溺れかかりそうな 私の 日々なのです・・・





「 時をかける少女 」   原田知世

※ 褪せた写真の あなたのかたわらに 飛んでいく・・・







初春に思ふ~我が祈りのカンタータ


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澄みわたる冬空に 小鳥たちの囀りは響く

麗しき 初春に 真白き 一年の計

大いなる 抱負を かかげ 上る きざはしの 一段目

穏やかなる 振る舞いも 心根は 強く 熱く




けれど そんな思いも 三月と 持たず

月夜の宴 酔うにまかせて 花の散るかな

しばし 天上 夢の中 面倒は 棚に上げ

上げたことも 忘れつつ また 夢の中




寝苦しき 夢から醒めれば うだうだと うだる夏の日

なんにもする気 なくなるよね と

夏だから 仕方無いよね 夏だよね 夏なんだもの・・・

卓上の ジョッキの数こそ 我が 存在の証 汗も拭わず




秋風が 頬を撫でて 過ぎる頃 心に舞うは 一陣の風

翳りゆく日に 腰をあげ 今更ですがと 手を伸ばしても

もう・・・ 時 既に 遅く さ迷う その手は 空を掴み

過ぎし日が 眩しく 遠く 傾いてゆく




冬日 短く 暮れる頃 不思議と 心は 浮き立つも

一発逆転 年末ジャンボは買い忘れ 有馬は外れ 帰り道 平明なる あきらめよ

主よ 人の望みの はかなさよ 浅はかさよ ずうずうしさよ

来年こそはと また 誓うのだ(笑)







「 バーモント・キッス 」  相対性理論

※ はちみつキッスを神様に・・・