一疋の青猫 -48ページ目

十一月の庭


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朝顔の種子は 春を待たずに


弾けてどこへ・・・


凍えるような冬の日に


目を覚ましたりしなければよいけれど



*



十一月


秋風に揺れる ベランダの彩り


今年も一年


時に 気持ちを鎮め また 弾ませてくれた


花々に 感謝しつつ・・・





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今日は 「立冬」


昨日は 暦をめくる冷たい雨が降りました


*


それでも・・・








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雨の滴を纏いながらも


まだ


健気に 朝顔も咲いています











「 Bloomin'! 」 
「 EVERYDAY AT THE BUS STOP Captain Funk _Daydream_ Edition 」 Tommy february 6

※ もし、女の子に生まれ変わったらカラオケで歌いたいと思います(コスプレ付)

※ 削除されたので貼り替え 最近、Youtubeの削除が早いような・・・





傍観者


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下を見ないで



何を思うこともなく



ただ そのまま・・・



気付いてしまえば



堕ちてしまいそうな









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明瞭に過ぎる輪郭線は



無邪気な残酷さで



絶望しか与えはしない



秋の暮靄を待って



息を潜める



甘き闇









「 Consecration 」   Tiger Stripes feat. Hanna Hais







青き旅愁


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慣れぬ枕に 明け方目覚めて


冷えた空気に 窓硝子は曇る


明けぬ空も 水鏡は白く


垂れ込めた雲を 淡く照らす


うたかたの如き 水鳥も 小舟も


揺れながら 未だ 目覚めず


ただ 夜のまま 逃げ込もうとする


一台の長距離トラックが


旧き街道を 西から東へ 走り抜けてゆく


*


街道沿いの二階屋は 昭和のままの佇まい

ホールの照明や カーペットの柄も

凝った意匠が 尚 時の経過を強調して

食堂では出張の客か ぽつり ぽつりと 席を隔てて

つまらなそうに箸をすすめている

嘗ては 団体旅行で賑わったであろう宴会場からは

耳慣れない 異国の言葉で カラオケが響く


早々と部屋に戻れば

安い灯で 照らされた 壁も天井も 匂いも空気も

侘しくも 懐かしいようで 為すことも無く あとは寝るばかり



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病雁の夜寒に落ちて旅寝かな   芭蕉


列を成して渡り行く雁の群れ

その中から一羽 夜の寒さに耐え切れず 病の雁が落ちてしまった

思い掛けない場所で 独り 侘しく旅寝するのだろうか


*


「堅田にて」の前詞が付いたこの句は 芭蕉四十七歳の作

琵琶湖岸のこの地は 近江八景のひとつ「堅田落雁」として知られ

芭蕉の句も当然これを受けたもの

自身 この時 病を得て寝込んでいたと言う





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安藤広重の版画 「近江八景・堅田落雁」 落ちゆく雁の姿が・・・





芭蕉の時代 旅は文字通り生命を賭したものでもあっただろう

今や多少不便であったとしても その境地に至る事はまず無いが

時には 古びた宿での侘しき旅寝も悪くない

満たされてしまえば 求めない 感じないのは 食欲だけで無く

欠落や不安 恐れが 感覚を研ぎ 想像力の羽を伸ばすこともある





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ちなみに

「堅田落雁」の「落雁」は 干菓子の「らくがん」に通じ

近江のこの地を 「らくがん」発祥の地とする一説もある


*


更に ちなみに(笑)

私の父方の祖父は和菓子屋を営んでおり 父も若き日は職人であった

戦後も 仏前に供えられるばかりとなった「らくがん」を作り続け

いよいよ 時代に取り残されて廃業に到ったのだと

そんな話を 母から聞かされたのも随分と後の事で

華やかなりし頃の記憶は 私には無い


商品を配達する荷台にちょこんと乗せられた私の写真と

子供の頃の虫歯だらけの私の記憶と

未だに父の手となる彼岸のおはぎの味が

その名残りを留めている







「 Kokirikobushi 」   Omodaka

※動画がシュールなので、ロマン派の方はご注意下さいね。(私もロマン派ですw)