一疋の青猫 -21ページ目

THE OPEN 2013


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近所のお祭りにて (本文とは完璧に関係がありません)








先週末、4日間にわたってゴルフの全英オープンが開催された。

7月のこの時期、日本が梅雨明けの最も暑い時期。

スイカなど食べながらテレビ越しに眺めるその風景は、妙な違和感を覚える。同じ夏とは思えぬほど寒々しいのだ。

リンクスと呼ばれる海沿いの風の強い土地。「あるがままの自然」を旨としたコースは荒野のようでもある。

ふだん見慣れている国内ツアーや宮里藍、石川遼が参戦する「人の手によって作り上げられた」アメリカツアーのコース、ゴルフとは全く異なるものがそこにはある。

そして、コースが違えば、プレースタイルも当然異なる。

ある意味、とてもアメリカ的であると言えるアメリカツアーは、何よりも暴力的なまでのパワー、それによる飛距離が重要で、高速グリーンを高いボールで狙い、強烈なスピンコントロールで止める。派手な空中戦。

それに対するリンクスコースで行われる全英は、まるで異なる競技を見ているようですらある。

安易にボールを上げようものなら、風に追われ、曲げられ、叩き落される。そしてまた、あるがままの自然、尋常ならざるラフの深さはボールを探すことさえ困難に。

おのずとボールは地面を転がしてゆくことになるのだが、そこには波乱に満ちた人生にも似た起伏や落とし穴が待ち受けていて、うまくすり抜けてゆくもの、不条理にも跳ね返されるもの。
ゴルフはミスをするゲームと言うが、それを受容することは難しい。そしてそれが、更なるミスを生む。
ここリンクスの地でのゲームは、その最たるものかも知れない。
アメリカのゴルフがナイスショットを積み重ね、最終日に向けてスコアを積み上げていくのに対して、リンクスではスコアを落としていくことも珍しくない。疲弊していくようですらある。
そして、その疲れた顔を、困った顔を眺めて楽しむのもひとつの観戦法かも知れないと思うくらいだ。

ただでさえ低い気温に加えて、強風が吹き荒れるとプレイヤーの体温を奪い、トラブルに見舞われた者の表情は苦悩する求道者のようであるから。

なんともこの季節にふさわしい、ゴルフ発祥の地のゴルフ。目にも涼しげな、暑気払いの風景だ(笑)

ビジネス書の類には、ゴルフに関する格言がよく引用されているが、全英オープンのプレーと併せてみれば効果は倍増かも知れない(笑)

・ベストを尽くして打て。その結果がよければよし、悪ければ忘れよ。
 ( ウオルター・ヘーゲン )

・大切なことは、技術的な細目を覚えることよりも、それを実行する勇気である。
 ( ジーン・サラゼン )

といった具合に^^


*


さて、スコットランド・ミュアフィールドで行われた今年の全英オープン。例年よりは幾分、天候は穏やかであったが、そこで展開されたのはまさしくリンクスのゴルフだった。

最終日、最終組トーナメントリーダーとしてスタートしたのはウエストウッド。3日目まで、リンクスらしい耐え忍ぶプレーを続け、また、最終日もそのようであったのだが。
守勢に回り過ぎた感があった。特にバックナインでは、パットをほぼショートしてしまい、少ないチャンスを逃し、罠にはまってスコアを崩していった。守るだけではメジャーは勝てないというところだろうか。

対して優勝をさらったのはミケルソン。最終日ほとんどのプレイヤーがスコアを落としていく中、上がり6ホールで4バーディ。ミケルソンらしい攻めるゴルフ。
決してオーソドックスなプレイヤーとは言い難い。積み上げる安定感よりも一打の華やかさが目を惹くプレイヤー。
けれども、他のプレイヤーが我慢して我慢して、それでもポロポロと少しずつスコアをこぼすように後退して行ったのに対し、ミケルソンの大胆な攻めが輝いた。
肉を切らせて骨を断つような、冒険的なプレーにラックも舞い降りた。そして、長年ショートからミドルレンジのパットに不安があったが、今回はそれもよく決まっていた。

周りが自滅していく中で、ミケルソンが自分のプレーを貫いた結果の優勝と言えるのかも知れない。


*


えー、今日はまったく毛色の違う記事で、ご興味の無い方には何の話だか?と言う感じかと思いますがお許しください^^

週末の参院選ショックで、全英オープン中継に逃避しておりました(笑)


*


でも、これで徴兵や海外出兵なんてことになっちゃったなら、自民・維新・みんな の支持者から優先して、行かせてあげて欲しいなと、思っております。








「 ミケルソンのロブ・ショット 」

ミケルソンの代名詞とも言えるロブ・ショット これができるとかなりカッコいいです^^




















@

星の鼓動


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探せば きっと もう



一番星





*





喧噪は街へと帰って行った



さっきだって



聞こえていたはずなのに 聞こえていなかった



やわらかな音たちは



いつの間にか 汗ばむ背中から 頬をかすめて 流れ始める



浪の音や



風の音とか





*





人が 誰ひとりとしていない世界は



どれほど 静かで 心地よくて



どれほど 騒がしくて 淋しいのだろう



そんな この星の鼓動を聞くような 音の世界を



何年 遡ったなら 聞くことが出来るだろう



何年 経ったなら 聞いてしまうのだろう












「 Somebody To Love 」  Queen






















@

ひとつの価値


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まだ 春浅い日のことであった

直接的な被害の甚大であった東北では まだ 雪であった

そして 数日を経て 新たな災害の始まりが露見した

「 やっぱり 」 と言うよりも

「 まさか 」 と思った人がほとんどだったのでは無いか

それでも どこか危なっかしさは感じていて

よしとするには 根拠が 自信が 希薄にも思われていたことでもあったのでは無かったか

あの日 もろくも 崩れ去ったのは 「 原発 」 だけでは無くて

それ以上に 脆弱であった 私達の 日常 私達の 価値観 では無かったか

*

新たな道を拓いてゆくことは た易いことでは無い

だからと言って また

歩き慣れた古い道 けれど いつ崩れるとも知れぬあの道へ 戻るのか

*

かなり 暗澹たる気持ちでもあるのですが

物言わぬ 一輪の花 一羽の鳥 一疋の猫 そんなもの達のことも思いながら

ひとつの意思を 示さねばならないと 思っています





選挙に行きましょう !