一疋の青猫 -162ページ目

天王町



一疋の青猫



所用があって訪れたのは、相鉄線の天王町駅

『酒場放浪記』風にいきたいが、まだ飲めない

周辺を散策してみる








一疋の青猫



橘樹(たちばな)神社


古くは牛頭天王社ともいい、「天王町」の由来ともなった

緑も多く、ゆったりとした由緒あるところ


らしいのだが・・・







$一疋の青猫


残念なのが、扉という扉、引き戸も雨戸も観音開きも

ぺたぺたと貼られた、「SECOM」のステッカー


あの甲高い声が聞こえてきそう


信心よりも、セコム

ご利益薄そうなので次へ








$一疋の青猫


こちらは廃業したと思われる銭湯

放置され、あちこち傷みが見える建物を

覆うように、木々が茂っている

周囲も建て込んでおり、うまく撮れなかったが

広くて高い、銭湯の屋根瓦を凌ぎ、煙突に迫る

先程の神社よりも、雰囲気を感じるほど








一疋の青猫


大きな道を渡ると

これまた雰囲気のある商店街へ

気分をよくして

人通りの途切れるところまで

歩いてみる








$一疋の青猫


するとそこに一本の標識

いま歩いて来たのが、旧東海道筋であることを知る

そして、この場所が

東海道と八王子道への分岐点であったことも



これにて


ここまで気になっていたひとつの疑問が


氷解!







一疋の青猫


ここまでの道すがら

やたらと見かけた「シルクロード天王町」の幟

まったく、それらしい風情もかけらも無いのに…



しかし、その昔

ここ横浜から、八王子道を通って絹が運ばれていた

まさしくシルクロードだった








一疋の青猫


いっぺんに

景色と時間が交差して

振り返る、町並みもまた違うものに



予備知識もなく、ふらっと歩いて

出会う小さな発見

きまぐれな散策の楽しみ



きまぐれな雨に降られて


いにしへの東海道を駅へともどった




絶えて桜の・・・


$一疋の青猫






桜には まだ早い 季節


切花で よく見かけるのは


この 啓翁桜








それも もう


ひと月と待たず


あちら こちらと 野辺の便りを 聞くのでしょう








いま


仰ぎ見る 気力なくとも


咲けば こころ 奪われるのでしょうか





夜のドライブ2



$一疋の青猫





渋滞に巻き込まれ


ふたつの橋を 渡って


帰り着く頃には


街に灯り




見慣れた 光と影 街のライン