一疋の青猫 -149ページ目

パンとワイン ・・・ ビールも


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焼酎とワイン このグラスで イタダキマス



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先日 中部電力が 3月期業績見通しを 公表

停止中の 浜岡原発3号機を 7月から稼動させる事を 織り込んだ

夏場の電力需要に 備えるとのことであり

再稼動に際しては 安全基準を見直し 15メートルの防潮堤を つくるという


しかし 完成は 3年後って・・・ ?


「コスト的に有利な原子力の活用」  未だにそんなことも・・・

福島でも 賠償問題は 見通しが 立たない

万が一 無事に 運転を終え 廃炉に漕ぎ着けたとしても

その後の 大量の 放射性廃棄物の 処分方法も 処分地も 決まっていない

それらの費用も 含めない 目先だけの 発電コスト

なにより 老朽化の進む 浜岡原発は 東海大地震の 想定震源域直下だ



拙速にならぬよう 謙虚に 今起きている事態に 学ぶべきだ




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最近では 仕事で近くへ行くと かならず立ち寄る

横須賀の パン屋さん ZACRO

次々と 焼き上がるパンに ついつい 買い過ぎてしまう

そんなお店があると 出掛けるのも 楽しくなりますね





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生ハムとイチヂク



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メープルとクルミ イチヂク カボチャ



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おまかせサンド 中身よく確認せず(笑)



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食べることは すべての基本 (飲むことも・・・)


パンであれ


ワインであれ


口にしているもの それは 安心だ


福島の人 すべての人が 安心を 口にできるように




※以下のリンク先に、チェルノブイリ、今回の事故について、低線量被曝の影響、浜岡原発の問題等、わかりやすく纏められています。

小出 裕章 先生(京都大学・原子炉実験所) 4月29日 明治大学での講演録



鎌倉ビール


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夕暮れの 合図を 待って

今宵も 酒を飲む

鎌倉ビール 「葉山」 と 「江ノ島」

名前ばかりかと 思いきや


江ノ島は

江ノ島神社の 祈願水を

葉山は

三浦の名水 走水湧水仕込み



地ビールを いただこう



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今朝は 季節のページを 一枚 めくったかの 光

空の 雲の形も まるで 夏のよう

大いなる エネルギーを その内に 秘めて

高い空へと 立ち昇っていた





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それも

夕暮れには 散り散りになった 雲よ

望むところまで 飛んで行けただろうか

乗せた 思いは 届けてくれただろうか



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吉野 弘 「身も心も」


身体は

心と一緒なので

心のゆくところについてゆく。


心が 愛する人にゆくとき

身体も 愛する人にゆく。

身も心も。


清い心にはげまされ

身体が 初めての愛のしぐさに

みちびかれたとき

心が すべをもはや知らないのを

身体は驚きをもってみた。


おずおずとした ためらいを脱ぎ

身体が強く強くなるのを

心は仰いだ しもべのように。


強い身体が 心をはげまし

愛のしぐさをくりかえすとき

心がおくれ ためらうのを

身体は驚きをもってみた。


心は

身体と一緒なので

身体のゆくところについてゆく。

身体が 愛する人にゆくとき

心も 愛する人にゆく。


身も心も?




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含羞~はぢらひ


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含羞 (はぢらひ)

その日 その幹の隙 睦みし瞳

姉らしき色 きみはありにし

あゝ! 過ぎし日の 仄燃えあざやぐをりをりは

わが心 なにゆゑに なにゆゑにかくは羞ぢらふ……



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明日 4月29日は

詩人・中原中也(1907-1937)の 誕生日

いま ここで 詩を論ずることは 余りに 身に添いすぎて

ただ この日に 想うのは やはり 彼の詩であり

ブログを 書き出して 最初の 誕生日

何ごとかを 触れておきたい 気持ちもあり



極 個人的な 一方的な 馴れ初めを・・・




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中也の詩に 向き合ったのは 高校へ入学したての 四月

入学直後 連日私は 冷やかし半分に

各クラブを覗いては 何かを始めてみようかと 漠然と 考えていた

そんなある日の 見学に訪れたのは 演劇部

一通り 全部見てやろうと 思っていただけで

演劇に 特段の 関心があった訳 ではない

稽古場の隅で 眺めていると

一枚の 手書きの紙を 渡された



そこには 一篇の 中也の詩が綴られていた


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柱も庭も乾いてゐる

今日は好い天気だ
    
    椽の下では蜘蛛(くも)の巣が
    
    心細さうに揺れてゐる


山では枯木も息を吐く

あゝ今日は好い天気だ
    
    路傍(ばた)の草影が
    
    あどけない愁(かなし)みをする


これが私の故里(ふるさと)だ

さやかに風も吹いてゐる

    心置なく泣かれよと

    年増婦(としま)の低い声もする


あゝ おまへはなにをして来たのだと……

吹き来る風が私に云ふ



(中原中也 「帰郷」)


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紙に 目を 落としていると

眼光の鋭い 最上級生らしき人が

突然 目の前に 現れ

いきなり その詩を 大きな声で 読み始めた

大きな アクションを交えた 熱演は

免疫の無い 新入生には 圧倒されるばかりで

咄嗟のことに 身動きも取れず

ジッと 見入るのみであった


朗読を終えると

厳しい眼差しにもどり

早口な口調で


「この詩をどう考える? どう、思った?」


と 迫ってくる


口ごもっているところに

ひとしきり 自説をぶって


「よし 一週間以内に 感想を持って来い!」



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今にして思えば

なんとも 芝居じみた(当然?)

時代がかった手法で やられてしまった

何かしら 答えがもらえるようなつもりで

感想を伝えに行った 一週間後

圧倒的に 男手の足りない そのクラブで

いきなりの 下働きが 始まった



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でも この時の この出会いこそが

いまでも 自分にとって かけがえの無い

中也の詩 そして 演劇を 与えてくれたのだ



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それから ずいぶんと 季節も廻った

本当に 大事なものは

いくつも あるものでは無い ことも知った


だからこそ


すべての 出会いに 感謝




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