管工事施工管理技士2級 過去問 まとめ(排水・通気設備)
令和元年(後期)
問題A) 排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
①ループ通気管の管径は、当該ループ通気管を接続する排水横枝管と通気立て管の管径のうち、いずれか小さい方の1/2以上とする。
②伸頂通気管の管径は、排水立て管の管径の1/2以上とする。
③水封式トラップの機能は、封水を常時保持することで維持される。
④Uトラップは、排水配管の途中に設置するトラップである。
令和元年(前期)
問題B) 排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
①管径が65mm以下の排水横枝管の最小勾配は、1/100とする。
②排水横主管の管径は、これに接続する排水立て管の管径以上とする。
③ループ通気管の最小管径は、30mmとする。
④屋外埋設排水管の勾配が著しく変化する箇所には、排水ますを設ける。
平成30年(後期)
問題C) 排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
①ループ通気管の管径は、当該ループ通気管を接続する排水横枝管と通気立て管の管径のうち、いずれか小さい方に1/2以上とする。
②伸頂通気管の管径は、排水立て管の管径の1/2以上とする。
③Uトラップは、排水配管の途中に設置するトラップである。
④水封式トラップの機能は、封水を常時保持することで維持される。
平成29年
問題D) 排水・通気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
①間接排水を受ける水受け容器として、手洗い器、洗面器を利用してはならない。
②通気管の主な目的は、排水トラップの封水が破れないようにすることである。
③通気管は、管内の水滴が自然流下によって排水管に流れるように勾配をとる。
④ループ通気管は、床下で横引きし、床下で直接通気立て管に接続する。
平成28年
問題E) 排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
①伸頂通気方式は、通気立て管を設けず、排水立て管上部を延長し通気管として使用するものである。
②ループ通気方式は、各個通気方式に比べて機能上優れている。
③ループ通気管は、通気立て管又は伸頂通気管に接続するか、あるいは大気に開放する。
④最上階を除き、大便器8個以上を受け持つ排水横枝管には、ループ通気管を設けるほかに逃がし通気管を設ける。
平成27年
問題F) 通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
①各個通気方式は、誘導サイホン作用及び自己サイホン作用の防止に有効である。
②ループ通気方式は、事務所ビルで一般に採用される。
③各個通気管は、器具のトラップの上流側より取り出す。
④特殊継手排水システムによる伸頂通気方式は、ホテル、集合住宅などに多く採用されている。
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[解答]
問題A
①正しい内容の肢です。
②伸頂通気管の管径は、排水立て管の管径よりも小さくしてはいけません。
③正しい内容の肢です。
④正しい内容の肢です。
問題B
①管径が65mm以下の排水横枝管の最小勾配は、1/50です。
②正しい内容の肢です。
③正しい内容の肢です。
④正しい内容の肢です。
問題C
①正しい内容の肢です。
②伸頂通気管の管径は、排水立て管の管径より小さくしてはなりません。
③正しい内容の肢です。
④正しい内容の肢です。
問題D
①正しい内容の肢です。
②正しい内容の肢です。
③正しい内容の肢です。
④ループ通気管は、その階の器具のあふれ縁よりも150mm以上高い位置で横引きし、通気立て管に接続します。
問題E
①正しい内容の肢です。
②ループ通気方式は、自己サイホン作用を防止することはできないため、各個通気方式に比べて機能上劣っています。
③正しい内容の肢です。
④正しい内容の肢です。
問題F
①正しい内容の肢です。
②正しい内容の肢です。
③各個通気管は、器具のトラップの下流側より取り出します。
④正しい内容の肢です。