「いつ死ぬかわかんないんだから人生楽しまなきゃ！」by フーミン

「幸せになりたいのになれない」

心が迷子になっているあなたへ

自分の中のパートナーシップを見直せば

くるっと人生は変わります

パートナーシップとは

夫婦、恋人、家族、友人

そして、あなた　と　あなた

もう大丈夫！

本来のあなたと本当のしあわせへの案内びと

《こころのカウンセラー》うららです

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フーミンと行ったウェーブロック

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「いつ死ぬかわかんないんだから人生楽しまなきゃ！」by フーミン

こんばんは。心のカウンセラーうららです。

私のブログへお立ち寄りくださりありがとうございます。ご縁に感謝です！

今日は午後から雨が・・・よりによって・・・こんな雨の日に空♂と海♀（ウエスティー10歳）のトリミングです。大阪から奈良に戻ってきてもう半年以上。しばらくトリミングするのに大阪まで通っていました（あちらの友人に会う口実！）。去年の11月末に空の手術があったりで、もう３ヶ月近くカットしていなくてモサモサのモップ状態です。近所でやっと見つかったトリミングサロンに連れて行ってきました。ふたりとも人間が大好きなので、優しく大事にされてきっと至福の時を過ごしたことと思います＾＾

朝はまだ雨が降っていなくて、お散歩を楽しめました。途中、きれいな梅の花に遭遇。春を感じます。梅の花の下に見える白いのが空と海です＾＾

去年は、大阪から奈良へ戻ってきて、引っ越しとその後の片付けが本当に大変でした。そしてそろそろ落ち着いたかな、やっとできないでいたことを始めよう、と思ったら空のガンが見つかって手術。今は抗がん剤治療を続けています。

「落ち着いたらしよう」「時間ができたらしよう」って思うことって多くないですか？

私、仲良しのお友だち、フーミンに何度も連絡もらっていました。彼女は長野で美容院を個人経営していて、暇になった時に「今、話せる？」ってメッセージが来て、時々話してお互いスッキリしていました。去年も何度もフーミンからおしゃべりのお誘いラインが入ってきたけれど、タイミングが合わなかったりで、メッセージ交換にとどまっていました。確かに去年はいろいろとバタバタしていて・・・って、言い訳ばかり考えてしまいます。

落ち着いたらゆっくり話したいな、と思いながら随分と時間が経っていました。そして、もう話せなくなってしまいました。

ラインで繋がっていたり仲良くしている友だちには年賀状を送らなくなって、フーミンにも年賀状ではなくラインで新年の挨拶を送りました。でも、返信はありませんでした。

ん？？？どうしたのかな。以前は「話すこと」で繋がっていたけれど、去年はそれがなくなってしまって、正直、私、そっけなかったかも、という自覚があったので、もしかして怒ってる？でも、フーミンはそんなことで怒る子じゃないよな、なんて考えながら、何となく不思議な気持ちがしたりモヤモヤしたりしながらさらに時間が経っていきました。

１月の私の誕生日（23日）が過ぎた頃、共通の友人から連絡がありました。「フーミンが亡くなったってご主人からハガキがきたけど、どういうこと？！？」えっ・・・どういうことって・・・どういうこと？？？

パニックになってしまいました。しばらく何が起こっているのかのみこめませんでした。よりによって、あのフーミンが・・・あの元気で明るいフーミンが・・・まだまだいっぱい話したかったのに。まだフーミンの末っ子ちゃん、高１なのに・・・

共通の友人の元に届いたハガキには亡くなった事実以外は何も書いていなくて、何もわからなくて、でも、納得できなくて・・・私のところへは何の連絡も来なかったから、なおさら実感もなくて・・・でも、連絡がなかったことも悲しかったです。多分年賀状を出していなかったからだと思いますし、仲良しゆえのことなのでしょうけれど・・・

フーミンとは、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在中に知り合いました。１年の滞在のうち半分はお仕事、半分は旅でした。基本、ひとりでのバックパッカー旅行ですが、西オーストラリアのパースとその近郊だけは彼女と予定が合って二人旅でした。とっても楽しい時間でした。

30年という時間を経て、今でも仲良しなこと、オーストラリア時代の何にも縛られずに自由で楽しかった時間を共有できたこと、その感覚を分かり合えること、そんな大切で貴重な友人でした。

そして、別の共通の友人のことを思い出してフェースブックで検索して連絡してみました。その友人も私に連絡しようとしたところだったようで、今は使っていない私のフェースブックが既読にならずに困っていたようです。

フーミンは急死でした。12月25日。忙しい午前中の美容院の仕事を終えて、お昼を取ってスタッフが帰って・・・晩ご飯はちゃんと冷蔵庫に入っていたらしく、彼女らしいな、と思いました。その後、休憩室でひと息ついていたのでしょうね。自宅がすぐ裏なのですが、いつまでも帰ってこないフーミンを心配したご主人が彼女を見つけた時は、電気の入った毛布を膝にかけたまま休憩室で横たわっていたそうです。心臓麻痺ということだそうですが、一瞬のことだったのでしょうか。本人が一番びっくりしているのかもしれないですね。

この知らせを受けて、私はとても後悔しました。一昨年まではよく話していたのに、何で去年に限って話さなかったんだろう。何度も連絡もらったのに。後悔って本当に字のままですね。後になって悔しいです。少しの時間くらい電話できたはずだって、いっぱい自分を責めました。まさか、ってこういう時に使うんですね。本当にまさかです。

朝、仕事で家を出る時、誰かと会って別れる時、もしもそれが最後の別れになったとしても後悔しないように、笑顔と素敵な言葉を送りましょう。って何かで読んだのか、どこかで聞いたような気がします。ホント、その通りだと思います。

フーミンの急死の知らせからしばらくかなり落ち込んで何もできなくなってしまいました。既読にならずに返信のないままの彼女とのラインを昔に遡って読んでみたりもしましたが、自分責めと納得できない気持ちと、やりきれない気持ちと、どうしようもない思いと、いっぱいの混乱と運命への怒りと・・・

でも、ふと、「いつ死ぬかわかんないんだから人生楽しまなきゃ！」っていつも言っていた、そしていつも笑顔だった彼女の言葉を思い出して、不思議な気がしました。自分の運命を知っていたのかな。そして、フーミンなら、何て言うかな、って想像してみました。「いつまでメソメソしてんのよ！人生楽しくなくなるよ！」って元気な声が聞こえてきそうです。

悲しいし、心残りはあるけれど、でも、フーミンとの楽しい思い出や彼女が教えてくれたことを大切に、友情と感謝を込めて、彼女が喜んでくれることをしよう、そう、前を向いて元気に笑顔で私の人生を楽しく生きよう、そう思います。フーミン今までありがとう。フーミンの人生は幸せだったね。安らかに眠ってね。