毎月第1木曜は 倉敷市の高蔵寺 第16代ご住職 天野こうゆうさんです。
リアルな話、こうゆうさんは高野山本山布教師(真言宗公認)のお仕事で長崎にいらっしゃいます。
「月の3分の1か2は県外」というご住職。11月は愛知県の臨済宗の瑞雲寺で法話のお仕事で行っていました。
真言宗と臨済宗。宗派が違うと法話の方法も違うらしいです。
「セリーグとパリーグみたいな感じ。打順を変える。真言宗は印を結んだりミステリアスなところがあるから、禅一本の方はすごく興味があるみたい」

ここ最近のトークテーマが渋すぎてちーとでしたが(笑。12月のテーマは、
「1年を振り返る、新しい年を迎える前に」
「今年は大変な年でしょ。」
-こうゆうさんがヒヤっとした博多駅前の陥没、自然災害も多い年でした。
見方によったら来年、再来年までザワつくんじゃないかという見方があります。私たちは弘法大師が伝えた宿曜経で易の見方を教わるんですけど、今年はなるべくしてなったというか、丙申年ですよね。申っていう字は三枚岩盤を突き抜けるっていう意味。下からコーンと突き抜けるから、がんばってきたことが成就する良い意味もあるけど、突き抜ける・・・不満とか隠した事とか、丙も蓋を持って人が立っているでしょ、突き上げ突き上げのダブル。そんなふうに考えると、今年は勢いに乗ろうとする年だけど、もろいものは全部崩れていった・・。
来年がちょっと大変そうな気がして、酉という字はお酒を入れて発酵させる甕を示しているそうです。酒になる前ということは麹でしょ、いいように手入れをすると「よい麹」だけど放っておくと腐る。申から酉の勢いでくると、もう臭いものにフタをしてられない。はぐくむ、育てる、保つことを考えると良い年かも、新人なんかきっちり育てたほうがいい。

キーワードは、「マメな手入れとガス抜き」。
放っておいて育つわけじゃないけど手入れしすぎると遅くなる。「放っておく」ということを覚えたほうがいいと思う。私、めんどくさいことを後回しにする特技があるわけ。夫婦が別々に「お墓は別で入りたいんです!お位牌も別で!」ってアツく言ってくる人がいるわけです。そんなところに正論を言っても別々にしたいわけです。考えたらまだ生きてらっしゃるわけだから今結論を出さなくてもいい。今はしたくて仕方がないんです。のらりくらりやっとったら、そのうちど~でもようなったときにフットとすればいいんです。即対応しすぎ、求めすぎ。放っておいたら電化製品でも直ることがある。というようなことがものすごく目の前を明るくする気がします。
この前も、ある組織の事で規約をたくさん作ろうかなと、問題あったらいかんから。そしたら私が尊敬するある和尚さんが
パッと見て「減らした方がええよ。粗探されるから」って。ザっくり3つくらいで仲良くしましょうくらいの方が物事進むって言われました。日本は不合理の世の中に生きてます。「あ、そうでしたか~」ていうことでえぇ方に行くこともある。

天野こうゆうさんは今年の夏からのご登場!
毎月毎月、ハッとするお話をしていただいて一月頑張れる気がしますね!
来年は1月12日のご登場です。
こうゆうさんにお聞きしたい事や悩みがあれば fresh@fm-okayama.co.jp ヘ。
件名に「こうゆうさんへ」と書いてお送りくださいね。