今年(2022年)は「内に」の
高蔵寺 天野こうゆう住職 (高野山本山布教師)
年を重ねるごとにお餅がおいしくて
正月お雑煮には餅5個だったとか💦
では2022年の干支のお話しです
こうゆうさん
・・・去年何しゃべった?
もりたさん
かの、、、辛丑・・・
こうゆうさん
今年は壬(みずのえ)。十干十二支で「え」がついたら兄、「と」が付いたら弟。十干十二支では兄が陽で弟が陰。「と」の時はマイナスを説く方が多いけど、そうではなくて表と裏。何も悲観することは無くて、でも今回は壬だからガット来るんじゃない?と。そこで寅。虎と言うのは発芽して来て頭の上にウ冠で殻があるけど動き出す年なんですね。
ここだけは、よく覚えておいてほしくて。他の方はまだ言ってないと思うんですけど、、、、来年がポイント。
来年は卯年。なか卯の卯です。点々が無い、卵じゃないところがポイント。ここを想定して今年やることを逆算して寅年を歩んでほしいわけです。みなさん、「勢い!」「スタートダッシュ!」「ガオー!」って言うじゃないですか?箱根駅伝でも重要なのは4区くらいなわけですよ、中央大学が・・・・もういいですか?寅はサンズイを付けたら「演」。しんどい時ほどケロっとして、エナドリ隠して爽やかに演じ切るんですよ。そうすれば徳分ポイントが増えるんです。だから、しんどい時こそ全然爽やか、男性は髭を剃っておくとか・・・そういうときに十干が味方してくれるんです。みずのえ、っていう漢字を書いてください・・・ニンベンを付けたら「任」 演じながら人に任せると吉なんです。ものすごく不安よ?自分がやった方が早いから・・・任せていってそれも心配した顔せずに任せれば物事が広がっていくよっていう年。
卯の中の点を何入れるか、あれは芽がニューって大樹のようになっているような象形文字、実はウサギが膝を抱えて寝ているのを上から見た文字。ウサギはどうやって寝るんだろう?っていう興味からできた漢字。もう来年の予告編が流れてるんですよ、その前編が今年と思ったら、今年を全力か?っていうたらやっぱり箱根駅伝ですよ・・原監督・・・2位に10分以上差がついてゴールしたから陸連が胴上げしていいよ、と。10分あったら何べんでも上げられますわ!で、何を言ったかと言うと「来年は1分以上縮めます」 あの人もう卯を見てるんですよ!
だから今年は「謙虚」に。
自分が行う事は特別ではなく当たり前。
他から与えられることは当たり前ではなく特別って思えば、うまいこと行く。
もう一つ、正直に行くだけではダメになってきているから。森田という壁に私が正直にぶつけても森田という壁が歪んでいたら向こうに飛びます。だから「正直」と言うのはすごく難しいんですよ。こっちが正直でも向こうがひねくれていたら逆恨みされるじゃないですか?素朴に素直にが大事。
「正直」も相手を壁に見たときに垂直に向いているか?っていう・・・壁にぶつける時、斜めの壁にぶつけても自分に返って来ない。打っても響かないのはそれです。「私なりに頑張っているのに・・・」なんて言っちゃダメよ。頑張っているうちに入らないんよ、突き抜けないと。
そういう時はゆっくり呼吸を整えてご先祖様と向き合うことが大事。落ち着きなさい、なんて具体的に誰も説明してくれませんよ。吸った呼吸をお腹の中に落として着陸させるのが「落ち着く」です。だいたい「アンタ!落ち着きなさいよ!!」って言われた時に「はい、恵子、深呼吸」って言われるでしょ?だから分かっているんですよ人間は本質的に。呼吸が出来ていないだけ。「呼吸」を鍛えることですごくよくなる。・・・・ので、ぜひ「朝勤WEB」をご覧ください。
順天堂大学の1年生の話もしたかったけど、今日は我慢しとくわ(苦笑