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うるま家での二日目の晩ご飯は、

ソーメンチャンプルーとひじきご飯。

まぐろの刺身と、鰯のフライだった。


1週間も連泊するという

常連らしき女性が、

「この鰯は、アタシのカレシが釣ってきたものなのよ。」

と自慢げに語り、

「へぇー、だからこんなに臭みが無いのね~。」

と、若い宿泊者も納得の表情。


波照間で働く島人に惚れた、

内地の美人さん。

褒められると、どうも口が滑らかになるようだ。


「今日も、お祭りで船を先頭で漕いでいたのよ。」

と、これまた自慢げに話し出すと

「あー、あの浅黒くてカッコイイ人の事~?写真撮ったわよ~。」

と、いい感じに盛り上がってきた。


その会話に、また違う若い女性が入り込んでくるんだな。

「すごーい、お祭りに参加しながら、釣りも出来るなんてすごーい。」

とまぁ、ちょっと怪しい方向に会話が進んだと思ったら、

「鰯は、たくさん釣っておいて、冷凍しておいたのよ。」

と、内地の美人さんが言っちゃうんだなぁ、これが。


しーーーーん。

口が軽い女性と付き合うのは

最南端(災難)だねぇ。



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泡波とオリオンビールを、

前日より多く飲んだ波照間の朝は、さらに目覚めがよい。


子供たちときっちりと遊び、

新妻の機嫌も上々という、いい流れを作りだし、

いよいよ「うるま家」最後の食事である

朝食の時間を迎えた。


所定の時間に、座布団に腰かけようと思ったら

ラッセル似のご主人が

「ごめーん、炊飯ボタンを押し忘れちゃって。」

と赤裸々に告白。

おー、沖縄時間。


正直に告白しているご主人は憎めないし、

むしろ

「かーわーいーい♪」

って言いたくなっちゃうんだけど、

こっちとしては、新妻が

「コワイーイー♪」

な感じなので、笑っていられない。

空気を読んでくれたご主人が、

近くの売店で、全員分のおにぎりを買ってきてくれた。


スパムおにぎり。


おかずが、

海苔と玉子とスパムで、

おにぎりの具も、

海苔と玉子とスパム。


おかずとご飯が

これほど合ったことはない。


海苔と玉子とスパム、、

平松愛理を思い出して、切なくなった。



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※部屋とYシャツと私


     ↑だいぶ違う。


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波照間で、長男・正一郎が

ソーキそばデビューを果たした。


ちょっと柔らかめのご飯を

離乳食として日々、食べている正ちゃんだったのだが、

ソーキそばの出汁を含んだ太麺が

堪らなくおいしいようだ。


つるっ、つるっ、と食べて

もぐもぐ、ごっくん。


いつもより集中力が続いている。

いいぞ、正ちゃん。


信じられない量を胃袋に放り込み、

やれやれと、口から一本、そばを出して

一服している雰囲気に。

麻結佳は、そんな正ちゃんにウットリ。


まったく、おマセな二人だこと。

だから、”早期”そばって言うのかな。



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