月曜日の抹茶カフェ (宝島社文庫) [ 青山 美智子 ]
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タイトル意味不明
これは事件です
わたしの背中には3本の創があって、テープで止められている
昨日の夜、看護師さんが2本、テープを剥がしました
わたしは内心、大丈夫かな???
切開して縫っていないのに……
と思いつつ、看護師さんが出ていったあと背中の創を触ってみました
わわわわわーーー
盛り上がつてるうぅぅ
驚きのまま、昨日は少し怖い思いをしたので、寝ました
朝、主治医の先生が来て、傷みてくださいって言ったら、先生は残ってる3本目のテープを剥がしました
大丈夫でしょう、ボコボコしているのは自然に治ります
とだけ言って颯爽と出ていかれました
前の切腹した子宮筋腫の時は縫っていたので傷テープが必要だったけれど…
盛り上がっている創部は、ケロイドとかならないのかな?
今回は全治10日ってことなのかな?
今の医学は恐ろしい
わたしの病棟のこの階はどうやら整形外科の手術をした人ばかりが多い
部屋の前に車椅子が置かれ、必要に応じては歩行器がある
今朝、シャワーの帰りにリハビリを頑張っている人を見かけた
車椅子から立つこともままならず、リハビリの先生に身体を預けるようにしてやっと立てる………
その姿勢はちゃんと立てたものではなく、斜めに立った姿勢ーーー
それでもその人は精一杯の力でリハビリを受けている
わたしはただ運がよかったのだ
わたしの身体の神経を押さえつけていたものは取り外され、痛みから解放された
しかし押さえつけられた神経の損傷がひどいと治っているのだけれど、損傷が治るまでの時間を要する………
わたしは本当に運がよかったのだ
わたしも立てなかったかもしれない
リハビリを頑張っている人に尊敬の念を
皆が元のようにはなれないかもしれない
それでも頑張っている人には神様がきっと 微笑んでくれることを信じてーーー