後編・ご当地キャラクター成田詣〜なりた座
2023.5.21 成田山表参道 花崎町ステージ
うなりくん
チーバくん
くまモン
カムロちゃん(佐倉市)
しばっこくん(芝山町)
きみぴょん(君津市)
ふっくらたまこさん(多古町)
松戸さん(松戸市)
あかいわモモちゃん(赤磐市)
有明ガタゴロウ(佐賀県有明海)
イヌナキン&ゆるナキン(泉佐野市)
うけどん(浪江町)
おがニャッピー(小鹿野町)
カパル(志木市)
カブッキー(小松市)
こーた(江戸川区平井)
新宿あわわ(新宿区)
すわんくん(東京都)
豆乳さん(秋葉原)
はねぴょん(大田区)
ふっかちゃん(深谷市)
レルヒさん(新潟市)
石田洋介
神崎隆広
冨塚大地
ブル中野
MC:美海
★前編 :オープニング、キャラPR、石田洋介ステージ編
それでは、成田詣レポートラストは、神崎隆広・冨塚大地(toybee)ステージからエンディング編。
これまでの成田詣でも各アーティストがたくさん参加してきて、その顔ぶれは変わったり変わらなかったりしています。
ここ数年は神崎隆広くん、石田洋介さん、寺嶋由芙さん、中でも千葉県出身の寺嶋由芙さんが芯になってきた感がありました。
2018年に初めて冨塚大地くんのバンドBOYS END SWING GIRLが成田市出身のバンドとして参加して(その年の成田詣のテーマが「音楽フェス」だったのです)、それをきっかけに神ちゃん、冨ちゃん、ゆっふぃーのキャラソングユニット・Charatが生まれ、昨年あたりは寺嶋由芙・冨塚大地のふたりの千葉県民ががっつりと成田詣の顔になったなーと思ってたんですが、今年はさらに冨ちゃんの存在感が増した年だったと思います。
(ゆっふぃーは残念ながら今年は1日だけの参加だったのもあるんですが)
成田市出身のアーティストが、成田市のイベントで活躍して、成田に人を呼ぶ。
実は今年、冨ちゃんはYouTuberとしてデビューし、自身の活動枠を広げようと大きなトライをして、それがこの春、ある程度の形になったばかり。登録者数20000人を超え、さらにでっかくなるぞー!の野望のど真ん中。
彼をBESG時代から応援してる人、toybeeを応援してきた人、Charatを通じて知った人、そして、YouTuber「とみといびー」をきっかけにファンになった人。
特にこのとみといびーからの新しいファンがちらほらと初めての成田詣を楽しんでる様子が伝わってきました。
集まった全体のファンの中ではまだ大きな層ではないかもしれないけれど、明らかに新しい動きがある。
それぞれの推しを越えて、成田という場所、ご当地キャラという存在を知り、楽しむ。
理想の形のひとつが確かに実現していました。
この先もその影響力を増していってほしいな、と思います。
◎神崎隆広・冨塚大地・toybeeライブ
甲冑行列のすぐあとが神崎隆広・冨塚大地コラボステージ。
ゲネのときに着替えてるから!と裏から声を出していたのに、出てきたら着替えてねぇぞおい(笑)
「俺達が脱ぐわけないだろう!」
と吠えた神ちゃんにうぉー!と客席も拳を振って応えたものの、そういう反応で正しかったのか、疑問である(笑)
BLUE DREAMER!
FlightMusic
ひとつだけ
全米は泣かない
「神崎隆広・冨塚大地」と併記されてますが、おそらくは神ちゃんの配慮で、「toybee」を前面に押し出して構成されたステージでした。
(お互いに、1日目に弾き語りでそれぞれのステージ、そして、Charatのステージがあったからというのもあるかとは思います)
バンドメンバーは、いつもの顔ぶれ。いつも、って言えるの、嬉しいよねえ。
toybeeはドラムは固定ではなくその都度変わるんですが、成田ではいつも笑顔と明るい音が嬉しい、イトウ"ぼぶ"トモヒコさん。実はイマサのサポートもなさってるんですよー。いつ声をかけてもニコニコ応えてくれるやさしいぼぶさん。
先日こーたの10周年で発売された「ひとつだけ」もぼぶさんのドラムです。
冨ちゃんはギターを置いてボーカルのみ。
ポーン、とステージを降りて最前列からグルッと後ろまで回ってお客さん達とハイタッチ!
近くにファンを感じたのか、嬉しそうでした。
息を上げながら、破裂するような、荒々しさすら感じる歌で、臨場感強かったし、それに合わせてバンドの音も熱かった!

7/20は新宿ロフトでtoybeeワンマンライブ。
下北沢SHELTERに続き、ソールドアウトを目指してます。キャラファンのみなさんもお時間ありましたら、ぜひ!
最後に、なんかすごく色っぽく撮れたとみといびーを置いておきます。
◎カパルPR

◎エンディング〜空にいちばん近い町
石田さんはパレードのあとエンディングまでステージないのにずっと甲冑着たまんまでえらすぎました。
にしてもほんとに似合いすぎる…ちゃんと大将格の武士に見えますよね。
身長もあるからかなあ。
神ちゃんも最後まで着る!って宣言してほんとに最後まで。
ほんで、石田さんが成田との思い出を語る締めトークなんかをMCの美海さんとして繋いでる間に…
はいっ、ちゃっかり脱いできた、とみといびーです!(笑)
神ちゃんに「なんでお前だけ脱いでんだよ!!」って怒られてた。
ライブやって大汗かいたんですよきっと…って神崎さんも歌ってたやんな!!
そんなこんなでエンディング。
キャラさん達も集まってきて、みんなで「空にいちばん近い町」です。
頭がつっかえる芸が炸裂のレルヒさん。
カパルと石田さん、落ち着くコンビ。
本日の主役、うなりくーん!
今年も成田詣を開催してくれてありがとうな!
「空にいちばん近い町」はCharatのナンバーで(この日はゆっふぃーはいなかったけれども)、ある意味でCOVID19以降の「新しい成田詣」の象徴的な曲だなあ、と思います。
この曲、うなりくんのテーマでありつつ、「成田」の歌なんですよね。
キャラクターソングというとキャラの特徴や名前の連呼で元気いっぱい!マーチ!!とか音頭!!とか、長いことそういうものが多くて(今も割とそうなりがちですけど)、それを「ご当地キャラソングの帝王」石田さんが作ってきたたくさんの曲の中で、キャラクターの物語や街や人も歌った、それだけじゃない在り方を提示して、それが今また次の世代に繋がっている。
(余談ですけど言問姐さんの「晴れるといいね」ってそういう街を織り込んだ初期のエポックのような作品で、「イシダノウタ」に石田さんを構成してきた14曲のひとつとして選ばれたの納得なのです)
次の世代に繋がったのは表方だけじゃなくて、裏方もそうで、今回の成田詣、はじめましてのスタッフさんがいっぱいでした。神ちゃんもしきりにMCの中で若いスタッフさんを紹介してましたね。皆さん、走り回ってました。でもみんな笑顔でした。
もちろん、変わらない顔もたくさんです。
Mr.Dこと堂本さんがどーんってみんなの後ろに立ってるの心強かったし、MCの美海さんがにこにこ見守ってくれてるし、音響の湯村さんは音に限らずステージを締めてくれている。何よりもキャラさん達が10年を越えて変わらずそこにいてくれています。
そういう先輩達の見守りと若者達のがんばりとが同時にある。
「継承」と「変化」をほんの一日ですが参加しながら、感じた今年の成田詣でした。