2024年の年明け早々、能登半島を最大震度７の大地震が襲いました。今回の地震域付近では 2023年5月にも震度６強を観測するなど、およそ3年にわたって活発な地震活動が続いています。
激しい揺れの要因は浅い震源と、阪神大震災を上回る地震の規模です。震度１以上の揺れは700回超に達しました。政府の地震調査委員会は、地殻変動の状況などを踏まえ「一連の地震活動は当分続くと考えられる」との見解を公表しました。
今回の地震は、地球の表面を覆う岩板内部の大陸側で起きる「内陸型」。内陸型は震源が浅いことが多く、今回の震源は深さ16キロで、2004年の新潟県中越地震(13キロ)、1995年の阪神大震災(16キロ)と同じような浅さが被害を拡大しました。
今回の地震発生には地下深くから流れこんできた大量の流体が関係しているのではと指摘されています。能登半島の地下15キロほどに流体が流れ込み、周辺の断層を滑りやすくしたことで活動が続いていたと指摘しています。
私も2005年に福岡西方沖地震、2011年に東日本大震災と、２度の震災に遭っているので、他人ごととは思えません。被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。
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そして、翌１月２日には羽田空港で未曾有の飛行機事故が起こりました。札幌から東京へ向かっていた日本航空516便が、着陸直後に海上保安庁の航空機と衝突しました。
原因は調査中ですが、離陸を待つ海上保安庁の航空機と、着陸してきた日本航空516便の機体が同じ滑走路に重なっていたようです。見たこともない大変ショッキングな映像でした。
この事故で、日本航空516便の乗員乗客 計379人は全員脱出しましたが、14人が怪我をされた模様です。また海上保安庁の機体に乗っていた６人のうち５人の死亡が確認されました。
海上保安庁の航空機は、能登半島地震に対応するため物資を運ぶ任務の途中だったそうです、怪我をされた皆様の回復を願うとともに、被害に遭われた方のご冥福をお祈りいたします。
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そして今度は、３日午後に北九州市小倉北区魚町の飲食店街で複数の店舗が燃える大規模な火事が起きました。北九州市小倉北区では 2022年4月と8月に 旦過市場一帯であわせて87店舗5000平方メートルあまりを焼く火事があったことも記憶に新しいです。
さらにさらに、３日深夜には東京都内を走行中の山手線の車内で女が刃物で乗客を切りつけて男性４人がけがをし、このうち３人が大けがをして病院に搬送されました。何とも物騒な事件ばかり立て続けに起こっています。
地震に、事故に、事件と、大変な年明けとなってしまいましたが、心穏やかに今年一年を過ごしていきたいものです。
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