このブログは、小学2年の長男、年中さんの次男の育児を中心に書いています。
毎日学校に送っていると、クラスの子たちから見て、もう私は特別な存在ではない気がする。
机と椅子、黒板、掲示物、タロくんのお母さん。
教室に当たり前にあるもの、のような。
同じく『母親に送られてやって来て、別れ際しがみついて離れないタロ』もあまり特別ではない。
そして、話しかけられても、喋らない時があることも、もう不思議がられない。
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10月の話で、だいぶ前になるのだけど。
場面場面で言葉が出にくいことへのヘルプとして、カードを作った。
療育の先生と相談し、タロとも話し合いながら、タロが日常よく使いそうな言葉を何個か決めた。
その言葉を表すイラストをタロが描いた。
それを元に私が加工。
療育中にラミネート作業。リングに通す。
世界に1つ、タロの『言葉』ができた^_^
すごくシンプルで分かりやすいイラストを、療育の先生たちが大絶賛。
褒められて、超絶嬉しいのに笑うのを我慢して面白い顔になっているタロ(笑)。
これを作成したのが10月半ば。
翌日から、毎日持ち歩いてい、実際使っている。
よく使うのは学校では「紙に書いていいですか?」「ありがとう」
家では「きゅうけいしたいです」(主に宿題中(笑))
と、思っていたら、最近学校ではあまり使っていないもよう。
クラスの中では、使わなくても大丈夫になってきたってことかな^^
自分からお友達にベイブレードの話題を振っていたし。
スムーズに会話しているのも見るときもある。
喋らなきゃ…と思わなくていいので、プレッシャーも少なく、
確実に相手に伝わるので、会話が成り立つ。
本人も自分で作ったものなので、愛着もあるもよう。
タロはとてもよい道具を手に入れた。
先日、朝いつものように送り、準備が終わるまで傍らで見ていた。
一人の男の子がタロに話しかけてきた。
この日はタロが日直だったようだ。
無言…なタロ。
まあ数秒遅れで返事するのは時々あること。(その男の子もそれを分かっているらしく待っている)
が、
最後までしゃべることなく、かばん棚に行ってしまった。
無視!それ一般的には無視だよ、タローー!!
男の子は特に怒るわけでもなく、びっくりするわけでもなく、その場を去っていった。
こういうところ、誤解されるし、トラブルになりかねないなぁ~。
おいおいその力を身に付けていってほしいけれど。
カードはまだまだ必要なようだ。