第6回「実際の実践の流れとポイント」 | 流れるまんま

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整体ナビゲーターゆにちゃんの日記

無意識に行っていることを意識的に行うことは、注意力と集中力を高める上で非常に効果的だということは前回のブログで分かっていただけたと思います。



普段何気なく行っている動作や思考に意識を向けることで、脳の普段使わない部分を活性化させ、注意を向ける力や集中を持続させる力を鍛えることができます。 



そして、さらに継続的に実践することで脳のパターン化、つまり「意識的に行うことが当たり前になる」ことが起こってきます。



パターン化までの期間は、やはり実践状況、個人差などありますので、一概には言えませんが、いくつかの段階と目安をお伝えしておきますね。





実践の初期段階(数日から数週間)



意識化の実践: まず、無意識に行っている行動を「意識する」ことに集中します。例えば、歩くときの足の運び、呼吸の深さ、PCでタイピングする指の動き、ドアノブを回す感触など、普段考えないことをあえて意識的に行います。



 注意散漫との戦い: 最初は、すぐに意識が外れてしまったり、他のことを考えてしまったりするでしょう。そのたびに氣付き、意識を戻すことを繰り返すことが重要です。ここで大切なのは反省会をしないことです。意識が外れたことに氣付けた自分を褒めてあげてください。



疲労感: 普段無意識に行っていることを意識的に行うため、最初は脳が疲れやすく感じるかもしれません。



中期段階(数週間から数ヶ月)



意識的な実行の定着
: 徐々に、意識的に行動することが以前より楽になってきます。注意を持続させる時間も少しずつ長くなるのを感じられるかもしれません。



新たな発見: 意識的に行動することで、今まで気づかなかった細かな点に気づくことがあります。例えば、自分の歩き方の癖や、タイピングの際の無駄な動きなどです。



集中力の向上: 意識的に行動することで、一つのことに集中する脳のニューロンの活性化にもなり、徐々に集中力が向上していきます。



パターン化の兆し(数ヶ月以上)



半自動化: 意識的に行うことが、以前ほど努力を必要としなくなってきます。無意識と意識の中間のような感覚で、比較的楽に注意を向け続けられる時間が増えてきます。



集中力の持続: 以前よりも長い時間、高い集中力を維持できるようになります。



注意の切り替えの向上: 必要に応じて、意識の焦点をスムーズに切り替えられるようになります。



期間の目安



習慣化に関する研究では、新しい行動が自動的に行えるようになるまでには、平均して66日程度かかるという報告があります。具体的な期間は個人差があり、ハッキリと示すのは難しいですが、数ヶ月単位で継続的に 「普段、無意識にしていることを意識してする」を行うことで、確実に注意力と集中力の向上を実感し、意識的な行動がより自然なパターンとして定着していきます。



重要なポイント



焦らず継続する:効果をすぐに期待せず、根気強く続けることが大切です。



小さなことから始める: まずは日常生活の簡単な行動から意識的に行うように実践を始め、小さな実践や氣付きを味わい、楽しみながら徐々に複雑な行動へと広げていくと良いでしょう。








以上が実践の大まかな流れとポイントです。


毎日少しずつでも良いので「普段、無意識にしていることを意識してする」をまずは数ヶ月間、継続的に行うことが重要です。



実践すればするほど、脳の神経回路が活発になり、今までとは違う回路の構築が進みます。焦らず、日々の小さな意識の変化を感じ、 氣付きと発見をおもしろがりながら続けてみてください(^o^ゞ



見逃した方に!

前回までのあらすじ

↓↓↓

「しあわせに付く実践方法」

目次

①氣付きの探究

https://ameblo.jp/unity-man/entry-12902131751.html



②しあわせに氣付くために必要なこと

https://ameblo.jp/unity-man/entry-12902841893.html



③注意力と集注力を高めるポイント

https://ameblo.jp/unity-man/entry-12902845762.html



④すべての近道は【氣付くこと】

https://ameblo.jp/unity-man/entry-12902939029.html


⑤脳の仕組み

https://ameblo.jp/unity-man/entry-12902943794.html