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サボテンと絆



旧友とは、過去を共有している点で嬉しくもあり、現在を共有していない点で寂しくもある。
新友(造語)とは、通ってきた道を知らないという点でドキドキし、これから共に道を作るという点でワクワクする。
絆は何もしなくては成長しない。適度なコミュニケーションという水によって大きく育っていく。個性というトゲで傷つけ合うこともあればも過度なコミュニケーションで腐ってなくなることもある。でも、大切に育てることにより、愛情や友情といったかけがえのない花を咲かせることだってできる。



野良猫は見ている



誰も見ていないようでも、野良猫は見ている。疚しいことはするべきではない。

1つの写真で1つのテーマってのはもったいない。使いまわしてみた。

おいしそうでしょ?の哲学



「これ、おいしそうでしょ?」ときかれると「は、はい。」と答えるしかない。

勝手口にも似た確信



「すべて勝手口は台所に通ず」と、昔から言われていないけど、勝手口から入ると行き着く先には必ず台所がある。言い方をかえると、どこでもドアからはどこにでも行けるけど、勝手口からは台所にしかいけない。となる。むかしむかし、帰りの遅くなったある男が勝手口から入ると必ず台所に出るので、勝手口にも似た確信をもって、「絶対に勝手口から家に入ってはいけない」と言ったとか。なぜなら、勝手口の奥には台所を住処にしている凶暴な鬼が潜んでいるからだって・・・。あ~怖い。

カカ力カ力カカカ



カタカナのカと漢字の力は想像以上に紛らわしい。文字を使う側の力量が足りないんじゃなくて、はじめっから似ているんだから読み間違えても仕方がない。こういう場合の紛らわしいものって意図して作ってるんじゃなくて、結果紛らわしいだけなので、紛らわしさにも好感が持てる。

ちなみにこのタイトルは、「かか?ちからか?ちからか?かか?」ってかいてあるんだけど、「かかかかかかかか」でも、「かりょくかりょくかりょくかりょく」ってよんでもらっても、好きなようによんでもらっていい。

写真の価値



写真の価値とはなんだろう。
この手形なんて誰のものかもわからないので、価値なんてない。わからないので不気味なくらい。じゃあ、これがもし著名な人のものだったらどうだろう?一気にこの写真の価値はあがるだろう。
でも、その著名な人がどれだけ有名でも、その著名な人に興味がない人にとっては価値がない。
ってことは、写真の価値は「思いの強さ」で決まるってことだ。
人物写真に関していえば、自分が撮った写真には価値があるし、自分が写った写真にも価値がある。自分の知り合いが撮った写真も価値があるし、自分の知り合いが写っていれば価値がある。でも、自分のまったく知らない人の撮ったまったく知らない人の写真には価値を感じない。でもでも、写真を撮った人がとても偉大だとされる写真家だとわかったりしたら話は違うし、写真に写ったまったく知らない人が自分の知り合いに似てたり自分の好みだったり、どこかで評価された写真だったり、とても素敵だと感じた瞬間に価値はでてくる。

↑の写真も「右手じゃなくて左手なんだ」と思っただけで少しは価値がある

影と壁と屈折と



印象の悪い言葉。言葉界のドクターK、陰コースばかりついて幸せを奪っていく。
心・技・体をポジティブ三拍子とするなら、影・壁・屈折はネガティブ三拍子。「大きな壁にぶつかって屈折した性格になり見る影も無い」・・・なんて悲しい。

一気飲み 吸水口に まかせとけ



「一気飲み 吸水口に まかせとけ」こんな俳句ご存知だろうか?僕は知りません、今はじめてききました。
一気飲みって、わーわー盛り上がってみえて楽しいけど、本当は楽しさなんて100%中1%くらい。4%は一気飲みのしんどさにある。5%は飲み物がこぼれるのでもったいないと思うし、10%は飲みこぼしがとても汚いので不快。10%は一気飲みによって他人に迷惑をかける無神経さをアピールしてるよーなもの。残りの50%に意味はない。
そんな一気飲みを仕事としてるのが吸水口。こいつは100%世のため人のためだけに一気飲みをする国家公務員。特に梅雨前線や秋雨前線なんかがオーバーラップしてくると、めちゃくちゃ本領を発揮しだすので要注目!晴れの日は働かないことを「お役所仕事だなんて言わせない。」がモットーなのです。雨の日、耳を澄ませてみれば、どこからともなく「一気!一気!」と聞こえてくる。

勝撮!カラスの会話!!



カラスの会話の撮影に成功!
某月某日、仲良く会話をするカラスを発見しました。こちらの様子にまったく気付いておらず、話し込むカラス。「カラスも会話するんですよ。普段はその姿を絶対人間に見せないんですけど。これは世界初かもしれませんよ、カッカッカッ」とは、カラス関係者談。「今の地方自治の方針には反対よ~」「そうそう、何がカプサイシン入りごみ袋よ!何が見えにくいごみ袋よ!」としゃべっているのだと写真口話を会得しているN氏は言う。いずれにせよ、これが世界的な大スクープだということは間違いないのだ!!


と、「カラスの会話」だといわれればそういう風にも見える。「恋わずらい中のカラス」って題にしたらそうともとれる。何がいいたいかといえば、題名ってのはすごく重要ってこと。余計な先入観をもって作品をみてほしくないから「無題」ってかいてある芸術作品が多いのも納得。でも、「無題」ってかいてあったら、「無題」って題が付いてるようでせっかくの「無題」が台無し。

○○だと信じたい



ソフトクリームの写真。これは夏の写真かな~と思うかもしれないけど、実は4月に撮った写真。
ソフトクリーム=夏ってのはただの思い込みなんです。似たようなことっていっぱいある。街で浴衣を着た女性を見かけたら、今日はどこかでお祭りがあるのかなぁ~って思うんだけど、よく考えたらお祭りじゃなくても浴衣着ていいんだよね。お祭り=浴衣って思い込んでるからそういったつまらない思考におちいっちゃうんです。でも、今の世の中お祭り以外で浴衣着る人もあまりいないから、どこかでお祭りやってると信じたいし、ソフトクリームも夏に食べたほーがおいしいので、ソフトクリーム=夏だと信じたい。