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積極的に日付をいれる



日付を入れよう。正確にいれることなんてない。今日は未来。明日は過去。タイムマッスゥィーン!

看板は記念碑



看板が存在するにはそれなりの理由がある。
例えば、この看板の場合、石を投げて遊んでいた人がいたってこと。それは、1人か複数かはわからないけど、とにかく遊んでたいたわけだ。んで、そんな遊びが1度行われただけで看板が立つわけはないので、この場所では平成の石投げブームが起こっていたのだろう。かなり頻繁に石が投げられていたことが想像できる。
文字が全部ひらがなでかいてあることからみて、石投げ遊びしてたのは小学生の悪ガキ軍団と断定。
一方、看板を立てた側ももちろんいる。おそらくこの近辺に住んでる人。1度や2度なら我慢できるものの、頻繁に石投げ遊びをされるとかなりの迷惑。事故があってからでは遅い。注意はしたもののやめる気配がないのでたまらず役所に連絡。こうして看板が立てられた。
というように、看板に歴史あり。記念碑のようなものだ。


DD



電線はずっと外にでづっぱりなので、引っ込んでもらいたくなる時がある。D(電線)D(でづっぱり)

汚い味



汚いが味があるものを「汚い味」という。この光景を雅やかにとらえて味があると言い切りたいんだけど、そうとは言い切れないほのかな汚さがある。それじゃーこの光景を日常にとけこんでいる汚さの1つで片付けていいかといえば、そう単純に考えるのはとても残念な見方。
汚いがおもしろさを含むもの、おもしろいが汚さを含むものを「汚い味」と定める。

暗号は街中に潜む



道路や橋げたなどに意味不明な語や数字がかかれていることがある。何のこっちゃ全然わからないんだけど、そういったものもある人たちにはとても明確なメッセージとして伝わっているはず。
別にどんな内容がかかれているか知りたくもないし、解読しないとおしっこに行けないわけでもないので知る必要もない。それでも、「何だこれは?」と、いつまでも未知に対しての少しは知りたいな欲求を保持するために気にはしてはおきたい事柄。案外、徳川埋蔵金並みの浪漫に満ちた壮大なメッセージがこめられているのかもしれない。

隅に置くと隅に置けなくなる



隅の魅力。捨てられるはずの扇風機が隅に置いてある。何でもいいのでとりあえず隅に置いてみよう。

紳士もどき痕



ベンチにタオルが1枚。ジェントル君(紳士的行為をする男性)が女性に対し、英国紳士ばりの計らいをした、その痕跡。
恋愛考古学界では、数年前まで「紳士痕」と呼ばれていた。しかし、Lovely Charming,Jr.(現・恋愛考古学会会長)が3年前に「本当の紳士とは紳士的な行為の痕跡など残さないものだ」との論文を学会で発表し、「紳士痕」から「紳士もどき痕」への変更を強く求めたため、それ以降は「紳士もどき痕」と呼ばれるようになっている。ちなみに、恋愛考古学者で「紳士もどき痕」を発見・調査したことないものは、もぐりとされる。


一般的には、ベンチにタオルが置いてある、ただそれだけ。

壁ヒビの日々



壁に亀裂があっても崩れなければ問題ない。壁が崩れても人様を傷つけていなければ問題ない。でも、壁が壊れて誰かが怪我した時点で大問題となる。そして、なぜ亀裂のはいった壁を放置していたのかが問われ出す。
世間には「たるみ」「ゆるさ」があって、危険なものはごく普通にある。注意しよう。




帽子先生



帽子はすごい力をもっている。ひとたび帽子をかぶるだけで人のイメージは一変する。例えば、街中を裸で歩いたら、確実に猥褻なイメージを与えてしまう。だけど、「裸にキャプ」という格好ならどうだろう。「新しいファッションなんじゃない?」とあたたかい目で見守ってくれる人も2割はいる。
他にもある。まったく全然少しも野球に興味がない人が野球帽をかぶる。すると、野球についてあれこれ持論を展開しそうなうっとうしさを醸し出すようになってくる。そして、いつしか周りから熱狂的な野球ファンだということにされている。
また、シルクハットはどうだろう。ランニングに短パン。どこにでもいるおっさんがシルクハットをかぶる。たちまち、足長おじさんに大変身。実際は胴長短足でも、足長おじさんと呼ばれるんだから悪い気がしない。
そんなさまざまな力を与えてくれる帽子。だから、敬意をこめて先生とよぶ。

ろうど現象



「道路」を反対から読むと「ろうど」=「ロード」=「道路」となる。そこから、反転しても楽しめることを「ろうど現象」とよぶようになった。