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散歩がてら・・・




「散歩がてら」というのはすごく魅力的な言葉。気軽感がいいのだ。
「散歩がてらカフェラテでも」ときけばすごくオシャレな生活しやがってって思う。
「散歩がてらインドへ」ときけばすごく行動的な性格しやがってって思う。

「散歩がてら町人の暮らしを」ときけばてめぇーはお殿様かって思う。
「散歩がてら散歩に」ときけばすごくバカだなぁ~と思う。

美中美



生け花というものは、ものスゴい。
花はただそれだけで美しい。しか~し、その美しさに飽き足らず、さらに美しさを求めようとするのが生け花。美の中の美の追求。すこぶる難関なことだ。

汚さの中に汚さを、おもしろいものをよりおもしろく、大安売りからさらに値切る・・・・あぁ、なんと難しいことか。

ブルーシートの憂鬱



ブルーシートは、ブルー。ブルーじゃなくても、ブルーシート。
イエローでもブルーシート、レッドでもブルーシート、ブラックでもブルーシート。
だから、ブルー。常にブルー。明日もブルー。

ブルーシートという呼び名が定着してしまった今、ブルーシートの憂鬱は続く。

現実をたたきつけろ



無断駐車される腹立たしさからすると、数百万円の罰金を払わせても気分が悪いだろうに、実際かかれてる罰金は数万円単位という極めて現実的な金額。たしかに、数百万円だと大金すぎるので、数万円と表記されているほうがすごく効果的。
でも、これは庶民の見方。金持ちばかり住んでるところでは「罰金1億そこにおく」と軽く韻をふんで書いてあるかもしれない。と言いたいところだけど、金持ちは無断駐車なんかしなくていいのだ。これを「金持ち無断で駐車せず」という。「金持ち喧嘩せず」とセットで覚えてもらいたい。


「針千本飲ます」と言われるより「明日から無視」って言われるほうが百倍ツライし、「お前の母ちゃんで~べ~そ」と言われるより「お前の母ちゃんの右の尻にホクロあるだろ」と言われるほうが千倍イヤだ。

WHAT!?



ただ数字が書かれてるだけ。これだけじゃ何のこっちゃわからん。
実はこれバスの時刻表。
せっかくの時刻表も、「これは時刻表です」って部分を消しちゃうと何のこっちゃぜんぜんわからなくなる。日本人であろうが、外国人であろうが、これだけを見せられると「WHAT!?」となってしまう。「WHAT!?」と言われたのでその答えを教えても、時刻表。損もしないし得もしない。

シュー図



それぞれの靴にはそれぞれの人生がある。


なみだ雨の詩



なみだ雨、その量は悲しみの深さ。
なみだ雨、その音は嘆きの声。
なみだ雨、その勢いは心の動揺。

大好きな人が涙を流すとき、ボクはともに涙を流せるだろうか?ボクが涙を流すとき、ともに涙を流してくれる人はいるだろうか?

ボクは願う。
雨が降り止んだあと、空は必ず晴れわたる。君が涙を流したあと、笑顔がもどってくることを。


・・・ときには、すこぶるクサイこともかいたりしてみる。
異臭注意報発令中。


月とスッポン、雲と泥、砂場とゲーム



当たり前のことだけど、自分で物事を創造することと、創造されたものの範疇で遊ぶのとの差はデカイ。ひたすらデカイ。デカイをイカデと虫っぽく言ってみてもそれは変わらない。
月とスッポン、雲と泥、砂場とゲーム。
だからと言って、月には月の良さがあるし、スッポンにはスッポンの良さがあることは忘れちゃいけない。

ガヴァヴァッ



ガヴァヴァッて感じ。ガヴァヴァッと無理やり押し込まれ、ガヴァヴァッっと吐き出した。
だから、ガヴァヴァッって感じで撮った。

飛ぶ鳥が捕獲された勢い




動物園において、鳥は、飛ぶ鳥が捕獲された勢いしかない。
「ライオンだ」「象だ」「キリンだ」とみんなはしゃぎまわるけど、鳥の場合、みんな、たいていの鳥を「鳥は鳥」とひとまとめにしている感がある。極めて人気がない。