灯篭を背負って歩く
もしも、世界が気まぐれで真っ暗闇になって、外に所用で出かけなきゃいけない予定があるのだが、これじゃー出かけられないのですぐさま断ろうとしたんだけど、相手がどうしても来て下さいと駄々をこねるので、嫌々出かける場合、明かりを灯す道具といえば、灯篭しか発明されてなくって、その灯篭は、当たり前のようにデカクくて重い、でも、それ以外に明かりを灯せるものもない、それに、それだけ灯篭に依存してるんだけど、小型化という進歩はまったくされなく、しかも、軽量化さえもされてもいないんだけど、デカクて重い灯篭を何とか背負えるほどの筋肉と背中の広さがあり、何の因果か「灯篭を背負う5つのコツ」という本を昔読んだことがあって、何となくその内容を思い出せそうかなぁ~と思っていたところ、娘から「パパ気をつけて行ってきてね」と言われれば、
灯篭を背負って歩く。
すべてはこの花が白いせい
すべては、この花が白いせいだ。
戦争がなくならないことも、悪質な事件が起きることも、経済が低迷することも、食べる物に困ることも、試験で良い点数がとれなかったことも、夫婦喧嘩してしまうことも、道端でこけてしまったことも、飼い犬に噛まれたことも、大好きな人にフラれたことも、上司に叱られたことも、今日一日不幸だったことも。
世界が平和であることも、犯人が逮捕されることも、景気がいいことも、満腹になることも、生まれつき頭が良いことも、今年で金婚式になることも、宝くじが当たったことも、愛犬がこの上なく可愛いことも、曲がり角でぶつかった相手がすごく素敵な人だったことも、仕事が順調なことも、今日一日幸せだったことも。
すべて、この花が白いせいだ。
そこら辺に落ちてあったジャガイモ記念館
記念展示第3弾 「そこに落ちてあった意味」
昭和から平成へ、激動の日本にあって今も昔も変わることのない「そこら辺に落ちてあったジャガイモ」。そんな「そこら辺に落ちてあったジャガイモ」の波乱万丈な生涯にスポットを当てた展示会を開催。今まで明かされることのなかった「そこら辺に落ちてあったジャガイモ」の秘蔵写真もついに公開される。カレーにもポテトチップスにもならなかった、その頑なな意志をぜひ感じてもらいたい。
入館料 大人:180千円 小人(小学生まで):90千円
開館:8:00 閉館:16:00(入館は15:00まで)
そこら辺に落ちてあったジャガイモ記念館
世の中、記念することも多いので、様々な記念館がある。だから、当然、そこら辺に落ちてあったジャガイモを記念した「そこら辺に落ちてあったジャガイモ記念館」もあるはずである。






