前回アップした「Googleスプレッドシート データの入力規則」記事に、少し追記することがありました。
(1) テーブルでの入力規則
前回記事では下図のような表データのいくつかのセル範囲に「データの入力規則」を施してみました。
例えば「数量」列には「次の間にある」という数値条件を付けてみました。
説明の都合上、いったん「数量」列に施した入力規則を解除しておきます。
セル範囲 F2~F7を選択し、[データ]-[データの入力規則]をクリック、右側に現れた「データの入力規則」ダイアログにおいて、設定されている入力規則リストから F2~F7に施された入力規則の右端に見えるゴミ箱アイコンをクリックして削除します。
さて、それでは表データの任意のセルを選択し、[表示形式]-[テーブルに変換]をクリックしてテーブルにします。(下図)
改めて、セル範囲 F2~F7を選択し、[データ]-[データの入力規則]をクリックし、「データの入力規則」ダイアログで「+ ルールを追加」ボタンを押します。
すると、下図のメッセージが現れて入力規則の設定ができません。
それならばというわけで、F2~F7について [表示形式]-[数字]-[自動]をクリックした上で再度 [データ]-[データの入力規則]をクリックしました。
今度は「+ ルールを追加」ボタンを押すことができました。
つまり、テーブルとした表データでは、特定の型指定をしていると入力規則は設定できないということでした。
それでは、前回同様に入力規則で数値条件を設定しようと思います。
でも、「条件」に現れるのは「プルダウン」「プルダウン(範囲内)」の 2つだけです。(下図)
数値条件を設定するメニューが現れません。
結局、テーブル化する前に [データの入力規則]を設定し、その後にテーブル化すれば、テーブル化後でもその入力規則は有効に動作するということです。
(2) 日付入力
「売上日」列 A2~A7セル範囲に入力規則を設定し、カレンダー入力ができるようにできます。
「データの入力規則」ダイアログで「+ ルールを追加」ボタンを押し、「条件」を「有効な日付」とし「完了」ボタンを押します。
設定できたら、「売上日」の 1つのセルをダブルクリックします。
そのセル付近にカレンダーが表示され、カレンダー上の日付をクリックするだけで日付入力ができます。(下図)
これも (1)と同じくテーブル化する前に設定しておきましょう。