過去に「Googleスプレッドシート プルダウンリスト」記事などでプルダウンリストを作る際に触れた「データの入力規則」機能ですが、他にも入力操作を容易にする使い方があります。
(1) 数値に対する入力規則
簡単な例ですが、下図の表データを使ってみます。

すでに「販売店」「機種コード」列にはプルダウンリストで選択式に入力できるようにしてあります。
その方法については「Googleスプレッドシート プルダウンリスト(2)」記事でご紹介しています。
「販売単価」列は「機種コード」に応じて VLOOKUP関数で台帳から取得しており、「売上額」列は 販売単価×数量 で求めています。
この表においては「数量」列の入力のみ制限を加えればよろしいです。
(「担当者」列は、「Googleスプレッドシート 連動するプルダウンリスト」記事を参考に連動型プルダウンリストで入力できるようにしてもよいです。)
「数量」列の F2~F7セルを選択し、[データ]-[データの入力規則]をクリックします。
画面右側に「データの入力規則」ダイアログが現れます。
「+ ルールを追加」ボタンを押し、「条件」の選択枠内をクリックすると様々な入力条件が選択できます。(下図)

この選択リストは縦に長いので、上図は折り返して表示しています。
数値については、この下半分「次より大きい」から「次の間にない」までのいずれかが使えます。
今回は、「次の間にある」を選択し、下限を「1」、上限を「50」としてみました。(下図)

それでは試してみましょう。
「数量」列の 1つのセルに「0」と入力してみると、セルの右上に赤い三角形のマークが付き、そこにマウスポインタを合わせてみると下図のメッセージが現れます。

もちろん、上限を超えて例えば「60」と入力しても、同様に赤い三角形のマークが付き、上図のメッセージが現れます。
なお、上図の設定画面の最下部にある「警告を表示」ではなく「入力を拒否」とし、「0」や「60」など条件外の数値を入力すると、下図のアラートが出て、入力できないようになります。

また、そのときのアラート文の内容を変更したければ、その上の「選択したセルのヘルプ的スつを表示」にチェックを入れ、適切なアラート文を設定します。
(2) 日付に対する入力規則
次に「売上日」列の A2~A7セルを選択し、[データ]-[データの入力規則]をクリックします。
「データの入力規則」ダイアログで「+ ルールを追加」ボタンを押し、「条件」として例えば「指定した期間内の日付」を選択してみます。
そして「2025/1/1」から「2025/12/31」の期間内としました。(下図)

試しに、「売上日」列の 1つのセルに期間外の「2024/12/24」と入力してみると、赤い三角形のマークが付き、下図のメッセージが現れます。

このほか、上図の「条件」リストを見ると、テキスト(文字列)入力に対する入力規則や、最下部には「カスタム数式」もあります。
この入力規則をうまく使って入力ミスを減らしてみてください。