Edge Web選択

先日アップした「Webページ全体を画像保存する」記事の中で、Microsoft Edgeブラウザ画面で右クリックし「Webキャプチャ」を選択すると下図のようにメニューが出てくるとご紹介しました。

 

その記事では「ページ全体をキャプチャ」を使って Webページ全体を画像保存することをご紹介しました。

上図のメニューで「Web選択」というものがありますが、これは何でしょう?

調べてみると、「Web選択」は Edgeブラウザで表示されているものを部分的にコピーできる機能とのことです。

試しに、Amebloの記事の一部を選択してみます。
当該部分を含めて画面表示しておき、画面上で右クリックし「Webキャプチャ」を選択します。
上図のメニューが現れたら「Web選択」をクリックします。
そして、画面上の取り込みたい部分を含む矩形領域を指定します。(下図)

 

矩形領域が設定できマウスボタンを離すと、その右下に「コピー」と書かれたボタンが現れるので、それをクリックします。
一瞬「コピー済み」と表示され、すぐに消えます。
クリックボードに保存されたので、ここでは Word文書上に貼り付けてみました。(下図)

 

テキスト部分は、フォントこそ「MS Pゴシック 12pt」となりましたが、正しく貼り付けられました。
図の部分は、そのまま貼り付けられています。

上図の矩形領域を見ると、Webページを構成する HTMLブロック単位で選択されています。
つまり、矩形領域を表わす破線が HTMLブロックの途中であっても、水色に塗りつぶされたブロック単位で選択されるようです。

それでは表形式になっている部分を「Web選択」してみます。
表の左上あたりからドラッグして矩形領域を広げていくと、表の場合は 1行または 1列単位で選択できます。(下図)

 

つまり、表の中の必要な部分だけ選択できるということです。

矩形領域が決まったらマウスボタンを離して「コピー」し、同じく Word文書上に貼り付けてみました。(下図)

 

ここでも、フォントの違いこそあれ、選択した部分の表が正しく貼り付けられています。

同じくコピーしたものを Excelシート上に貼り付けてみると、セル幅がデフォルトのまま(8.38文字)で、フォントもデフォルト(游ゴシック 11pt)で貼り付けられました。
成形すると、表データとして正しくコピーされていることが分かります。(下図)

 

なお、ショートカットキー [Ctrl]+[Shift]+[X] が割り当てられているので、「Web選択」機能を何度も使うなら覚えておいたほうが良いでしょう。