本来なら、この大鳥居から参道へ
向かうのだと思いますが、今回は
自転車で別の方角の入口から入った
ので、後から見にやってきました
でも恐らくは車で来る人以外は駅と
逆方向で、メインの境内からも遠ざ
かってしまうし、回り道してまで
行かないかもしれないような立地です
というか、この辺りは車社会で車で
参拝する方がほとんどなのかもで
すね
この大鳥居は一の鳥居とは別にあり
ますが、昭和61年に昭和天皇のご
親拝の記念として建立された、比較
的新しいものです。
でも、高さ32.2M、柱間23M
の日本でも二番目の大きさの鳥居だ
そうです

現在の一番は熊野本宮大社のようです
平成くらいの時代になり、神社ブーム
なのか大鳥居が流行っているのかな。
材質は耐候性の銅板で、なんと、
耐用年数は1300年

これを見て、驚いた

今から1300年も、もつような鳥居
が作られるほどに、物部氏が国造り
に貢献して、その古来よりの神事を
後生に語り継ぐために、これからも
丁重にお祀りするのだと、感じました。
神仏習合の時代を乗り越え、本来の
姿に戻ったような雰囲気で良かった
と思います

大鳥居から、二の鳥居は見えないくらい
の距離で、少し離れてます。
境内の方は、まだまだそれなりに賑わっ
てたけど、ここは歩いてる人いませんね

一の鳥居のそばには、綱越神社。
こちらにも祓戸の神がお祀りされ
ています。
夏越の祓が古くから行われており、
なつこしが訛って、つなこしになった
とのいわれがあるそうです。
さて、こちらが昔からある一の鳥居です。
大層、風情がある鳥居だと見た瞬間に
思ったのですが、人が居なくて道路
沿いの参道にあるので見落としてし
まいそうになります
境内の中には、祈祷をしてもらうための
会館があります。ここで祈祷して頂けば
どんな悪い物も全て祓えそう

これにも驚きました
蚕ノ社にある、珍しいと有名な
三柱鳥居です。
拝殿の神域には入口がいくつかありました。
今回は前を通っただけですが、こんな神様も

御祭神 高橋活日命は、崇神天皇に
命じられ大物主に供える神酒を醸した
掌酒で、杜氏の祖神として、酒造
関係者から篤く信仰されてます。
一夜にして美味しい酒を造ったこと
から一夜酒社とも呼ばれました。
酒祭りで舞われる神楽「うま酒み
わの舞」活日命が詠んだ歌で作曲
作舞されたものです。
美味しいお酒を造った人も、その
地域ごとに文化が伝達されて、存在
してたようですね

今回は近くを色々回りたく、足早に
参拝しましたが、今度またお祭りの
時に訪れたいと思います
