桜井市散策の続きです~
ランチした後、大神神社の拝殿に向かいます
なかなか見たことない灯篭の屋根が
祠のような立派な木の灯篭
ここにも、なにか祀られてそうに
見えてきて、菊の御紋にもアンティ
ークな風情が漂います
参道の祓戸神社。
心と体を清めてくださる祓戸の神様
が祀られてます。
まずはここで、心身を清めます
さらに手水舎でも、清めます。
向こうの立派なご神木は三輪
七本杉の一つ、志しの杉。
しるしとは「示現」のことで、三輪
の大神のあらわれた杉、神の坐す杉
とされてます。
稲荷大社の志しの杉もこれが発祥
なのかな
七本杉には二本杉、衣掛杉、門杉、
燈明杉、おだまき杉があります。
御神木だけでも、見所が満載で、
トレジャーハント的な感じです
いよいよ拝殿へ。
今からの紅葉シーズンだと良さそう
な雰囲気です
大神神社は三輪山が御神体で、本殿は
なく、この立派なのは拝殿です。
参拝者は拝観はできないのですが、
拝殿の奥には、鳥居が三つ重なった
三ツ鳥居があるそうです。
幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)
この唄詞は、神様の御魂には穏やかな
和魂と活発な荒魂があり、さらに和魂
が幸魂と奇魂の2つに別れ、幸魂は幸福
な暮らしを導き、奇魂は霊妙な働きで
物事を成し遂げるとされてます。
古事記には、出雲の大国主の国造りが
難航した際に、大物主が現れ、我を
三輪山に祀れば、全て上手くいき国は
安泰と言葉を賜り、自身の和魂(大物主)
を三輪山に祀って国造りを大成させたと
記されています。
神社でよく見かける、この言葉はここ
から発祥したという由来で、感慨深い
です
神言を唱えてお詣りしました
ちなみに、三輪山の荒魂は摂社の
狭井神社にお祀りされています。
↑神様の御魂を留めた三輪山を御神体とし
本殿は設けず拝殿の奥にある三ツ鳥居を
通し、お山を拝するという原初の神祀り
を今に伝える我が国最古の神社。
三輪の地は大和文化発祥の地であり、
当時の主要道路、山の辺の道の陸路
、日本最古の市場である海柘留一を
終点とする初瀬川の水路により繁栄を
極め国家の政治、経済、文化の中心地
でした。
御山杉? 達筆で読めない
高松宮殿下、ご拝観記念植樹の杉。
巳の神杉(みのかみすぎ)
樹齢350年。境内では一番太い杉。
根元の洞には白蛇が棲み願い事を
聞き入れてくれるそうです。
白蛇は大物主の化身といわれてます。
巳の大好物である卵と御神酒が供え
られてます
衣が掛けられた逸話が残されている
杉で、謡曲「三輪」にでてくる玄賓僧都
が女人に与えた衣が、掛かっていたこと
から衣掛杉と言われてるそうです
七本杉すべては、今回見つけられな
かったけど、一旦外へ

次は大鳥居を目指して、少しだけ続きます~
それにしても、由緒ある摂社やご神木
など沢山あり、ゆっくりお詣りしたら、
まる一日くらいはかかりそうです
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