甥っ子が自分探しのために大学院を休学し、南アルプスに籠もって修行を開始したのが今年の6月。
それは、ヒマラヤ登頂を目指す準備であった訳ですが、いよいよ決行のためにインドへ渡ったのが約1ヶ月前です。
その後、不運にも食中毒に見舞われ、ネパールの病院で入院を余儀なくされたところまでは姉から聞いていたのですが
大変気になったのが、先日起きたネパール西部での大きな地震。
M6.4を記録し、現地では地滑り等が発生。
巻き込まれていないか心配で、姉に連絡を取ったところ、甥っ子は地震の2日前にネパールを出国。
現在は、友人と合流するためにタイに滞在していると聞かされ、ほっと胸を撫で下ろしたのでした。
因みにネパールは、2015年にもM7.8を記録する直下型大地震に襲われています。
凄まじい地割れや建物の倒壊が起きたほか、エベレストを中心としたヒマラヤ山脈では大規模な雪崩が複数回発生。
9,000人近くの尊い命が失われたとされ、実に国民の約3割が被災する大災害となったのでした。
そうした傷跡が未だ癒えぬ中で起きた今回の地震。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。
実は、昨日の11月5日は「津波防災の日」だったらしく
日本各地で避難訓練が実施されたり、メディアによる注意喚起があったようですね。
2011年3月に起きた東日本大震災の教訓を活かすべく制定されたそうですが
次の内閣府の情報によれば、2015年12月に国連総会で当該日を「世界津波の日」とすることが提案され、満場一致で採択されたのだとか。
何故11月5日が対象となったのかを私は知らなかったのですが、「稲村の火」という逸話に因んだものなのだそうです。
「稲村の火」とは、『怪談』で有名な小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)氏が、英文著書の『A Living God(生き神様)』で世に紹介した実話。
「稲村の火」の大津波を引き起こしたのが、M8.4を記録したとされる「安政南海地震」。
その発生日が、安政元年11月5日だった訳ですね。
なお、「稲村の火」で多くの村人を救った濱口梧陵氏は、その後私財を投じ、当時としては最大級の「広村堤防」を4年掛けて造成。
88年後に再び同地を襲った「昭和南海地震」の津波被害を軽減することになったようです。
小泉八雲氏から「生ける神様」と称賛された濱口梧陵氏は、ヤマサ醤油の7代目当主。
ヤマサ醤油は千葉県銚子市に本社を置き、修学旅行の工場見学でお世話になりました。
調べたら、1645年創業ということで超老舗だったんですね
ただ、先日報道された例のことだけは誠に残念でしたが
mRNA合成用原料のシュードウリジンを製造するヤマサ醤油に批判集中、ボイコットが拡がっている
— ルパン小僧🍑💍kuu222 (@kuu331108) 2022年12月6日
mRNAワクチンで多くの人が命を落としているのですから、当然でしょう。 https://t.co/HYPDOIu0QR pic.twitter.com/PLAW2JvYAO
地震も津波を起きてほしくはありませんし、予知できる技術があればどれほど素晴らしいかとは思いますが
そうしたものが無い状況下では、災害が無いことを祈りつつ、防災知識等の備えは念頭に置く必要があるのでしょう。
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