元イタリア首相の爆弾発言と異常気象 | 競売不動産で海外移住

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1980年に起きた「イタビア航空870便事件」をご存知でしょうか。



イタリアの国内便が突然空中爆発し、シチリア島沖に墜落した事件で、乗客乗員の計81名が全員死去。



「ウスティカの悲劇」とも言われ、パイロットから異常を知らせる通信が無かったこともあり



「UFO説」や「テロ説」等が唱えられたものの原因究明に至らず、不可解な事件として未解決なままとなっています。



ところが、今月に入り、元イタリア首相のジュリアーノ・アマト氏(85歳)がインタビューで爆弾発言をしたと次の記事で伝えていました。



コチラの記事 



以下に、自動翻訳したものを一部意訳して抜粋。



ジュリアーノ・アマト氏は、「イタビア航空870便事件」がNATOによるリビアのカダフィ大佐暗殺未遂によるものだと断定した。



元イタリア首相の同氏は、当時のリビア指導者が乗っていたと思われる飛行機を撃墜しようとしたフランスとアメリカの試みが失敗に終わり、民間旅客機が墜落する悲劇的な事件の原因になったと主張した。 



アマト氏は、「カダフィ大佐が乗っていた飛行機を攻撃する計画があった」と暴露し、NATOは「多数の飛行機を待機させ、その間にミサイルが発射されるはずの演習をシミュレートしていたのだ。」と発言。



カダフィ大佐は、当時ユーゴスラビアでの会談から同じ空域を通って軍用機に乗り帰国する予定だったと伝えられている。



しかしながら、アマト氏によると、イタリアがカダフィ大佐に警告し、リビアの指導者は計画を変更したという。



NATO当局者は、悲劇の夜にこの地域で軍事活動があったことを否定している。



アマト氏はインタビューで、確固たる証拠がないことを認めたが、 「フランスにのしかかる恥を取り除く」ため、エマニュエル・マクロン大統領に対し、あえて疑惑を肯定するか反論するよう求めた。



なおカダフィ大佐は、2011年のリビア内戦中に飛行禁止空域を口実に実施されたNATO爆撃作戦の最中、最終的に西側支援の反政府戦闘員によって惨殺されている。



何故に43年もの間、沈黙を守って、今になって告発に至ったのかは謎ですが、非常に真実味ある証言ですし



カダフィ大佐に対する、当時の西側諸国が抱いていたであろう憎悪を考えれば、さもありなんです。



親欧米派の国王からクーデターによる無血革命でカダフィ氏が政権を掌握したのは1969年。



国際石油資本に搾取され続けていた石油利権から関税自主権を取り戻し、国民に利益を還元。



 


以降、国家元首としては世界最長となる在位を誇り、暗殺されるまで実に40年以上に渡って西側から「独裁」と呼ばれる統治を続けました。



その間、国民の生活レベルは向上し、治安も良く、国内で絶大なる人気を誇りましたが



グローバリストの悪事を暴いてきたり、楯突いてきたことで欧米からは目の敵にされてきたのです。





そして、2011年にカダフィ大佐主導のもと、アフリカの石油取引における通貨として、金に裏付けされたアフリカディナールを導入し



欧米支配からの脱却を計画をしていた矢先に、「アラブの春」の流れから内乱が勃発。



 


偉大な政治家は暗殺され、リビアは混迷の時代を迎えることになったのです。










自分たちの利権維持・拡大のために欧米並びにNATO軍が繰り返してきた歴史を振り返れば



今ロシア・ウクライナで起きていることも、日本メディアが伝えるものとは見方が変わってくるのではないでしょうか。






なお、本件とは関係ないのかもしれませんが、リビアを襲った暴風雨「ダニエル」によって2つのダムが決壊。



行方不明者が1万人にも及ぶ、前代未聞の洪水被害を昨日各メディアが伝えています。



参考記事 



なお「ダニエル」はリビアの前にもギリシャに上陸し、1日で年間降雨量を上回る豪雨でギリシャの穀倉地帯を壊滅状況に追い込みました。


 


ギリシャでは過去最大級の山火事被害に見舞われた直後だっただけに、正に泣きっ面に蜂状態です。



 


しかし、先日ブログにした香港や台湾と言い





8月に国土面積の2/3を洪水被害が襲ったスロベニアと言い



参考記事 



昨日の中国西安と言い



 


スペインやトルコ、ブルガリア等のヨーロッパ地域も



 


更に砂漠が多くを占めるサウジアラビアでも洪水と大量の雹被害。。



 


また、過去100年で最も強力なハリケーンが米国を襲ったり



参考記事 



一体、地球はどうなってしまったのでしょう。



地球を破壊、汚染してきたことへの「しっぺ返し」が起きているのでしょうか、それとも。。キョロキョロ



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