家族でのマレーシア生活が、節目となる丸10年となり、いよいよ11年目に突入しました。
フルロックダウンといったハプニングがあったにせよ
大過なく、これまで穏やかに暮らせているのは、マレーシアの豊かな環境と
周囲の方々に恵まれてきたからでしょう。
今朝は、お隣りのマダムから友人が作ったケーキの感想を聞かせてと、お裾分けを頂きました。
何たる偶然と思いつつ、コチラでお祝いさせてもらいます
移住初日、雷を伴う土砂降りの雨の中、大きな荷物を抱え、やっとのことでJBの新居に到着。
ところが、待ち合わせをしていた筈のエージェントが現地に現れず
鍵が無く家の中に入れないため、暗い中で庭先待機を余儀なくされたことを思い出します。
当時、6歳と2歳だった子供達を見て、不憫に思ったのでしょう。
お隣りさんは、自分のところで待機しなさいと誘ってくれましたが、申し訳ないからとお断りすると
せめて椅子を使ってくれと、私達に差し出してくれたのです。
以降、何かと気に掛けてくれて、不慣れなマレーシア生活を助けてくれた他
毎年春節時には、御自宅へ招待を受ける等、良好な関係が続いています。
また、ご近所パパさんは、未接種のために理髪店への出入りを禁じられていた私達を気遣い
わざわざ、美容師を我家に派遣してくれたりもしました。
近所の方々を含め、優しさに溢れた多くの人に支えられながら、今の生活が成り立っているのだと実感、感謝感謝です。
近年のマレーシアは、政権が何度も代わり、不安定さを露呈してきているとは言え
物価の安さと豊富な資源を背景に、外国人ながらも私達は、様々な恩恵を受けてきました。
一方で南米のアルゼンチンでは、年間のインフレ率が109%に達し
同国の中央銀行は、堪らず政策金利を97%にまで引き上げたことを、次の記事で伝えています。
自国通貨の暴落と中央銀行の実質的な破綻で、スペインから独立して以来
9度目のデフォルトが近いと囁かれているようです。
もし、そうした国を私達が移住先に選んでいたとしたら、日々の生活も大きく揺らいでいた事でしょう。
マレーシアも多くの問題を抱えているのは間違いありませんが
MM2Hを取得した際に、最低でも10年は住みたいねと夫婦で語っていた節目を迎えられたことは感慨深いものです。
因みに、10年目突入の際に投稿した昨年のブログを見ると、丁度その時期に未接種者への強制ロックダウンが解除され
州を跨いだ移動や、宿泊に外食、生鮮食品以外の買物が許されるようになったんですね
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