「マレーシア航空17便撃墜事件」の闇 | 競売不動産で海外移住

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こんにちは!

「競売大好き」です。



2014年は、マレーシアの航空業界にとって悲劇の年でした。



前回記事にした通り、マレーシア航空機失踪事件が、その年の3月に起こります。





続く7月には、同じマレーシア航空機17便の墜落事故



12月にはエアアジア8501便が墜落事故を起こし、1年に3回も大惨事が重なりました。



マレーシアだけが何故に、こんな事故が続くのか。



これは偶然ではないように、当時漠然と思ったものです。



今回は、明日の7月17日で丁度7年目を迎える「マレーシア航空17便撃墜事件」について振り返ります。



オランダのアムステルダムから離陸したボーイング777機は、乗員乗客298名を乗せて一路クアラルンプールへ向けて出発。



(出典:DW)


しかしながらウクライナとロシアの国境近くで消息を絶ち、ウクライナのドネツィク州グラボべ近郊で無残にも墜落したことが確認されたのです。


(出典:Time)


墜落が確認された場所は、ロシアのクリミア併合以降に内戦が拡大していた「ドンバス」エリア。


ウクライナ政府軍とロシアを後ろ盾とする反政府の分離主義グループが激しい武力衝突を繰り返していた危険地帯だったのです。


Wikipediaによれば、事故の3日前にウクライナの軍用機が反政府軍の地対空ミサイルによって撃墜され、事件前日にも2機が墜落していたと記載があります。


そうした背景から、以前より紛争エリア内の上空は民間機誤爆の可能性も喧伝されていたため、多くの航空会社は当該ルートを外していたのです。


因みにマレーシア航空にしても、墜落事故が起きる以前の直近10便については、同エリアから約200km離れた南側ルートを通る事で回避しています。


(出典:Frightaware.com MH飛行履歴)


それが国際民間航空機関(ICAO)によって制定された規則に基づき、ユーロコントロールが承認していた飛行経路だったからです。


では何故MH17便は、この時に限って危険な上空を飛行する航路を取ったのでしょうか。


既に削除されていますが、マレーシア航空側はウクライナのキエフ航空交通管制塔から当日の領空内高度を


平素の航空計画書より低い高度で飛行するよう指示を受けていたとプレスリリースしていたそうです。


更に真偽の程は定かでは無いですが、コチラの記事ではパイロットと交通管制塔の音声記録が、ウクライナ当局により没収されていると伝えています。


何ともきな臭いです。。


何れにせよ、この不可解な航路変更が仇となり、乗員乗客が全員お亡くなりになるという惨劇に繋がります。


そして当時の記事によれば、事故の早い段階から米国のバイデン副大統領やウクライナのポロシェンコ大統領が揃って「事故ではなく撃墜だ」と述べ


ロシア製のブーク防空システムが使用されたのだと非難し、具体的かつ断定的な発言を行っていたと伝えていました。




当然ながら、共犯とされたロシアや親ロシアの反政府軍は物的証拠が無い事を理由に反論を唱えます。


逆にウクライナ軍の対空ミサイルバッテリーからの放射線レーダーをロシア軍が検出していると発表し、ウクライナ軍による犯行を主張。


反政府勢力「ドネツク人民共和国」の指導者はウクライナ空軍のジェット戦闘機が撃墜したと指摘したのです。




両者の主張が食い違う中で、1番多くの犠牲者を出したオランダに事故の調査が託される事になります。



(出典:Wikipedia)



そして、オランダ安全委員会(DSB)とオランダ主導の合同国際調査団(JIT)は、マレーシア航空機を撃墜したのが地対空ミサイルであり



それは、ロシア軍第53高射砲ミサイル旅団に属していたものと特定したのでした。



コチラの記事 



つまり、親ロシアの反政府軍が民間機を誤射したのだと断罪したのです。



ただ、記事中にもありますが、ロシア側はウクライナの情報のみに基づいた調査の先入観を繰り返し指摘。



ロシア外務省によれば、合同国際調査団に対しロシアは当初共同作業を提案、証拠の提出にも言及したが、調査団はロシアの参加を完全に拒否したと言います。



そして、2019年6月には合同国際調査団により4人の容疑者に対して国際逮捕状を発行。



(出典:USAtoday)


4人は反政府勢力の「ドネツク人民共和国」指導者であり、元ロシア諜報大佐であった同共和国防衛大臣を含みます。



参考記事 



この報道に対し、当時のマレーシア首相であったマハティール氏が興味深い発言をしていました。



コチラの記事 



「この件は最初から、いかにロシアの犯行として非難するかという政治問題になった。今のところ証拠は無く伝聞情報しかない。」と語っています。



この発言は物議を醸し、外交論争に発展しましたが、次の記事を読むと当事国であるマレーシアが調査から疎外されていた事実が浮き彫りになるのです。





マレーシアは他の欧米諸国と共に合同国際調査団の一員ですが、当時の駐オランダ大使であったファウジア氏は刑事的調査から遠ざけられていたと言及。



(出典:Asia Times   ファウジア氏)


そして、今回の事件は犠牲者を利用した地政学的ゲームであると批判しているのです。


審議は今もオランダの裁判所で続けられ、公聴会が今年11月に開催される予定だと次の記事で報じていました。




ウクライナを取り込んだ欧米諸国側の主張が正しいのか、ロシア側が正しいのか私にはわかりません。



ただ、この事件によりロシアへの経済制裁・包囲網は更に強化され、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)入りが傾斜していったのは間違いないでしょう。



そして現実問題、お膝元の黒海にてNATOの大規模な軍事演習「See breeze 2021」が今年6月28日から7月10日にかけて実施されています。



過去最多となる32カ国約5,000名の軍隊が参加し、英国駆逐艦がロシアの国境を侵犯する挑発行為とも取れる行動を取りました。



参考記事 



第三次世界大戦を引き起こしたいのでしょうか。



両サイドのマッチポンプかもしれませんが、この軍事演習に日本が参加している事を私達は忘れてはならないと思います。



その他、「マレーシア航空17便撃墜事件」には多くの疑問点がありますが、以下リンクでは海外ニュースを引用しつつ驚くべき内容を掲載していました。



コチラの注目ブログ 



詳細はブログを見て頂くとして、一部の内容を以下に抜粋します。



・キエフ国際空港に勤務していたスペイン人管制官が、事件当日に分単位でTwitterに投稿。


ウクライナによる謀略だと告発するものだったが、その後Twitterは閉鎖された。


リンクの海外ニュースによれば、キエフ政権により家族への殺害を脅迫され、彼は国外へ強制送還になったと伝えている。



・墜落現場に残されていた不自然な落下物の存在。




これについては、私が見た記事でも落下物のパスポートの中に、何故か期限切れでハサミが入れられているものが含まれていると話題になっていました。



出典の記事 




・墜落したMH17便は、3月に失踪したMH370便の可能性がある。



両事件ともにボーイング777機でしたが、墜落現場に残された破片の窓の位置が失踪した機器のものに酷似しているようです。


俄に信じ難いですが、関連があるとしたらとんでもない事になります。




私には、この事件が「9.11同時多発テロ事件」や「日航機ジャンボ墜落事故」のように何者かが計画的に仕組んだ謀略のように思えてなりません。






しかも、目的は一つでなく複合的なものである可能性が高いと見ています。


「マレーシア航空17便撃墜事件」が引き起こされた背景の1つは、乗客の中にメルボルンで開催が予定されていた


「第20回国際エイズ会議」の出席者が約100名も搭乗していた事と無関係では無い気がするのです。





そうした事を、新型コロナによりパンデミックが形成され、各国が強制接種の方向へ舵を切りつつあるワクチン騒動の渦中に思ったのでした。





犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。


ご覧頂き有難うございました!




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